最終更新:2003.02.02

◆ 試作版の作り方 1

販売終了


試作版の作り方 1

今回の記事は、試作版の作り方です。

私は、ボードゲーム界隈に深く関わっていきたいと思っているので、共有できる情報や知識はなるべくオープンにしていきたいと思っています。

というか、他人がやらない、それらの情報をまとめて公開するのは私の役目だろうと思っています。豊富な資金があるわけでもなく、何らかのコネがあるわけでもないので、仕事でコミュニティに貢献するぐらいしか私にできることはありません。

というわけで、自作ゲームを作るのに役立つであろう、試作版の作り方を、何回かに渡って紹介していこうと思います。

(※ 後、この文章を書いている時点で、写真を撮ったバージョンは数バージョン古い物になってしまいました。完成版とは若干デザインが違うことを御了承下さい)

● 旧コンポーネント

まずは、「スペース・ステーション」の前バージョンになる「港の利権」のコンポーネントの紹介です。


旧コンポーネント
火山島が舞台

旧コンポーネントの構成は、以下の通りです。

  • カード
  • タイル
  • お金

このコンポーネントを完全にリニューアルして、「スペース・ステーション」に相応しいデザインに全部やり変えます。かなりの大仕事です。絵も全部描きなおしです。

新コンポーネントでは、これに加えて、カウンター・ボードが増えることになります。

● 開発環境

パソコンとタブレットで絵を描き、プリンターでプリントアウトして作成しています。

パソコンの環境は、CPU1.7GHz、メモリー256MB、WACOMのIntuos Graphics Tablet、iiyamaの17インチディスプレイです。メモリーがちょっと足りないので、今後1GB以上にしたい所です。

絵は、人工物をIllustratorのパスで描き、自然物はPhotoshopとタブレットで描いています。


デスクトップ周り
ストップ・ウォッチで、作業時間を
計測しながら仕事をしている

プリンターは、EPSONのPM-700Cです。今となっては古い型です。今後、プリント速度が速く、縁なし印刷ができる型のプリンターが欲しい所です。また、EPSONのプリンターは、青~緑の色の再現性能が低いので、これをどうするかも今後の課題です。人間を描く時の肌の再現性能はいいのですが。


ラックにスキャナと
プリンターを載せている

そして、プリントアウトする紙は、EPSON純正のスーパーファイン専用紙、ITO-YAのHYPER LASER COPY(両面印刷対応 250g/m2)の2種類を使っています。

HYPER LASER COPYは、カードを作る時に、そのまま両面印刷ができるので便利です。うちの近くでは、1番分厚いプリンター用紙でした。


左がEPSON純正のスーパーファイン専用紙
右がITO-YAのHYPER LASER COPY

● お金を作る

まずは、お金からです。旧バージョンから、デザインを現代的な物に変更しました。クロクロ札として、今後のゲームにも共通で使う予定のデザインです。


テスト・プレイでは、1クロ、2クロ、
10クロなどの愛称で呼ばれているお札。
真中のロゴ以外はIllustratorで作っています。

これをシート状に並べてコピー用紙に印刷し、ディスクカッターで裁断します。ディスクカッターは、定規と、回転する刃が組み合わさった、紙を切るための道具です。コピー用紙5枚程度まではきれいにまっすぐ切ることができるます。便利な道具です。

使い方は簡単です。台と定規の間に紙を挟みます。台と定規はちょうつがいで組み合わさっているので、はさむのは簡単です。

私が購入したものは、台と定規の間に磁石がついていてパチっと止まるようになっているのですが、紙の位置の微調整をするのに邪魔だったので、磁石を取り除いて使用しています。

紙を挟んだ後、カッター部分(下写真の緑色の部分)を押さえながら下に動かすと、紙がまっすぐ切れます。

紙を切る機会が多い人は、買っておいて損はない道具です。

次回に続く





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