[ シュナッペン・ジャグド ]
[ SCHNA"PPCHEN JAGD ]


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●概要:
 同じ電化製品を集めて得点を競え。

 塵も積もれば山となる。

 トリック・テーキング系のゲームに、リサイクルという新要素を入れた楽しいカードゲーム

 ゴミだと思っていたカードの山が、いつのまにか宝の山になる不思議なゲームです。

●デザイン:
 1998年QUEEN GAMES社製。Uwe Rosenberg氏デザイン。

 謎の電化製品の絵が楽しげな、軽快なカードゲームです。



●データ:
分類  :  アナログ >> カードゲーム
国籍  :  ドイツ
最適プレイヤー人数  :  3~4人
プレイ時間  :  1時間

参考Webサイト :
  Nagoya EJF >> Nagoya EJF Game Index
      >> Nagoya EJF Game シュナッペン・ジャグド
http://ejf.cside.ne.jp/review/schnappechenjagd.html


●ゲームの紹介:
 このゲームの目的は、ゲーム終了時点でより多くの得点を集めることです。

 ゲームの進行は、トランプなどでお馴染みのトリック・テーキング系のゲームと同じです。

 トリック・テーキング系のゲームでは、プレイヤーは1枚ずつカードを場に出していき、最も強いカードを出したプレイヤーが場のカードを総取りします。

 そして、目指すカードを集めていくというのがトリック・テーキング系のゲームの特徴です。

 トリック・テーキング系のゲームには、ナポレオンなどのゲームがあります。

 「シュナッペン・ジャグド」でも、これらのトリック・テーキング系のゲームと同じように、自分の持っている強いカードで場のカードを狩り、自分の目指すカードを集めていきます。

 それでは、このゲームの「得点体系」と、一番の特徴である「リサイクル」のルールについて説明していきます。



  • 「得点体系」について

     このゲームの得点には、「プラスの得点」「マイナスの得点」があります。

     「シュナッペン・ジャグド」はトリック・テーキング系のゲームなので、得点になる特定のカードがあります。

     この得点になるカードは、プレイヤーの手前に表向きに置かれているカードと同じ数字のカードです。

     同じ数字のカードを得るたびに「+1点」の得点が入っていきます。

     つまり、自分の得点できるカードを集めれば集めるほど得点が増えていくわけです(^o^

     しかし、話しはこんなにうまくありません。

     目的のカードを集めるためには、他の要らない数字のカードも取らないといけません。

     この要らないカードは、そのまま1枚につき「-1点」の減点になります(T_T

     つまり、自分の得点を上げようとすればするほど、「マイナス得点」が増えていくのです。

     自分が欲しくないタイミングでも、無理やりカードを取らされることもあります。

     気づくと莫大な「マイナス得点」がたまっていくことになります。

     これじゃあゲームにならないって?

     大丈夫です。そのために「リサイクル」のルールがあります。



  • 「リサイクル」について

     たまりたまったマイナスの「ゴミ」カードの山。

     でも嘆く必要はありません。

     この「ゴミの山」「宝の山」でもあるのです。

     溜まった「ゴミ」カードの山に、同じ数字のカードが4枚以上あれば、そのマイナスカードを捨て、「合計枚数-3枚」(3人プレイ時/4人プレイ時は-2枚)を得点として加えていくことができるのです。

     この「ゴミの山」のカードは他のプレイヤーから隠して持っておきます。

     そのため、他のプレイヤーに気づかれない内に、「ごみの山」「宝の山」に化けさせることができるのです。

     この「リサイクル」のタイミングは計7回。6回のターンの終了時と、ゲーム終了時におこなうことができます(3人プレイ時/4人プレイ時は4回のターン終了時とゲーム終了時)。

     「マイナス得点」をため込んで、負けていると思わせておいて一気に逆転!と爽快なゲーム展開を楽しむことができます。


    ※ ドイツ語の辞書を見ると、発音は「シュナッペン・ヤークト」と載っていました。

     日本では「シュナッペン・ジャグド」の読みで出まわっているので、「シュナッペン・ジャグド」で統一しました。

     意味は「シュナッペン」が引っつかみ合い、「ヤークト」が狩猟でした。


  • ●ゲームの流れ:
  • 序盤戦

     作戦は2つです。マイナスカードを抑えて取るか、後半戦のリサイクルに向けてとにかくマイナスカードをかき集めるかです。

     なるべく同じ数字のマイナスカードを集めておくと、後々楽になります。

  • 中盤戦

     なるべく無駄なマイナスカードを取らないようにしつつ、着実に点数を伸ばしていきます。

  • 終盤戦

     ゲーム終了時にマイナスカードが残り過ぎないように、うまくカードを整理して勝利を目指します。

     たいてい、ゲーム終了時にはプラス得点になっています。





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