PBeM 史表(しひょう)キャラクター・シート ver 0.06 2004.06.10(キャラクター) ver 2.06 2004.06.10(行動宣言) ―<プレイヤー情報>―――――――――――――――――――― ハンドルネーム:Junk ―<キャラクター情報>――――――――――――――――――― 名前:赤凌狛(せき・りょうはく) 性別:女  年:20歳 外見:細身の女。普段から戦士の服装をするので、ぱっと見は男のようにも見える 一人称:私 体術 (剣術   武術 1 曲芸    弓矢    馬術 1) 統率 (指揮   策略   カリスマ 1 交渉       ) 知識 (地理 1 歴史   芸能    礼儀作法  錬金 ) 異能 (超感覚 1 超肉体  幻覚    破邪       ) 縁( 赤栄虎[1] 赤栄虎様 赤高象[1] 赤高象   ) 超感覚:超視覚(とてつもなく目がよい。視界の中のわずかな変化をとらえ、把握、理解ができる) ・現代基準で計測すると、7.0以上。数キロ先の馬が識別できる。 ・木から一斉に飛び立つ鳥の数を数えることができる ・移動中の物体の造形を確実に把握する。(例:馬ですれ違った相手の顔がわかる) ・集中して観ることで、対象の動きをスローモーションかストップモーションでとらえる。 ・対峙した相手の視線や、わずかな体の動きをとらえ、相手の動作を予測、対応する。 (動作の予測、対応の部分は体術に依存している) 行動宣言: 行動場所一覧(10点を割り振り) 赤族の陣営 2 (優先順位1 準備1)「赤栄虎率いる遠征軍出陣前」 赤族の陣営 3 (優先順位1 準備2)「白族の進撃」 移動 2 (優先順位1 準備1) 閉腸谷 3 (優先順位2 準備1)「赤族対白族の戦い」 行動場所:赤族の陣営(1) 赤栄虎率いる遠征軍出陣前 (1)赤族の陣営の様子から、赤栄虎らが大規模な戦闘準備をしていることを知る。 (2)赤栄虎に戦闘への参加を願い出る。(自分をの参戦を認めてもらおうとする) (3)赤栄虎が参加を許可しないので、抗議する。 (4)赤栄虎を気にかけているという態度を見せる。 (5)赤栄虎の応答に失望して立ち去る。 (6)赤栄虎たち遠征軍が旅立つのを地平の先に消えるまで見送る。 (2の捕捉)「一族でも特に優れた目を持つ自分は、大きな戦いにおいて必須となる偵察兵に最適であり、必要な人材だ。」と訴える (3の捕捉)「女性という理由のみで除外されるのは心外だ」と非難する (4の捕捉1)ここ数年の間、女を捨て兵士として振る舞ってきたが、赤栄虎にただの女扱いされたためとまどっており、そんな赤栄虎を気にし始めている。 (4の捕捉2)「戦士として扱わず、女として扱うなら抱いてみせろ」と挑発する。 行動場所:赤族の陣営(2) 白族の進撃 (1)超視覚を活用して、小高い場所から開喉丘などの白族がいる場所を(無理なら方向を)観察し、白族の一団が閉腸谷に陣地を築き始めたことに気づきます。 (2)閉腸谷のことを赤堅虎に報告。 (3)閉腸谷の偵察、監視役を引き受ける。 行動場所:移動 (1)赤族対白族の戦いのために閉腸谷へ 行動場所:閉腸谷 赤族対白族の戦い (1)「赤堅虎様の護衛部隊に加えてください」と申し出ておく。 (2)赤族と白族が戦闘をする時に、赤堅虎の護衛をする。 (3)戦争終了後は白国の軍勢を見張ると称して、高い場所で歩哨をする。 (4)東の方を見続けて赤栄虎の帰りを待つ。 (赤栄虎の帰還シーン立ち会いか、黒族の使者の発見希望) (2の捕捉)赤堅虎や自分に向かってくる矢を、超視覚で見切って防ぐ。 【詳細描写】 行動場所:赤族の陣営(1)「赤栄虎率いる遠征軍出陣前」  出陣の準備をしている赤栄虎に、赤凌狛は駆け寄ってきた。 狛「赤栄虎様。大きな戦闘の準備をしていると聞きました。私も戦いに加えてください。必ず役に立って見せます。」 虎「女は戦闘では役にたたん」顔すら向けず、ぶっきらぼうに言い放った。 狛「また、それですか? ですが、赤栄虎様。偵察任務は大きな戦闘では必ず必要となります。私は一族でもすぐれて目がよいので、誰よりもその役目をうまくこなす自信があります。」 虎「女は軍には不要だ」  いまだ、背中を向けたままの赤栄虎に向け、赤凌狛は大声で叫んだ。 狛「私は私です。私の実力も知らず、女だからという理由だけでのけ者にされるのは納得いきません。私はあなたの役にたちたいのです。」 虎「戦場では女は役にたたん。女はおとなしく家にこもり、馬や羊を育て、子を産み、家族のために働けばいいんだ。夫になる男を紹介してやるからおとなしくしてろ」  赤凌狛は唇をかみ、「あなたは何もわかっていない!」と思わず言い放ちそうになったのをこらえた。そして、顔を横に向け、ほほをわずかに染め、皮肉を込めて言い返した。 狛「そこまでいうのなら赤栄虎様が娶ってくれますか?あなたの子でもなせば私もおとなしくするかもしれませんよ」  この時になって初めて赤栄虎は赤凌狛の顔を見た。そして、一瞬驚きと後悔とが混ざった表情を浮かべ、顔を背けた。 虎「それでいいというなら、俺も構わん。出陣前に抱いてやるから後で俺の天幕まで来い。」  瞬間、凌狛の顔が真っ赤になった。怒りか、それとも羞恥心からか彼女は大声であわてふためいた。 狛「もっ、もう結構です。あなたが指揮する軍にはついていけません!失礼します。」 虎「ならいい。それと、さっきのは冗談だ。本気にするな」  立ち去ろうとする赤凌狛の背中に赤栄虎の言葉が突き刺さった。今度は、赤凌狛が驚きと後悔の混ざった表情をする番だった。彼女はそれを隠そうともせず振り返り、絞り出すような声で問いかけた。 狛「冗談なんですか? あなたは私を戦士どころか、女としても扱ってくれないというのですね。」 虎「……」 狛「私は……私は、いつか絶対に私をあなたに認めさせて見せます。ですから、無事に帰ってきてください。」  彼女は背を向けて走り去った。彼女が見えなくなった頃、赤栄虎は白くなるまで握りしめていた拳をほどき、「すまんな」と一言だけつぶやいた。 ―<キャラクター設定>――――――――――――――――――― 強行偵察兵「赤凌狛(せき・りょうはく)」 ・「凌」は耐え凌ぐ「狛」犬または狼 ・中性的な顔立ち。 ・女だが、男と同じ服を着て、同じ仕事をこなそうとしている。本人は性別を無視している、というより女を捨てている。 ・護身術や逃走など、生き残ることに特化した生き方をしている ・主な任務は偵察兵。見たものを良く覚え、うまく伝える。 ・幸い、一族でも特に目が優れていたので、偵察任務を誰よりもうまくこなし、ある程度は兵士として認められてる。 ・過去の紛争で、一族(家族)のすべてを失い、ただ一人生き残った。それ以来、他の多くの部族(家族?)の間を傭兵同然に渡り歩く一匹狼となる。ゆえに孤独。一人で物事を成し遂げようとするくせがある。 ・一族最後の一人であるが故に生への強い執着を持っている ・雇われの立場で、どのような任務でも引き受けるため、便利屋扱いされている。 ・口癖「私は私です。」 ○第1回後追加 ・ここ数年で、女を捨て兵士として戦場に出る生活になじんでいるたが、赤栄虎にただの女扱いされたため、とまどっており、そんな赤栄虎を気にし始めている。