●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●           PBeM     猪槌城(いづちじょう)                地理 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●                                     柳井政和 ver 0.01 1999.10.21 ver 0.02 1999.12.25 ver 0.03 2000.01.09 ver 0.04 2000.02.06 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■地図 ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- 猪槌城   ┣(北)鈍砂山   ┃  ┗谷底   ┣(東)月河   ┣(南)城下町   ┃  ┣(北)武家屋敷   ┃  ┣(東)豪商の商家   ┃  ┃  ┗(南東)遊廓街   ┃  ┣(西)雑多な町並み   ┃  ┗(南)半漁半商の漁師町   ┃     ┗清水   ┃     ┗(西)蛇背      ┗(万字賀谷)         ┣いでの鼻         ┣雪組天上屋敷         ┗雪組地下屋敷                  △ △                 △ △ △              △ △ △△△ △ △               △ △鈍砂山△ △              △△△△△△△△△△△                     *                      **                 /////  *                 /猪槌城/   ***               /////////  * *               /       /  ** *   万字賀谷    蛇背  /  城下町  / *  * *月河   ======〜〜〜〜〜〜/       /  ** * *               /       /  * ***               /////////  ** *                         *  *                        * **              ^^^^^^^^^^^^             ^^^^^^^^^^^^^^            ^^^^^^清 水^^^^^^^           ^^^^^^^^^^^^^^^^^^ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■猪槌城(いづちじょう) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  猪槌の里の領主である千重が住む城。三層の天守閣を持つ。城は二重の堀に囲まれてお り、各堀の幅は30M。合計60Mの堀は、銃弾が届かない距離。また、堀が二重になっ ているために、堀から侵入しようとするものは、最初の堀と次の堀の間で必ず身をさらさ なければならない。  城の四方には青龍、白虎、朱雀、玄武の鉄像が置かれており、結界が張られている。こ の結界には、渡りで侵入することはできない。  南向きに作られている桝形(まずがた)には、騎馬武者30騎、徒歩武者240人が収容で きる。枡形には、外門、内門があり、この両門の開け閉めで武者の出入りをおこなう。猪 槌城には、常時99騎の骸骨の騎馬武者が詰めていると言われている。  また、地下にも鏡城と呼ばれる地下要塞があるとの噂もある。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■鈍砂山(にびすなやま) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  良質の砂鉄が取れる鉄鋼山。鍛治の一族であるタタラの者たちが住んでいる。良質の剣 や刀を求めるものたちが、良く山を訪れる。鈍砂山は治外法権で、猪槌の里の法もここで は意味をなさない。野党や犯罪人が隠れ住むことも少なくない。また、神通力の修行の場 としても有名で、多くの武人がこの山で修行をしている。  山の地下に豊富な水をたたえる地下水脈があるため、植物は良く繁茂している。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■月河(げつが) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  鈍砂山から流れる川。猪槌城や城下町周辺が硬い地層の台地になっているため、平野の 東部に多くの川が流れ込んでいる。また、柔らかい土壌のために複雑に蛇行しており、半 月湖も多数見られる。  猪槌の里の穀倉地帯であり、多くの農民たちが生活している。農民の多くは、猪槌の里 の外からさらわれて来た者たちの子孫である。  月河の半月湖には、いくつかの集落がある。これらは月組という忍者組織の集落である。 月組忍者は、その生活形態から、水虎や河童とも呼ばれている。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■城下町 ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  人別帳によると、五万人が生活している町。しかし、実際には十万ほどの者が生活して いる。表の町通り以外にも、地下に暮らす土蜘蛛と呼ばれる異能の者たちが多い。彼らは、 硬い地層をくりぬき、地下生活をしている。  多数の人家、商店や芝居小屋、遊郭などが立ち並ぶ。 ┏━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━┓ ┃     ┃             ┃      ┃ ┃     ┃    武家屋敷     ┃      ┃ ┃     ┃             ┃      ┃ ┃     ┃             ┃      ┃ ┃     ┗━━┳━━━━━━━━┳━┛      ┃ ┃        ┃        ┃        ┃ ┃  外からの  ┃        ┃  月河の穀倉  ┃ ┃  移住者の  ┃        ┃  地帯を背景  ┃ ┃  多い地域  ┃        ┃  にした豪商  ┃ ┃        ┃        ┃  の多い地域  ┃ ┃        ┃        ┃        ┃ ┃        ┃        ┃        ┃ ┃        ┃        ┃        ┃ ┣━━━━━━━━┛        ┗━━━━━━━━┫ ┃     ┏━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━┫ ┃     ┃             ┃┃     ┃ ┃     ┃    半漁半商の    ┃┃ 遊廓街 ┃ ┃     ┃    小人家の多    ┃┃     ┃ ┗━━━━━┫    い地域      ┣┻━━━━━┛       ┃             ┃              ┗━━━━━━━━━━━━━┛         北には、千重付きの武家が軒を連ねている。  東には、月河の穀倉地帯を背景にした、豪商が多い。  西には、外からの移住者が多く、あまり裕福ではない者が多い。外との交易で財を成し ている者も少なからずいる。  南は、清水を背景とした、半漁半商の小人家が多く、概ね貧しい者たちが多い。  南東には、遊廓街があり、色見世が立ち並ぶ。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■清水(きよみず) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  海まで通じていると言われている塩湖。月河の水が流れ込み、穏やかで非常に美しい湖 であったが、現在は干上がっている。不思議なことに、月河から流れ込んで来た水が、湖 の土に吸い込まれて消えている。  海まで通じていると言われるひとつの理由として、湖の向こうに浮かんで見える不知火 がある。  現在は大小の塩の柱が立ち並ぶ奇怪な光景が続いている。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■蛇背(へびのせ) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  緑色の苔が生えた道。外の世界との境界である万字賀谷までゆっくりと蛇行しながら続 いている。道の両脇には、誰を相手にするともない旅篭が建ち並んでいる。夜になると、 狐火が通ることも少なくない。  万字賀谷の霧が深いときには、蛇背まで霧が訪れることがある。そんなときには決まっ て新たな住人がこの猪槌の里に訪れる。 =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=--------- ■ ■■■万字賀谷(まんじがだに) ■ =---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------=---------  外の国との境界。年中尽きない霧と切り立った崖で構成されている峠。猪槌の里最大の 忍者組織である雪組の領土。雪組の頭領の血筋の者に事件が起こったときには、霧が吹雪 に変わると言われている。