● 2002.04.26(金)02 めもりーくりーなー 市販版

実は水面下で「めもりーくりーなー」の市販版のプロジェクトが動いていました。

とはいえ、Webで公開している無料版がなくなるわけではありません。Webに置いてあるものは、何事もなかったかのようにバージョンアップされていきます(現在、3.000のドキュメント書き作業中)。

この話は、もともと今年の1月ぐらいに 株式会社マグノリア 様から話があったものです。マグノリアと言ってもピンと来ないかもしれませんが、その昔、ソフトベンダーTAKERUをされていた方の会社と言うと分かる方もいるかと思います(参考:ビジネス創世記 第65回 ゲームソフトメーカー、打率10割を狙った商品開発!(3))。

4月26日発売予定で、4月20日に私の手元に商品が来ました。

2月に契約し、2月末にマスターを提出し、3月頭に説明書のDTPデータを納品しました。かなり慌しいスケジュールでした。

元々商売になるとはまったく思っていなかったので、かなり寝耳に水でした。ちょうど、「めもりーくりーなー」の開発が2.xx台の終盤でもあり、切りもよかったので受けました。

きちんとしたパッケージにしておきたいという気持ちもありました。

商品自体は完全に初心者向けのパッケージになっています。32ページに渡る説明書がついていたり、最初からスキン(拙作分のみ、Web未公開のものもあり)やそのデータがいろいろと同梱されていたり、初心者向けのチュートリアルがついていたり、スキン作成ツールが別についていたり等々のパッケージになっています。

自分でインターネット上からソフトを選出し、ダウンロードして環境を作れない方でも簡単に使えるパッケージになっています。インストーラーもついていますし。その代わり、データサイズはダウンロードするには重過ぎるだろうといった重量級になっています。

初回の本数はそんなに多くないですので、店頭で見かけた方はラッキーと言えるでしょう。



さて、自分が作った商品が世に出るのは実に2年ぶりです。かなり長いブランクがありました。3年前にゲームボーイカラー向けソフト、2年前にプレイステーション向けソフトを出してからかなり長いブランクでした。

仕事内容もブランク前とは違っています。ブランク前は企画とディレクション、プロジェクト管理、営業、広報をおこなっていたのですが、今回はプログラミングとDTPです。まあ、一通り何でもできるのでよいのですが。小さい会社にいると、いいように器用貧乏になれます。

惜しむらくは会社を作るのが商品が出るより遅くなってしまったことです。もっと早くきちんと動いていれば、会社の利益に組み込めたかもしれないのにと思うとちょっと残念です。

ただ、売れた本数でしかお金は入ってこないので、まったくお金が入ってこないかもしれないという不安があります。それ以前に、本当に店頭に並んでいるのかどうかまだ分からないのが不安です。マグノリアさんのWebサイトも、4月25日現在まだ更新されていませんし。



また、ユーザーサポートのメールが激増するかなと身構えています。フリーソフトしか出していない現状でも、毎日1~2時間はユーザーサポートをおこなっていますので。

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