ちなみに、「次バージョン」とずっと言っているのは、次は多分「ver 2.xx」ではないからです。設定ファイルのデータ構造も変わっています。現在のファイル形式だと限界が来ていましたので。
さて、 Tentacles のお話です。
昨晩、他のソフトの開発が一息ついたので、今日の午前中を当てて少しコードを追加していました。今日追加された機能を紹介しようと思います。
何はともあれ、キャプを見ていただいた方が早いと思います。以下キャプションです。
▲「~.flnk」ファイルによる、フォルダのリンクシステム
特徴は、「~.flnk」というファイルをフォルダ中に置くことによって、そのファイルに書かれているフォルダのパスを自動的にメニューに取り込むことです。取り込んだ先に「~.flnk」があれば、どんどん取り込んでメニューを拡張していきます。
コードネーム「Tentacles」(触手)の由縁です。
Windowsのショートカットは便利なことは便利なのですが、フォルダのショートカットはプログラムから見るとただの「フォルダ.lnk」という名前のファイルです。そのため、ランチャーから開くときに、そのフォルダをExplorerで開くのか、メニューとして展開するのか判断できないという問題がありました(フォルダとして開きたいときもあるからです)。
開発当初のイメージはUNIXのシンボリックリンクでした。「~.flnk」というファイルのリンク先を、通常のフォルダと同じようにメニュー上に展開します。
この方法は応用範囲が広く、スタートアップのメニューへの取り込みや、デスクトップのメニューへの取り込み、さらに SendTo の取り込み、作業中のフォルダの取り込みと、ユーザーの使用方法に合わせてリンクをメニューに取り込むことができます。
もちろんスキンのフォルダも取り込めます。
もう1つの機能であるファンクションは、現時点ではまだ未実装です。ただ、このシステムをさらに延長したものであることだけは間違いありません。というか、本来こちらの方がメインの機能です。実装された時点でどんな機能かを紹介したいと思います。