● 2002.05.10(金)04 会社設立日誌 その6

本日は法人登記の補正日。というわけで、朝起きてから法務局に電話をかけて、補正の有無を確認しました。

「すみません、補正の確認なんですけど」

「ああ、目的の所に記載できない内容がありますね。定款を作りなおさなければなりません」

げっ。記載できない内容? 一体何なんだ?

「あっ、捨て印があるので、修正するだけでいいです。印鑑を持って来てください」

ほっ。なんだ、そうなのか。ちょっと安心しました。また0からかと思ったので。

捨て印は重要です。



桜木町の法務局に到着。

「どこを直せばいいんでしょう」

「ここにまとめておきました」

担当者の出したA4の用紙には、ぎっしりと補正項目が書かれています。少し緊張が走ります。しかし、聞いてみればたいしたことはありませんでした。ほとんどが「これはなくてもよいです」と言った内容でした。後は用語の変更ぐらい。数分で書き換え、2002年5月10日削除、2002年5月10日修正という文言を入れて再提出。

「それでは、確認に中一日かかります」

「はっ? ということは」

「次は14日の火曜日になります。何もなければその時に会社が設立されます」

がっくり。本日会社は出来ませんでした。いや、お役所仕事なので、そんなに早く事が運ぶとは思っていなかったのですが。目的の所だけでも相談コーナーで事前相談しておけばよかったと少し反省。

また、いろいろとやり取りをしている時に担当者がこんなことを言っていました。

「いやー、補正の内容を予めお知らせしようと思い、電話帳でお名前を調べたんですが見つからなくて……」

提出する書類には、特に電話番号の記載をする場所はありません。まあ、親切で連絡をくれようとされたのでしょうが。

法人登記の書類を提出する際には、書類の端にでも鉛筆で電話番号を書いておくとよいかもしれません。



さて、これで終わりかなと思い、立ちあがろうとすると担当者が3枚の書類を取り出しました。

「これは印鑑カードの登録用紙です」

「あれ、前回来た時に登記後じゃないと登録はできないと伺ったのですが」

「えー、まあそうなんですが。14日の火曜日にカードの申請が出来ますので」

……同じ書類を2回目入手。どうも法人用の印鑑カードの登録に関して、局内でシステムが確立していないのではないかと勘繰ってしまいます。毎回来る度に提出もできない同じ書類を渡されても……。

というわけで、次回は14日。結構長丁場になってきました。

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