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02/09

PCソフト
めもりーくりーなー 3.103 今回はバグ修正のみです。 [ 詳細 ]


02/05

PCソフト
もふもふ スクリーンセーバー 1.00 もふもふ検索のスクリーンセーバー版です。ブラウザからの動作確認もできます。 [ 詳細 ]


02/03

【 お仕事 】CodeZine マンガ
「創活ノート」 -> 第10話「利害の対立」 [ 詳細 ]


12/31




ブログ

2010/02/09 (火)


[PCソフト] めもりーくりーなー 3.103
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[PCソフト] めもりーくりーなー 3.103

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2010/02/09(火) 23:17:30
今回は、細かなバグ対応です。
2009年の別枠アニメ他
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2009年の別枠アニメ他

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2010/02/09(火) 21:46:59
■ 2009年の別枠アニメ他

 2009年に部屋で食事中などに見た、アニメや番組のまとめです。

 今年は、NHK高校講座にはまり、世界史、日本史と、ずっと歴史を見ていました。現在は歴史は終わって、数学を見ています。

 というわけで、去年に見た作品の一覧と感想です。



2009.01.08 ケメコデラックス!第11話
2009.02.03 ベルセルク 第1話
2009.02.03 ベルセルク 第2話
2009.02.06 ベルセルク 第3話
2009.02.10 ベルセルク 第4話
2009.02.12 ベルセルク 第5話
2009.02.13 ベルセルク 第6話
2009.02.13 ベルセルク 第7話
2009.02.10 ベルセルク 第8話
2009.02.23 ベルセルク 第9話
2009.02.24 ベルセルク 第10話
2009.02.25 ベルセルク 第11話
2009.02.26 ベルセルク 第12話
2009.03.04 ベルセルク 第13話
2009.03.04 ベルセルク 第14話
2009.03.07 ベルセルク 第15話
2009.03.10 ベルセルク 第16話
2009.03.10 ベルセルク 第17話
2009.03.10 ベルセルク 第18話
2009.03.18 ベルセルク 第19話
2009.03.23 ベルセルク 第20話
2009.03.25 ベルセルク 第21話
2009.03.25 ベルセルク 第22話
2009.03.29 ベルセルク 第23話
2009.03.29 ベルセルク 第24話
2009.05.08 NHK高校講座 世界史 第1回 帝国・王国・共和国 〜世界史の中の国家〜
2009.05.08 NHK高校講座 世界史 第2回 オリエントとギリシア
2009.05.11 NHK高校講座 世界史 第3回 ローマ帝国 〜平和とそのかげり〜
2009.05.14 NHK高校講座 世界史 第4回 古代インド 〜仏教とアショーカ王〜
2009.05.15 NHK高校講座 世界史 第5回 東南アジア世界の形成 〜海を渡ったラーマーヤナ〜
2009.05.18 NHK高校講座 世界史 第6回 中国文明 〜殷墟から始皇帝陵へ〜
2009.05.19 NHK高校講座 世界史 第7回 漢帝国の皇帝 〜劉邦から武帝へ〜
2009.05.20 NHK高校講座 世界史 第8回 隋唐帝国を訪れた日本人
2009.06.19 NHK高校講座 世界史 第9回 イスラーム世界の成立
2009.06.25 NHK高校講座 世界史 第10回 アフリカ史(1) 〜人類誕生からイスラームの伝播まで〜
2009.06.30 NHK高校講座 世界史 第11回 ビザンツ帝国
2009.07.14 NHK高校講座 世界史 第12回 西ヨーロッパ世界の成立 〜教皇と皇帝〜
2009.07.15 NHK高校講座 世界史 第13回 十字軍の時代 〜異文化の衝突と交流〜
2009.07.16 NHK高校講座 世界史 第14回 古代・中世の朝鮮半島 〜花開く仏教文化〜
2009.07.17 NHK高校講座 世界史 第15回 モンゴル帝国から明朝へ 〜鄭和の生涯〜
2009.07.19 NHK高校講座 世界史 第16回 17世紀の東アジア 〜鄭成功の生涯〜
2009.07.19 NHK高校講座 古典 第20回 万葉集 柿本人麻呂 額田王他 (1)
2009.07.19 NHK高校講座 古典 第21回 万葉集 柿本人麻呂 額田王他 (2)
2009.07.19 NHK高校講座 古典 第22回 古今和歌集 仮名序 紀貫之他 (1)
2009.07.19 NHK高校講座 古典 第23回 古今和歌集 仮名序 紀貫之他 (2)
2009.07.19 NHK高校講座 古典 第24回 新古今和歌集 定家 後鳥羽院他
2009.07.20 NHK高校講座 世界史 第17回 近世の朝鮮王朝 〜両班と朱子学〜
2009.07.23 NHK高校講座 世界史 第18回 イスラーム国家の繁栄 〜カイロ・イスファハーン・イスタンブル〜
2009.07.24 NHK高校講座 世界史 第19回 大航海時代 〜アメリカ大陸との出会い〜
2009.07.29 NHK高校講座 世界史 第20回 ルネサンスと宗教改革 〜エラスムスとルター〜
2009.07.31 NHK高校講座 世界史 第21回 近世ヨーロッパの諸国家 〜絶対主義と啓蒙〜
2009.08.03 NHK高校講座 世界史 第22回 ムガル帝国 〜インドの繁栄と植民地化〜
2009.08.07 NHK高校講座 世界史 第23回 ロシア帝国 〜18-19世紀の東ヨーロッパ〜
2009.08.07 NHK高校講座 世界史 第24回 アメリカの独立とフランス革命 〜大西洋革命の時代〜
2009.08.07 NHK高校講座 世界史 第25回 ラテンアメリカ諸国の独立 〜西洋と非西洋のあいだで〜
2009.08.07 NHK高校講座 世界史 第26回 19世紀ヨーロッパと国民国家 〜プロイセンとフランスの場合〜
2009.08.07 NHK高校講座 世界史 第27回 産業革命と働く人々 〜19世紀ヨーロッパの社会変容〜
2009.08.14 NHK高校講座 世界史 第28回 アメリカ合衆国の発展 〜西部開拓と工業化〜
2009.08.17 NHK高校講座 世界史 第29回 19世紀の東アジア 〜李鴻章の生涯〜
2009.08.24 NHK高校講座 世界史 第30回 アフリカ史(2) 近世・近代 〜奴隷貿易から植民地支配まで〜
2009.08.24 NHK高校講座 世界史 第31回 第一次世界大戦とロシア革命 〜社会主義国家の登場〜
2009.08.26 NHK高校講座 世界史 第32回 トルコ革命とパレスティナ分割 〜第一次大戦後の中東〜
2009.08.31 NHK高校講座 世界史 第33回 革命の世紀と中国 〜毛沢東の生涯〜
2009.08.31 NHK高校講座 世界史 第34回 第二次世界大戦 〜パクス・アメリカーナへの道〜
2009.09.01 NHK高校講座 世界史 第35回 南アジアの独立 〜インド、パキスタン、バングラデシュ〜
2009.09.02 NHK高校講座 世界史 第36回 朝鮮半島の20世紀 〜開国から南北分断へ〜
2009.09.03 NHK高校講座 世界史 第37回 冷戦の時代
2009.09.04 NHK高校講座 世界史 第38回 ラテンアメリカとアメリカ合衆国 〜南北問題の20世紀〜
2009.09.09 NHK高校講座 世界史 第39回 アフリカ史 (3) 現代 〜独立から現在まで〜
2009.09.10 NHK高校講座 世界史 第40回 21世紀の課題
2009.09.11 NHK高校講座 日本史 第1回 日本のあけぼの 〜旧石器時代と環境〜
2009.09.16 NHK高校講座 日本史 第2回 縄文時代 〜自然の恵みと交易〜
2009.09.18 NHK高校講座 日本史 第3回 弥生時代 〜稲作・金属器と小国家〜
2009.09.19 NHK高校講座 日本史 第4回 古墳時代 〜前方後円墳とヤマト王権〜
2009.09.20 NHK高校講座 日本史 第5回 飛鳥時代 〜東アジア世界と古代日本〜
2009.09.22 NHK高校講座 日本史 第6回 律令国家 〜奈良時代の都と地方〜
2009.09.24 NHK高校講座 日本史 第7回 平安京の成立 〜桓武天皇のめざしたもの〜
2009.10.02 NHK高校講座 日本史 第8回 藤原氏の繁栄 〜摂関政治と国風文化〜
2009.10.05 NHK高校講座 日本史 第9回 源氏と平氏 〜成長する武士団〜
2009.10.05 NHK高校講座 日本史 第10回 院政 〜中世へのあゆみ〜
2009.10.07 NHK高校講座 日本史 第11回 鎌倉幕府 〜武士政権の成立と展開〜
2009.10.13 NHK高校講座 日本史 第12回 鎌倉時代の荘園 〜拡大する地頭の支配〜
2009.10.15 NHK高校講座 日本史 第13回 蒙古襲来と南北朝 〜動乱の時代〜
2009.10.16 NHK高校講座 日本史 第14回 室町幕府と東アジア 〜「日本国王」義満〜
2009.10.19 NHK高校講座 日本史 第15回 一揆と下剋上 〜惣村の自治〜
2009.10.21 NHK高校講座 日本史 第16回 中世の文化 〜内乱期の宗教と文芸〜
2009.10.22 NHK高校講座 日本史 第17回 戦国大名 〜合戦と領国経営〜
2009.10.23 NHK高校講座 日本史 第18回 信長の天下統一策 〜「天下布武」に向けて〜
2009.10.26 NHK高校講座 日本史 第19回 太閤検地と刀狩 〜豊臣政権の政策〜
2009.11.06 NHK高校講座 日本史 第20回 江戸幕府の成立 〜長期政権の土台〜
2009.11.10 NHK高校講座 日本史 第21回 「鎖国」の実態 〜江戸時代の海外交流〜
2009.11.11 NHK高校講座 日本史 第22回 村と町 〜民衆の暮らし〜
2009.11.12 NHK高校講座 日本史 第23回 「幕政改革」を見直す 〜田沼意次とその時代〜
2009.11.18 NHK高校講座 日本史 第24回 一揆と打ちこわし 〜民衆の行動と論理〜
2009.11.19 NHK高校講座 日本史 第25回 藩政改革 〜雄藩の台頭〜
2009.11.20 逆境無頼カイジ 第15話 天空
2009.11.30 NHK高校講座 日本史 第26回 開国 〜幕末の動乱〜
2009.12.03 NHK高校講座 日本史 第27回 明治維新 〜士族のゆくえ〜
2009.12.10 NHK高校講座 日本史 第28回 自由民権運動 〜民衆と私擬憲法〜
2009.12.11 NHK高校講座 日本史 第29回 松方財政 〜農村の変貌と産業の発展〜
2009.12.15 NHK高校講座 日本史 第30回 大日本帝国憲法 〜初めての選挙と議会〜
2009.12.19 NHK高校講座 日本史 第31回 日清戦争 〜中国観の変化〜
2009.12.24 NHK高校講座 日本史 第32回 蝦夷地から北海道へ 〜明治国家とアイヌ〜
2009.12.28 NHK高校講座 日本史 第33回 琉球から沖縄へ 〜琉球王国の終末〜
2009.12.30 NHK高校講座 日本史 第34回 日露戦争 〜韓国併合への道〜
2009.12.31 NHK高校講座 日本史 第35回 第一次世界大戦 〜協調外交と中国政策〜



● ベルセルク

 マンガもよかったけど、アニメもよかったです。そして、平沢進の音楽がよかったです。

 このアニメ化作品は、「蝕」までの話なのですが、私は蝕までの話が最高だと思っているので、ここまでのアニメ化は正しいと思いました。

 そしてアニメを見て思ったのは「マンガは絵に圧倒されて忘れていたけど、物語が素晴らしい」ということです。

 マンガは、読み手が時間軸のコントロールを握っているので、マンガ家側から余韻を持たせるのが難しいです。

 しかしアニメは、時間軸のコントロールを作り手側が握っており、音楽を付けられるので、感動的なシーンを非常に情緒的に盛り上げることが可能です。

 その「盛り上げるシーン」が要所々々に入っており、そのことで、この作品が、どこに情緒を持っていたのかを再発見することができました。

 この「ベルセルク」という作品は、「ハードなファンタジー世界での、超絶剣豪+超絶指揮官の戦争物語」だという印象で記憶していたのですが、実は「物凄い正統派の少年成長譚」なのだと再認識できました。

「ベルセルク」で最も心が震えるのは、戦争でも戦闘でもなく、「ガッツという少年が、グリフィスとの出会いで自我に目覚め、自分は何者なのかを探し、自我を確立していく過程」の部分です。

 多くの人間が、高校生から大学生の頃に経る心の過程が、この作品では見事に描かれています。

 そして、この成長譚と表裏一体で入っているのが、「グリフィスという、世間から一段高いところで自我を持っていた人間が、挫折と絶望で自我を崩壊させていく過程」です。

 この二つの「自我の物語」が交差する。それこそが、この作品の根底にある魅力なのだと、今回のアニメで再認識しました。

 アニメで最も震えたのは、戦勝パーティーで、ガッツがグリフィスの話をたまたま聞いてしまうくだりです。

 そこでガッツは、自分がグリフィスの横に「友」として並ぶためには、自分自身の夢を持つ必要があることに気付きます。そして、今までの自分に「自我」というものがなかったことに気が付きます。

 その後かなり経ってから、ガッツは仲間に「お前はグリフィスじゃねえ。お前はグリフィスにはなれねえ」と罵倒されます。

 そういった、「自分がなりたい何かのために、自分が何者なのかを考え、他人の価値基準ではなく自分の価値基準で、自分自身を変えていく過程」こそが、自我の確立なのだと思います。

 この、根底の部分があるために、「ベルセルク」という作品は、単なる「ファンタジーを模した何か」ではなく、「普遍的な作品」になっているのだと思いました。



● NHK高校講座 世界史

 全四十回で、世界の歴史をおさらいします。日本史と同じ時間で世界史をしなければいけないので、かなり詰め詰めの印象でした。

 何気に、ナビゲーターの女の子が可愛かったのがポイントが高かったです。

 あと、それぞれの専門分野の大学の教授が出てきて話をしてくれるのですが、人によって話の上手さの差が甚だしかったです。

「この先生は、大学でも人気が高いだろう」と思う人もいれば、「この先生は、たった三十分聞いただけでもむかつくな」(話が下手で、さらに明らかに学生を見下している)と思う人もいました。

 意外だったのは、アフリカ史に割いている時間がかなり多かったことです。自分が学生時代の印象だと、こんなにアフリカの話は出てこなかったと思いましたので。

 あと、さすがに二十年近くぶりに世界史の復習をすると、いろいろと学説が変わっているんだなと思いました。絶対王政の辺りとか、そもそも歴史の捉え方が変わっていると説明がありましたし。

 少なくとも、十年に一度ぐらいはおさらいしないと駄目だなと思いました。



● NHK高校講座 日本史

 世界史の後は日本史を見ました。

 日本史は、世界史よりもゆるゆるの印象でした。まあ、内容は世界史よりも少ないですし。

 また、世界史では大学の先生が色々と出てきたのですが、日本史は高校の先生が中心になって授業をしていました。これもちょっと残念でした。

 内容的には、「事例」が多かった印象です。最初の方は、実験をしたり、途中からは、実際の文献から実情を見たりということをしていました。印象的には「個別例」という感じでした。個人的には、もう少しつっこんだ内容が欲しかったなと思いました。



● NHK高校講座 古典

 ラジオ講座ということで、音声のみでした。テキストを見ながら聞きました。(テキストはネットにアップされています)

 全部は聞かずに、三大和歌集のみ聞きました。2009年はちょうど三大和歌集を読んでいたので、その勉強をNHK高校講座でもするのが目的でした。

 それぞれの歌の作歌の状況などの解説があり、「こういった状況だったのか」と参考になりました。



 というわけで、去年はベルセルク、世界史、日本史、古典という感じでした。

 一昨年まで見ていたGYAOをほとんど見なくなったのは、2009年の半ばにYahoo!に買収されて、とたんに使いにくくなったからです。
[DVD] 「ミルク」感想
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[DVD] 「ミルク」感想

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2010/02/09(火) 21:39:02
ミルク
 映画「ミルク」のDVDを、一月上旬に見ました。

 2008年の映画で、監督はガス・ヴァン・サント、脚本はダスティン・ランス・ブラック、主演はショーン・ペンです。

 なかなか面白かったです。



● ハーヴィー・ミルク

 アメリカで初めて、自らゲイであることを明らかにして、選挙で選ばれた公職者です。二回落選して、三回目にサンフランシスコ市の市政執行委員に当選しました。

 選挙のたびに支持者を広げていっての当選ですが、映画で描かれているところでは、三回目の選挙の前に、選挙区の区画整理が行われて、大選挙区制から小選挙区制に切り換わったのが大きかったようです。

 つまり、自分の支持者たちだけの小さなエリアで、選挙を戦えばよくなったわけです。

 映画を見ている限り、ミルクはぶれもあれば、コミュニケーションに失敗したりもします。そのせいで、同じ市政執行委員のダン・ホワイトによって殺されます。

 映画では、「そういったことをしたら、恨みを買うだろう」といったような、ミルクがホワイトの気持ちを考えないで行動してしまうシーンがあります。

 まあ、人間なので、全てがパーフェクトなわけではないです。そこが人間らしさで、虚像ではない実像なのだと思いました。



● ショーン・ペンの演技

 仕草や表情の端々まで、生粋のゲイに見えました。そんなにゲイについては知りませんが、素人の私でも「ゲイだよな」と思える人物造形になっていました。

 この映画は、実家で父親とともに見ました。父親は仕事中にラジオをよく聞いているのですが、福岡のラジオでは、映画評論家のおすぎが多くの番組を持っています。

 そのラジオで父親が聞いたという、「おすぎの『ミルク』評」が、なるほどと思いました。

 おすぎいわく「ミルクを演じているショーン・ペンは、非常にキュート」だそうです。

 ゲイの人から見て「非常にキュート」に見えるということは、素人から見て「ゲイに見える」という以上に「キュートなゲイのサイン」を発しているんだろうなと思いました。

 さすがに私では、そのゲイの演技がキュートなのか、そうでないのかまでは分りません。

 そういった、普通の人に見えないサインまでも演技として出来ているんだと分り、凄いなと思いました。



● マイノリティ

 ハーヴィー・ミルクは、ゲイの活動家ですが、その活動は「ゲイのみ」のための活動ではなく「ゲイを含むマイノリティ」のための活動だったようです。

 そういった部分が強調されているのが、映画の途中で、選挙スタッフが選挙事務所に、レズビアンの選挙参謀を連れてきて、ミルクが受け入れるシーンなのかなと思いました。

 実際問題として、弾圧されたり、抑圧されたり、権利が制限されているマイノリティは、団結しなければマジョリティとは戦えません。

 マジョリティは、相手が自分とは違う思想や習慣を持っていることで、社会から排除しようとします。

 こういった問題は、マイノリティ側が声を上げない限り、マジョリティは気付きません。なので、団結して声を上げることは非常に大切だと思います。

 しかし、団結には核となる人物が必要です。普通の人は、自分の生活を持っています。核になるためには、その生活を犠牲にする必要があります。そして、核となった人物は、マジョリティからの攻撃の矢面に立たなければならなくなります。

 団結の難しさは、こういった核となる人物に、誰がなるのかといった部分にあると思います。

 ミルクは凄い人物だったけど、いつの時代にもミルクが現れるわけではないですので。



● 今まさに日本で起こっていること

 映画では、ミルクたちは、ゲイたちを教職から追放する法律と戦います。法律で、人の思想や表現を制限しようとすることは、自己の思想で他者を統一しようとする、独裁や専制政治、全体主義の考え方です。

 これは古い問題ではなく、今まさに日本で起こっている問題です。

 自分にとって価値がない思想や表現を、自分が理解できないからといって弾圧しようとする行為は、人類の敵です。

 相手にナイフを向けるという行為は、自分もナイフを向けられることを前提にしていなければなりません。

 他人の思想や表現を禁止するという行為は、自分の思想や表現も同じように禁止されることが前提でなければなりません。

 他人の本を塗りつぶすのなら、自分が見る全ての文字や映像を塗りつぶすことを前提としなければなりません。

 そういった前提なしに、他人の思想や表現を制限しようとする人は、もう一度小学校から勉強をやり直した方がよいです。過去の歴史から何も学んでこなかったということですので。

 そういった、現在日本で始まっている弾圧のことを考えながら、私はこの映画を見ました。



● 粗筋

 以下、粗筋です(終盤まで書いています。歴史的な事実なので、特にネタバレなど気にせず書きます)。

 主人公はハーヴィー・ミルク。彼は真面目な銀行員で、ゲイであることを隠していた。彼は三十九歳の最後の夜に、新しい恋人を見つける。

 主人公は退職して、恋人とともにサンフランシスコに移る。そこはゲイが多くいる町だったが、警察や周辺住人たちからの弾圧もあった。

 その場所で彼は、徐々にゲイ・コミュニティの中心人物になっていく。そして、ゲイの権利を守るために、公職に就くことを決心する。

 彼は二度選挙に落ち、三度目で当選する。

 だが、政治に打ち込みすぎる彼の許を、恋人は去っていく。そして主人公は、新しい恋人を作る。

 公職に就いた主人公は、派手な発言で注目を集めながら、様々な政治活動を展開していく。世間では、ゲイを教職から追放する法律が通されるなど、逆風が吹いている。

 主人公の活動は徐々に実を結びだす。しかし、同じ市政執行委員との感情のこじれが、災いを呼び寄せる。ことあるごとに対立した末、その市政執行委員は辞職する。そして彼は銃を持ち、市庁舎へとやって来る……。

2010/02/08 (月)


2009年の映画
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2009年の映画

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2010/02/08(月) 21:22:17
■ 2009年の映画

 2009年の映画のまとめです。演劇も若干入っています。109本なので、ここ数年徐々に減っていますね。まあ、徐々に馬力が落ちてくるのは、仕方がないかなと思います。

 以下、過去数年の履歴です。

・2005年 80本
・2006年 173本
・2007年 158本
・2008年 111本
・2009年 109本

 今年は、130本以上は見たいですね。



 以下、2009年に見た映画です。

 映画の★の評価は下記基準に従います。また、「D」はDVDで観賞したもの、「劇」は劇場で観賞したもの、「N」はネットで観賞したものを意味します。数字は見た日付です。

 基本的に★が一つの作品以外は、普通に楽しんで見ています。★が三以上は注目すべき作品だと思ったものです。★が五のものは、大いに語るべき作品だと思ったものです。

(★☆☆☆☆)面白くなかった
(★★☆☆☆)普通
(★★★☆☆)そこそこ面白かった
★★★★☆)面白かった
★★★★★)極めて面白かった

 映画の感想自体は、今まで散々書いてきたので割愛します。



 あと、毎年書いていますが、評価はあくまでも私個人の感想です。作品の絶対的な評価ではありません。

 私の好みで★を付けているだけなので、★が少ない作品が駄目な作品というわけではありません。

 この情報から分かることは、「私がどういった映画が好きなのか」ということだけです。

 私の感想を読むときに、どういった差分パッチを当てて読めばよいのか、その指針になる情報ということにしか過ぎません。



● 2009年01月(16本/計16本)

03(★★★☆☆) D ダイ・ハード4.0
04(★★★★☆) 劇 WALL・E
05(★☆☆☆☆) D バイオハザードIII
06(★★☆☆☆) D バットマン
09(★★★☆☆) D 大空港
14(★★★☆☆) D ジャッカルの日
15(★☆☆☆☆) D エアポート'75
17(★★★☆☆) 劇 007 慰めの報酬
18(★★★★☆) D プレステージ
19(★★☆☆☆) D 悪魔の赤ちゃん
21(★★☆☆☆) D キンスキー、我が最愛の敵
23(★★★★☆) D カーズ
24(★★★☆☆) 劇 チェ 28歳の革命
25(★★★☆☆) D 華麗なるギャッツビー
27(★★★☆☆) D スケアクロウ
31(★★★★☆) D 極道の妻たち
31(★★☆☆☆) D 日本以外全部沈没

● 2009年02月(11本/計27本)

01(★★★☆☆) 劇 チェ 39歳 別れの手紙
01(★★★☆☆) D 恐怖のメロディ
03(★★★☆☆) D 傷だらけの挽歌
04(★★★☆☆) D 魁!!男塾
06(★★★★☆) D トラ・トラ・トラ!
11(★★★★★) 劇 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
15(★★★☆☆) D 未来惑星ザルドス
16(★★★☆☆) D ひまわり
17(★★★★☆) D ヘアスプレー
19(★★★☆☆) D 暴力脱獄
26(★★★☆☆) D 君のためなら千回でも

● 2009年03月(9本/計36本)

01(★★★☆☆) 劇 チェンジリング
03(★★★☆☆) D ナイト・ウォッチ
07(★★★★☆) D ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)
10(★★★☆☆) D ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン
13(★★★☆☆) D ディスタービア
18(★★★★☆) D アウェイ・フロム・ハー 君を想う
19(★★★☆☆) 劇 ウォッチメン
23(★★★★☆) D 潜水服は蝶の夢を見る
31(★★★☆☆) D ランブルフィッシュ

● 2009年04月(4本/計40本)

12(★★★★☆) 劇 レッド・クリフ PartII
15(★★★☆☆) D その男ゾルバ
24(★★★☆☆) D 捜索者
29(★★★★★) 劇 グラン・トリノ

● 2009年05月(6本/計46本)

01(★★★★☆) 劇 スラムドッグ$ミリオネア
08(★★★☆☆) D 小さな恋のメロディ
13(★★★☆☆) D ロンゲスト・ヤード
17(★★★☆☆) D バッドサンタ
19(★★★☆☆) D 柔道龍虎房
30(★★★☆☆) 劇 夢の中に君がいる

● 2009年06月(7本/計53本)

05(★★★☆☆) 劇 消されたヘッドライン
03(★★★☆☆) D 審判
10(★★★☆☆) D キング・オブ・キングス
17(★★★☆☆) D 気狂いピエロ
21(★★★★☆) 劇 レスラー
28(★★★☆☆) D 素晴らしきヒコーキ野郎
29(★★☆☆☆) 劇 ターミネーター4

● 2009年07月(16本/計69本)

01(★★★☆☆) D シンシナティ・キッド
04(★★★★☆) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
06(★★★☆☆) D 軽蔑
07(★★★★☆) D シューテム・アップ
09(★★★☆☆) D マンハッタン無宿
11(再観賞省略) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
13(★☆☆☆☆) D 野生のエルザ
14(★★★☆☆) D アルフィー
15(★★★★☆) D 武士道残酷物語
16(★★★★★) D インファナル・アフェア
17(★★★☆☆) N グリマーマン
19(★☆☆☆☆) D サンダーバード(THUNDERBIRDS ARE GO)
23(★★★★☆) D 穴(LE TROU)
26(★☆☆☆☆) N メトロポリス
27(★★☆☆☆) D 冷血
30(★★★☆☆) D ミトン、ママ、レター

● 2009年08月(6本/計75本)

02(★★★★☆) D ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
18(★★★☆☆) D ローズマリーの赤ちゃん
24(★★★★☆) D ワイルド・バンチ特別版〜ディレクターズ・カット
27(★★★☆☆) D 探偵物語
30(★★☆☆☆) D 戦争の犬たち
31(★★★☆☆) D 恋はデジャ・ブ

● 2009年09月(7本/計82本)

03(★★☆☆☆) D 我が家の楽園
07(★★★☆☆) D ハワーズ・エンド
09(★★☆☆☆) N ペイルライダー
13(★★☆☆☆) D 26世紀青年
14(★★★☆☆) D 僕らのミライへ逆回転
17(★★★☆☆) D ウォンテッド
28(★★★☆☆) D デイ・ウォッチ

● 2009年10月(12本/計94本)

01(★☆☆☆☆) D サイレント・ランニング
02(★★★☆☆) D エグザイル/絆
04(★★★☆☆) D 街の灯
12(★★★★☆) 劇 シルク・ドゥ・ソレイユ ZED
18(★★★☆☆) D 華麗なる週末
19(★★☆☆☆) D 3人のゴースト
20(★★☆☆☆) D おいしいコーヒーの真実
22(★☆☆☆☆) D いのちの食べかた
26(★★★☆☆) D ゴースト・ワールド
27(★★★★☆) D 駅馬車
28(★★☆☆☆) D 変態村
30(★★★☆☆) D ホステル

● 2009年11月(10本/計104本)

01(★★★★☆) 劇 マイケル・ジャクソン THIS IS IT
07(★★☆☆☆) D ザ・カンニング IQ=0
08(★★★☆☆) D 初体験/リッジモント・ハイ
15(★☆☆☆☆) D イレイザーヘッド
17(★★☆☆☆) D レイジング・ブル
19(再観賞省略) D 風の谷のナウシカ
22(★★★☆☆) 劇 イングロリアス・バスターズ
23(★☆☆☆☆) D ある日どこかで
24(★★★☆☆) D エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々
30(★★★☆☆) D 最前線物語

● 2009年12月(5本/計109本)

01(★★★☆☆) D グロリア
02(再観賞省略) D カリオストロの城
06(★★★☆☆) D ブロンコ・ビリー
07(★☆☆☆☆) D サンゲリア
22(★★★☆☆) D ロング・ライダーズ



 さて、映画についてまとめです。

 まず、2009年の★五つの映画リストです。

★★★★★) 劇 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
★★★★★) 劇 グラン・トリノ
★★★★★) D インファナル・アフェア

 次に、2009年の★四つの映画リストです。

★★★★☆) 劇 WALL・E
★★★★☆) D プレステージ
★★★★☆) D カーズ
★★★★☆) D 極道の妻たち
★★★★☆) D トラ・トラ・トラ!
★★★★☆) D ヘアスプレー
★★★★☆) D ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)
★★★★☆) D アウェイ・フロム・ハー 君を想う
★★★★☆) D 潜水服は蝶の夢を見る
★★★★☆) 劇 レッド・クリフ PartII
★★★★☆) 劇 スラムドッグ$ミリオネア
★★★★☆) 劇 レスラー
★★★★☆) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
★★★★☆) D シューテム・アップ
★★★★☆) D 武士道残酷物語
★★★★☆) D 穴(LE TROU)
★★★★☆) D ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
★★★★☆) D ワイルド・バンチ特別版〜ディレクターズ・カット
★★★★☆) 劇 シルク・ドゥ・ソレイユ ZED
★★★★☆) D 駅馬車
★★★★☆) 劇 マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 かなり私の趣味が入っていると思います。「あの映画が★三止まりなのはなぜ?」という映画がけっこうあると思います。そこらへんは、差をつけるためです。「★三以上の映画」は、基本的に面白い映画です。

 というわけで、以下、少し感想を書いていこうと思います。



● ベンジャミン・バトン 数奇な人生

 美しくも素晴らしいおとぎ話。それに尽きます。

 ここまで「おとぎ話」を描いた映画は、なかなかないです。ちょっと前なら「ビッグ・フィッシュ」(2003年)を思い出しますが、こちらの方が規模が遥かに大きいです。

 見事に、映画の世界に没入させてくれました。



● グラン・トリノ

 もう何というか、公開とともに傑作決定の映画です。

 平易で緩やかで優しくて身近で静かな話なのに、豊かで深くて大きくて普遍的な話です。

 何よりも、イーストウッドの演技と、映画の進行が素晴らしい。今後の教科書になるような作品だと思いました。

 また、映画自体も素晴らしいのですが、イーストウッドという映画人の人生が集約されている点も素晴らしいと思いました。



● インファナル・アフェア

 これも傑作。果てしない緊張と、言いようのない焦燥感と絶望感を味わわせてくれる作品。

 そして、主人公二人の演技が素晴らしかったです。



● WALL・E

 もう、WALL・Eの動きが可愛くて可愛くて。そしてイブの破壊屋ツンデレっぷりもよかったです。



● プレステージ

 映画を見た後に原作も読みました。原作は、この映画の構造の外側に、さらにもう一重仕掛けが施されていて驚きました。

 あと、原作を読んで、「よくここまで換骨奪胎して映画の脚本にしたな」と唸りました。話の筋と部品と魂は同じなのに、全然違う構成になっており、細部にわたって映画用に設定が修正されています。そして、それが成功している。

「脚本の力」というものを考えさせられた作品でした。



● カーズ

 やはり、ピクサーの映画はよいですね。DVD特典で、没になったエピソードにブラックなものが多かったのに驚きました。没にして正解だったと思います。



● 極道の妻たち

 岩下志麻姐さんが格好よすぎます。そして漢です。素晴らしい。惚れます。



● トラ・トラ・トラ!

 戦争映画を語る上で、外せない作品だと思いました。アメリカ映画なのに、真珠湾攻撃をかなり公平に描いていることに驚きました。



● ヘアスプレー

 これはよい映画です。ポップでキュートで楽しいミュージカル映画なのに、実は差別や社会問題などを強烈に主張しています。

 何かを訴える際に、これほどエンターテインメントできれば、勝ちだなと思いました。



● ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)

 セックスとい名の格闘技。恋愛という名の精神戦。ここまで緊張してハラハラする男女の絡みは始めてでした。トニー・レオンと、タン・ウェイの演技が素晴らしかったです。



● アウェイ・フロム・ハー 君を想う

 認知症の妻と、その旦那の話です。もう何と言うか、全身から力を抜き取られるようなガクブルっぷりを味わわせてくれます。ホラーでも何でもないですが、映画は重くて果てしなく怖いです。



● 潜水服は蝶の夢を見る

「ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)」になった、ELLEの元編集長の話。絶望的な話なのに、妙にユーモアに富んでいてよかったです。人生に対する希望を与えてくれるお話です。



● レッド・クリフ PartII

 映画館で大画面で見ることに意味のある娯楽大作。それに尽きます。ジョン・ウーの「俺三国志」が炸裂した映画でした。



● スラムドッグ$ミリオネア

 ご都合主義が何だと言うんだ、面白ければいいんだよ! そう思わせてくれるパワフルな作品。圧倒的なインド・パワーで楽しませてくれました。



● レスラー

 男泣きの映画。役者の人生と、主人公の人生がリンクしています。地べたを這いずる主人公を見ながら、荘厳な気持ちにさせてくれる映画でした。



● ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

「アニメは動いてこそ気持ちよい」と思わせてくれる作品。ともかく、一つ一つの動きが小気味よくて重くて痛そうで快感です。何やかや言われていますが、やはりエヴァは面白いです。



● シューテム・アップ

 90分級アクション映画としては、非常によく出来ている作品。面白かったです。



● 武士道残酷物語

 戦国時代から現代までの、ある日本人一族の被虐の系譜。ぞくぞく来ます。物凄いマゾさを感じさせてくれる映画です。



● 穴(LE TROU)

 脱獄物の傑作。あまりにリアルなのも当然。本当の脱獄囚が監修につき、俳優としても登場しています。緊迫感溢れる映画でした。



● ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

 映像的な快感を味わわせてくれるクライム・サスペンス。監督、才能あるなと思いました。



● ワイルド・バンチ

 サム・ペキンパーの傑作西部劇。アクション・シーンを変えた一作。何と言うか、骨太です。これは凄い。



● シルク・ドゥ・ソレイユ ZED

 人間の肉体の限界って凄いなと思いました。あと、縦方向の上下に、人力だけで動きながら演じるのは、呆気に取られました。想像の斜め上でした。



● 駅馬車

 物凄い密度の濃い西部劇の傑作。でも、時間は99分。素晴らしい。映画の金字塔の一つだと思います。



● マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 マイケル・ファンなので見にいったのですが、素直に凄いと思いました。惜しい人を亡くしました。



 以上で、2009年の映画は終了です。

 別枠アニメ&ドラマについては、次回まとめます。けっこうな量がありましたので。
[映画] 「地下鉄のザジ」感想
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[映画] 「地下鉄のザジ」感想

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2010/02/08(月) 21:15:24
地下鉄のザジ
 映画「地下鉄のザジ」を劇場で、一月の上旬に見ました。

 1960年のフランス映画で、今回見たのは完全修復ニュープリント版。監督・脚本はルイ・マルで、主演はカトリーヌ・ドモンジョ、競演はフィリップ・ノワレです。

 フィリップ・ノワレは、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)の主人公です。

 ヌーヴェルヴァーグ運動の先駆けとなった映画だそうですが、現代の感性では、ちょっと面白いとは思えないなと思いました。

 1/9(土)〜1/22(金)で、横浜のミニシアター「シネマ ジャック&ベティ」でやっているので、映画館で見てきました。

□シネマ・ジャック&ベティ 横浜のミニシアター
http://www.jackandbetty.net/



● 子役ルイ・マルが演じる不思議少女

 この映画を見ようと思った切っ掛けは、ルイ・マルが演じる主人公が非常にかわいかったからです。予告編を見れば分りますが、かなりかわいいです。

□地下鉄のザジ(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=JxTUXPHrFc0

□地下鉄のザジ(公式 重い)
http://www.zaziefilms.com/zazie/

 それで見に行ったのですが、この主人公の女の子が、かなりブラックで驚きました。悪戯好きというのを通り越して、かなり悪人です。平気で物を盗むし。

 時代背景もあると思うのですが、かなり手癖が悪かったです。

 私の勝手な印象としては、このザジは、フランス+不思議少女ということで、後の「アメリ」(2001年)に繋がるのかなと思いました。



● フランスの町と習俗

 フランスの町は、それだけで絵になるなと思いました。ヨーロッパ映画の魅力は、こういったところにあると思います。

 また、映画中印象に残ったのは、主人公たちがムール貝を食べるシーンです。ムール貝は、あんなに大量にパクパクと食べるものなんですね。

 この映画を見た翌日に、ベルギー料理店に行ったら、ムール貝の白ワイン蒸しがメニューの先頭に載っていました。

 ちょうどよい機会だと思い注文すると、バケツに入ったムール貝が出てきました。

 なるほど、こういった料理なんですね。にんにくをよく利かせたアサリの酒蒸しのような料理でした。



● 「トムとジェリー」みたいな、スラップスティックなコメディ

 さて、映画はかなりシュールです。そして、実写なのに、アニメみたいな描写が多いです。

 その表現を見ていて思い出したのは「トムとジェリー」です。

 子供時代、夕方に延々と放送されていた「トムとジェリー」。その表現はテンポが速くて、映像的なマジックに満ちていました。

 この「地下鉄のザジ」は、「トム&ジェリー」を実写化したら、ちょうどこんな感じだろうと思うような表現でした。

 しかし、その表現が効果を上げているかと言うと、だいぶ疑問です。たぶん当時は斬新で面白かったのだと思いますが、現代ではかなりシュールで退屈です。

 ここらへんは、時代によって、観客の蓄積が違うので、仕方がないのだろうなと思いました。



● おじさんの容姿と仕事

 映画では、ザジのおじさんが出てきます。彼の職業が何なのかが、小さなミステリーになっています。

 そのおじさんの容姿なのですが、背が高くて、ちょっとがっしりめのおっさんという感じです。

 そんなに格好良くないと思うのですが、でも映画中では、ハンサム・キャラとして扱われており、女性に異様にもてます。これがかなり違和感がありました。

 当時のフランスでは、ああいった容姿がもてたのかと思いました。

 そのおじさんの職業は、映画の後半で明らかになります。けっこう斜め上の職業です。そして、その仕事をしている時の姿を見たいと思い、かなり期待します。

 こういった小さなミステリーが入っているのは、映画を牽引する上で有用だなと思いました。



● 粗筋

 以下、粗筋です。(だいぶ端折って、中盤の終わりぐらいまで書いています)

 主人公は十歳の女の子。彼女は母親とともにパリにやって来た。母親は、恋人とともに町に消え、少女は母の弟に預けられる。彼女は地下鉄に乗りたいと思っていたが、ストで運行していなかった。彼女は荒れる。

 主人公は、叔父の友人のタクシー運転手とともに、叔父の住むアパートに移動する。そこには寡黙で美人の叔父の妻や、神経症気味の家主、ふわふわした感じのタクシー運転手の恋人などがいた。

 主人公は周囲の目を盗んで、外に遊びに出る。しかし、地下鉄はやはり動いておらず、彼女は途方に暮れる。そんな彼女の前に、謎の男が現れた。

 彼女はその男と食事をして、彼が買った子供向けのジーンズを盗んで帰る。そのことで彼女は、謎の男に追われることになる。

 主人公は、叔父とパリ観光を始める。そして、様々なトラブルが起こる。時間が経ち、叔父は仕事に行かなければならない時間になる。主人公は、叔父の仕事を知らなかった。

 叔父は職場を目指し、はぐれた主人公は彼を追う。そして、様々な人々が、その場所を目指し始める……。



● ザジと言えば……

 個人的には、車田正美の「雷鳴のザジ」を思い出します。

 関係あるのかないのか分りませんが、「ザジ」繋がりということで、書いておきます。

2010/02/06 (土)


2009年の公私
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2009年の公私

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2010/02/06(土) 17:52:40
 2009年のまとめです。

 例年の通り、最初は仕事とか、私事とかのまとめで、後半からは、本の感想を書いていこうと思います。

 というわけで、2009年を振り返っていこうと思います。



■ 2009年のお仕事

 2009年はぼちぼちよかったです。

 以下、去年作ったもののうち、書けるものを列挙していきます。お金になったものも、一銭にもならなかったものもあります。



・2008年末〜2009年春 Android向けゲームを開発

・第1〜2 四半期 外部会社向けのCGI開発

・4〜5月 Android開発本を執筆

・5〜6月 コードジン 新連載の立ち上げ

・5月 「FTPマスク」開発

・6月 「全自動4コマ」ver2.00の開発

・6月 「ツリー・ディクショナリー」開発

・7月 「全自動迷路」開発

・8月 「もふもふ検索」開発

・10月 「新規作成EX」開発

・11月 「新刊・新作カレンダー」の改良

・12月上旬 「オートペディア」ver2.00の開発

・12月下旬 「Twitterクライアント」開発→放置

 その他、水面下で色々とやっています。こうやって書き出してみると、けっこう多く開発していますね。



■ 2009年の大人の社会科見学

 今年も色々と行きました。★は太郎さんと行った「社会科見学」。それ以外は、いろいろと訪れた場所です。

1月 [他] ズーラシア
2月 [他] 日本古武道演舞大会
2月 [★] 日本銀行
4月 [★] 自衛隊広報センター
5月 [他] 湯河原
5月 [★] 自衛隊見学ツアー
7月 [★] 造幣局
8月 [★] 築地&ガンダム
8月 [他] 江ノ島
8月 [他] 麻布十番祭り
9月 [★] 皇居
12月 [★] 東京証券取引所

 実はこの中で一番印象に残っているのは「江ノ島」です。よかったです。

 ちょうど「江戸時代から続いていそうな観光地」という感じで、「千と千尋の神隠し」の湯屋みたいな感じに島全体がなっている印象でした。

 暇と金があれば、あそこでダラダラと過ごしたいと思いました。ああいった雰囲気は大好きです。

 あと、社会科見学ではないですが、スーパー銭湯の「スパ・ガーディッシュ」には、何度も行きました。温泉にマンガ1万冊のスペースが併設されています。

「温泉+マンガ」のコンボは、まだまだ私を楽しませてくれそうです。



■ 2009年の私事

 なんだか、あっと言う間の一年でした。何も達成できていない感が強いです。

 そろそろいい年なので、戦い方をバージョンアップしていかないといけないなと思います。

 あと、何気に人に会っている時間が少なく、また、いつもせかせかしていたので、来年はもっと人に会って、ゆったりとした気分で過ごせるようになりたいと思います。



■ 2009年は「歴史の年」

 さて、去年は、私にとっては「歴史の年」でした。

 まずは、三大和歌集(万葉・古今・新古今)を読みました。そして、NHK高校講座の「世界史」全40回を見て、「日本史」も35回まで見ました。(その後全40回を達成。今は数学を見ています)

 また、音楽の歴史をたどるということで「ロックの歴史」を順にたどりながらYoutubeで楽曲を聴いて、調べ物をして勉強し、それが終わったあと「ジャズの歴史」でも同様のことを行ないました。

「ロックの歴史」は日記にまとめましたが、「ジャズの歴史」はまだまとめていません。でもメモは全て残しているので、そのうち書き起こしたいと思います。

 というわけで、去年一年を一言で表すなら「歴史の年」という感じでした。



■ 2009年の書き物

 毎年恒例の奴です。2009年に書いた文章のまとめです。

 Webのニュースなどの雑文や、メール、プログラムを除いた、2009年に書いたある程度以上のまとまった文章の総計を計算したところ2816KBでした。

 以下は、ここ数年の文章量の履歴です。

・2004年 2184KB  6.0KB/日(原稿用紙7.5枚)
・2005年 2953KB  8.1KB/日(原稿用紙10枚)
・2006年 1653KB  4.5KB/日(原稿用紙5.6枚)
・2007年 3781KB 10.4KB/日(原稿用紙12.9枚)
・2008年 2046KB  5.6KB/日(原稿用紙7.0枚)
・2009年 2816KB  7.7KB/日(原稿用紙9.6枚)

 ここ数年の中では、割と多い方の年でした。でも、あまり多く書いた印象はありません。

 一日の目標アウトプットは30KBなのですが難しいです。日によっては、30KB以上書いている日もあるのですが、毎日そんなに書いているわけではないですので。

 というわけで、いつもの目標「平均秒速1文字の壁、安定した30KB/日」を、今年も目指そうと思います。



■ 2010年の予定

 久しぶりに、マンガを多く描きたいです。

 そのために、いくつか予定しています。

・夏コミに出る。→申込済み。

・人生初のオフセット本を出す(実は一度もない)。

・コミック・スタジオを買う。→買ったので、練習中。

 人生、やりたいことが多すぎて、体が一つでは足りないです。
[DVD] 「ロング・ライダーズ」感想
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[DVD] 「ロング・ライダーズ」感想

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2010/02/06(土) 17:45:48
ロング・ライダーズ
 映画「ロング・ライダーズ」のDVDを十二月下旬に見ました。

 1980年の映画で、監督はウォルター・ヒル。脚本は、ビル・ブライデン他です。

 主人公のジェシー・ジェームズを演じているジェームズ・キーチと、その仲間で兄を演じているステイシー・キーチも、脚本にクレジットされています。そして、この二人が製作総指揮です。

 監督のウォルター・ヒルは、「48時間」(1982年)の監督・脚本でもあるようですね。

 そのうち、プラッド・ピット版のジェシー・ジェームズ「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2007年)も見て、二作の差を楽しもうと思います。



● 兄弟

 この映画ですが、後で調べて知ったのですが、キャストが凄いです。劇中に血縁の兄弟が多く出てくる映画なのですが、配役も実際の兄弟で演じています。

 以下、配役のリストです。

ジェシー・ジェームズ(ジェームズ・キーチ)
フランク・ジェームズ(ステイシー・キーチ)

コール・ヤンガー(デヴィッド・キャラダイン)
ジム・ヤンガー (キース・キャラダイン)
ボブ・ヤンガー (ロバート・キャラダイン)

エド・ミラー (デニス・クエイド)
クレル・ミラー(ランディ・クエイド)

ボブ・フォード   (ニコラス・ゲスト)
チャーリー・フォード(クリストファー・ゲスト)

「だから、どう」というわけではないですが、凄いなと思いました。



● 義賊としての名声

 映画の主人公は、銀行や鉄道を襲う強盗団の首領ジェシー・ジェームズです。彼らは少数精鋭で強盗を行います。

 この強盗団は、民衆には義賊のように迎え入れられています。彼らは地元ではヒーローで、捜査の手が伸びると村人たちは、村ぐるみで彼らを匿います。

 そういった状況になっている背景には、アメリカの南北戦争があります。南北戦争直後の混乱した時代が、「金持ちから金を奪う」彼らを、ヒーローに祭り上げています。

 こういった「ヒーロー像」は、実際の彼らとは違う虚構です。

 この映画では、その「虚構」の存在も描きますが、それはメイン・テーマではなく、あまり表には出てきません。そういった部分は表には出さず、実際の強盗団としての彼らを追っていきます。

 ジェシー・ジェームズという人物は、過去に何度か映画化されているので、この描き方は作品によってだいぶ異なるだろうなと思いました。



● 冷血のジェシー・ジェームズ、熱血のコール・ヤンガー

 映画の主人公はジェシー・ジェームズです。彼は頭が切れ、肝が据わっていて、いつも冷静で寡黙です。

 強盗団にはもう一人、目立つ人物がいます。それが、コール・ヤンガーです。彼は女好きで、すぐにかっとなり、喧嘩も厭いません。

 この二人が、強盗団の両軸になっていました。そして、映画中では「ジェームズ&ヤンガー強盗団」として、指名手配されていました。強盗団の中心は、彼らは二人に連なる兄弟たちでした。

 また、映画中では、寡黙なジェシー・ジェームズのシーンよりも、派手で豪胆なコール・ヤンガーのシーンの方が目立っていました。

 主人公はあくまでジェシー・ジェームズだけど、見せ場はコール・ヤンガーの方が多く、主軸のエピソードとして話が繋がっているのも彼の方でした。

 なので、映画の印象としては、「ジェシー・ジェームズの映画」というよりは、「ジェシー・ジェームズを中心として時間軸を流した、コール・ヤンガーの映画」という感じでした。

 ジェシー・ジェームズのシーンは、あまり盛り上がりがなかったですし。



● ピンカートン探偵社

 この、ジェームズ強盗団を追うのは、警察ではなく「ピンカートン探偵社」です。

□Wikipedia - ピンカートン探偵社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%...

「探偵社」と言うと、推理小説の探偵みたいなものを想像してしまいそうですが、このピンカートン探偵社は、そういったものとは規模も内容もまったく違います。

 たぶん、現代の感覚で言うと、探偵会社と、警備会社と、民間軍事会社の間ぐらいの認識が正しいのではないかと思います。

 Wikipediaを見ると、「最盛期にはアメリカ合衆国の常備兵より多くの探偵を雇用」とあるので、その規模と力が窺えると思います。

 そのピンカートン探偵社が、ジェシー・ジェームズたちを捕まえるために、戦いを挑んできます。そして、壮絶な攻防戦を繰り広げます。

 このピンカートン探偵社との戦いが、映画の醍醐味だなと思いました。



● けっこう杜撰な銀行強盗

 終盤、一つの銀行を襲うのですが、その襲い方を見て、相当杜撰な銀行強盗だなと思いました。下調べをほとんど何もしていない……。

 たぶん、この頃はまだセキュリティ意識が低く、銀行強盗も武力だけで行えていたんだろうなと思いました。

 そういった時代が徐々に終わっていくことで、こういった武装銀行強盗が過去のものになっていったんだろうなと思います。映画は、そういった描写になっていました。



● 終盤の銃撃シーン

 終盤の銃撃シーンは、サム・ペキンパーを彷彿としました。かなり見ごたえのある、壮絶な銃撃&逃走シーンでした。

 それにしても、「銃+馬」というのは、映画の緊張感を大いに盛り上げてくれますね。

 馬は、画面を高速で横切ることができます。また、スローモーションで映すと、筋肉の盛り上がりが直接見えて、強烈な躍動感を与えてくれます。そして、大きな馬蹄の音は、腹の底に響きます。

 そこに、銃撃の音と、血飛沫、そして一瞬のうちに生死を分かつ変化が重なると、手に汗を握らざるを得ません。

 こういったシーンは、大画面で見たいものだなと思いました。



● 切れる弟、その弟に従う兄

 ジェームズ兄弟は、弟がボスをやっていて、兄がその部下的な立場になっています。

 何代か続いた組織では、「無駄な闘争による力のロス」を避けるために「長子相続」などのルールが意味を持ってきます。

 しかし、そういったものがまだない「一代目の犯罪組織」では、「弟が実力でトップを張る」といった構造がけっこうあるのかもしれないなと思いました。生死のかかった犯罪組織では、能力主義になるでしょうから。

 ギャング映画とかでも、似たような配置がけっこうありそうだなと思いました。



● 粗筋

 以下、粗筋です。(ネタバレあり。最後まで書いています)

 南北戦争直後のアメリカ。主人公は、元南軍の兵士で、その時の仲間たちと強盗団を結成していた。彼らは、お金を貯め込んでいる銀行や、現金を輸送している列車などを襲っていた。金持ちから金を奪う彼らは、地元では義賊のように称えられていた。

 そんな彼らを捕まえるために、ピンカートン探偵社が動き出した。彼らは、主人公たちが住む場所に人を派遣する。

 そして、主人公の生家にガス弾を投げ込むが、手違いで家が爆発して、主人公の弟が死に、母親が怪我を負う。そのせいで、世間の同情は主人公たちに集まる。

 主人公たちは、村の協力を得ながらその報復を行う。そして、主人公たちと、ピンカートン探偵社の戦争が始まった。

 だが、その戦いは長くは続かなかった。ピンカートン探偵社の背後には警察がいる。主人公たちは、お尋ね者として徐々に追い詰められていく。そして、彼らは身を隠して、潜伏せざるをえなくなる。

 それから数年後、彼らは再び集結して、大金を得るための銀行強盗を計画する。しかし、その銀行強盗のために得た情報は罠だった。彼らは迎撃されて、多くの死者を出す。

 その逃走中、主人公は、傷を負った仲間たちを切り捨てて、兄とともに脱出する。そして、身分を偽り潜伏する。

 しかし、追跡は続いた。主人公は、探偵社の雇った暗殺者に殺されてしまう。主人公の兄は出頭して、自首と引き換えに弟を埋葬する許可を得たいと口にする。

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