● 2002.05.14(火)02 秋葉原YSゲーム会レポート

5月11日に秋葉原のイエローサブマリン(以下YS)であったゲーム会のレポートです。

なぜ11日にあったのに、14日にレポートかと言うと、非常に過密スケジュールだったからです。

以下、ざっと週末の動きです。

  • 10日(金):法務局に登記の補正。深夜から、太郎さんとテストプレイ&ゲーム会。

  • 11日(土):朝7時起きで起床。秋葉原YSゲーム会。夜はそのまま飲み会。深夜は、あゆかわさんとゲーム談義で徹夜。

  • 12日(日):朝6時出発。池袋でコミック・レヴォリューション。帰宅。爆睡。

  • 13日(月):17時間の睡眠後に再起動。

いやー、泥のように眠っていました。そういうわけで、レポートが遅れました。電話でレポートを書くのかと質問も受けましたが、きっちりと書きます。遅くなってすみません。

以下、参考までに他所さまのレポートです。



● 集合&移動

集合は秋葉原の電気街口。いつも早めに現場に着くように移動する私は、10時集合の予定なのに、9時ぐらいについてしまいました。ここ数日の夏日の感覚でいたので風が寒いです。本気で寒い。

仕方なく、コンビニで漫画や雑誌を読みながら時間を潰し、何とか集合時間に。

いろいろと、サイトでは知っていても、ご本人はよく知らない方々とご対面です。

(以下、サイト持ちの方以外は、掲載許可を得ている方のみハンドルネームで名前を出します、実際には他にもいろいろな方々がいらっしゃいました。また、基本的に名前を順番に書く場合は五十音順です)

Hammer さん(Hammer's Page)、鷹村ナクトさん(たのしくあそぼうてーぶるとーく)、のご さん(西湘ボードゲームサークル)、よー さん(ボドゲ道)とは既に遊んだりしているので、知っていたのですが、その他の方々はあまり知らなかったり、初対面だったりしました。

ですので、この瞬間が結構楽しみでした。

Table Games in the Worldの おの さんは、すらりとした学者風の方でした。落ちついた雰囲気でした(ゲームマーケットでご挨拶はしていました)。

いが の 米出 さんは、山のレストランで料理を出してくれそうな料理人風の方でした。馬力がありそうな雰囲気でした。でも風邪引きみたいでした。

ミッション・あうらスペ-ス の のーべー さんは、サイトのコンテンツの笑い系のコンテンツの対極にいそうな真面目そうな、律儀そうな方でした。びっくりしました。

取り敢えず、後で合流のメンバーもいたのですが、秋葉原YSの真下にある喫茶ルノアールに移動。開店まで時間を潰すことになりました。駅から5分以内という素晴らしいロケーションには感動です。

ルノアールでは、みんながモーニングを注文。めいめい雑談が始まります。

米出さん「うちでは、よい1cm立法の檜材が4円で手に入りますよ」

るてん「うわ、いいですね。重さはどうなんですか?」

米出さん「残念ながら、檜なんで軽いです」

みたいな情報交換をしながら食事を食べました。みんな、食事は適当に口に押し込みながら、会話にのめり込んでいます。

みんなの食事が終わった頃、よーさんが驚きの声を発しました。

「話に夢中で気付かなかったけど、私の食事が来ていない!」

本人も含めて、誰も気付いていなかったです。それぐらいのめり込んで話をしていました。

そうこうしているうちに、秋葉原YSの開店時間が近くになったので、ルノアールを後にし、いざYSに!

……まだ、店長が来ていないらしく、YSのある階に上がれませんでした。まあ、まだ少し早いですし。

仕方なくビルの外に出たら、店員さんも下で待っていました。店長が来ていないので。……ご苦労様です。

こんなことがあったのですが、YSはきちんと開店時間には開店。みんなでづかづかと入りました。

しかし、ゲーム会のはずなのに、みんないきなり商品に群がっていきます。そりゃあまあ、テーブルに行くまでに商品棚があるので分からないでもないのですが。きっちり全員罠に引っかからなくても。ええ、まあ私も引っかかっていましたが(汗)



● ゲーム会概観

元々クローズドな会と聞いており、人数の締め切りもあったので、完全に内輪だけでゲームをするものだと思っていました。

そういう経緯があったので、人数の締めがあった後、問い合わせをもらった友人に「人数の締め切りがあったので」という理由で断りを入れたりもしていました。

でも、蓋を開けてみたら、元々の秋葉原YSのボードゲーム会にいらっしゃった方とごちゃ混ぜ状態になり、全然クローズドな会ではなかったです。どちらかというとオープンな会。

こうなることが分かっていれば、断りをいれなかったのですが。断った方には、日曜日に謝っておきました。

私以外にも断りをいれたのに、という方もいらっしゃいました。勿体無かったなあと思いました。

ゲーム自体は、朝の11時開店から、食事なしのぶっ続けで夜の8時までとことんプレイという進行でした。終わった時点でみんなのお腹はぐーぐー言っていました。



● 戦績

K.G.B.での戦績ではないので、ここに私個人の戦績を掲載しておきます。

  • 港の利権 1.18 5人中1位(128)

  • 港の利権 1.19 5人中1位(53)

  • 港の利権 1.20 5人中2位(35)

  • ブラフ 5人中1位

  • キュリオ 4人中3位(51点)

  • ババンク 5人中2位(725点)

  • アクワイア 5人中4位(23600)

  • ブラフ 5人中4位

  • ブラフ 5人中5位

港の利権は、いろいろと意見が出たので、その意見を盛り込んだ暫定版でもプレイしてみました(1.19~1.20)。そのまま採用すべき用件もいくつかあったのですが(色弱者対策等)、検討を後に回さないと採用に問題がありそうな内容もありました(終了条件等)。

また、カードの操作性は、布を敷いてないテーブル上ではやりにくそうだったので、変えないといけないなあと思いました。面白い置き方なのですが、操作性に難ありといった感じでした。

ルールの改変に関しては、慎重な対応が必要なので、なかなか難しいです。

上がってきた意見というのは、その場で出た意見を中心に、その場の人の思考が方向付けされてしまっているので注意が必要です。これは人間の脳の性質なので仕方がない部分です。厳密にやる場合は、個人面談と全員での議論を分けてやらないといけないです。流石にゲーム会ではそんなことはできませんが。

ですので、上がってきた意見から本質的な部分を自分で掘り下げ、そこが真の論点かどうかを見抜かないといけないです。あと、数値的な根拠取りも必要です。エクセル等でガシガシと計算して、論理的に矛盾していないかどうか調査する必要があります。また、ルールや操作が複雑になる内容を導入するには非常に慎重にならないといけません。基本的に、ルールや操作が複雑になってはいけません。

また、上がってきた意見を全て取り入れると、角は取れてもトゲがないルールになる可能性もあります。これは今まで仕事でやってきた経験というか反省です。意見をもらった後の取捨選択は一旦素に戻った時点で感情抜きで判断しないと危険です。

昔からテストプレイではそうなのですが、中~上級者向けにテストをおこなった場合、追加アイデアは凄く沢山出るのですが、それが煙幕になって本質の感想部分を抽出するのが大変だったりします。まあ、それを抽出するのが仕事なのですが。

いろんな意見をいただきましたが、ゲーム自体は楽しくプレイしてもらったようです。コンポーネントやルールブックの出来は、大ウケでした。「これは、こっそり新作と勘違いさせられる」ともおっしゃっていただきました。

港の利権はこんな所でした。

ブラフは、どこに行っても必ずやっている気がします。どうも、相手の性格診断用に使っている人が多いようです。

後半プレイした2回のブラフは、松さんと私の2人で殴り合って自滅していきました。毎回2~3個のダイスを失う殴り合いはお互いに痛すぎます。

キュリオは米出さん作の競りカードゲームでした。うまくまとまっているなあと思いました。爆発力はないですが、まったりと楽しめます。カードのグラフィック・デザインを見ているうちに、自分だとグラフィック・デザインこうするのになあとか思いながらプレイしていました。人のデザインを見ると、絵描きの血が騒ぎます。

ババンクは、以前からコンポーネントを見てやってみたかったゲームでした。今回初プレイでしたが、貴族の勤めを思い出しました。完全にブラフ系のゲームです。はったりと嘘の付き合いです。

私は結局2位になったのですが、前半は0点で、最後の2ターンの点数だけで2位になりました。前半は一体なんだったのだろう。浮き沈みの激しいゲームだなあというのが感想でした。いやまあ、面白かったですが。

アクワイアは、あゆかわさんのアクワイアが体験してみたかったので参加。数100回プレイしたというあゆかわさんのプレイは伊達じゃなかったです。私はぬるい手を指して、前半4~5ターン目でズブズブと泥沼の底に落ちて行きました。自分の悪手が分かっていただけに、魂の抜けた状態でのプレイでした。敗北。



● 飲み会

飲み会の参加者は13人。大所帯です。もちろん普通に歩いていてはこんな人数を収容できる飲み屋はありません。しかし、幸いにも秋葉原駅の裏に、チェーンの飲み屋などが多数ある道があり、そこに全員滑り込めました。よかったです。

飲み屋では個室に通され(隔離部屋?)、ガンガンと飲み物と食べ物を注文し、すぐに雑談モードに雪崩れ込みました。

いろいろと有意義な話ができました。しかしまあ、私がいたテーブルのメンバーはよく物を食べました。私たちのテーブルだけ皿は空になり、他のテーブルは皿に食べ物が半分ぐらい残っていました。

飲み会も後半になった頃、Sさんという方が、ゲームの書籍を出すんですといった話をされました。協力して欲しいという話に、全員もちろんO.K.と返答。関東だけでなく、関西や他の地方にも話を通しておいた方がよいという意見が出ました。

しかしまあ、ドイツ語ができる人は少ないみたいですね。その場でもドイツ語ができる人を知りませんかみたいな話になっていました。私はドイツ語はできません。

飲み会は、「今後のボードゲーム界の発展を~」と言った一本締めで終了。ゲーム会自体も今回で終わりは勿体無いので2回目も開催する方向性で動くようです。今後が楽しみです。

飲み会終了後、あゆかわさんと私は、私の部屋に移動して飲み直し&ボードゲーム談義でした。

ボードゲームの話だけでなく、ボードゲームを通してのビジネスの話など、朝が来るまでいろいろとお話しをしました。

飲み会で出た書籍の話と言い、ボードゲームで食って行く人がもっと増えないといけないなあと思った1日でした(私を含め)。

朝、あゆかわさんと分かれた後、私はそのままコミック・レヴォリューションに行く準備を始めました。眠気と戦いながら……。

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