-------------------------------------------------------------------------------- 「AUTOEXEC.BATにパスを追加して、Windowsが起動しなくなったときの対処方法」 つくった人 柳井 政和 URL : http://crocro.com/                           最終更新:2000.09.16 -------------------------------------------------------------------------------- ●問題発生の経緯  JAVAの開発環境をインストールして、AUTOEXEC.BATから、JAVAのコンパイラにパスを通 したとき、これまで起動していたWindowsが起動しなくなった。  発生した問題は2つ。以下にその現象と解決方法を示していく。 ──────────────────────────────────────── ●問題1  JAVAのコンパイラのパスが間違っていたために、その場所でWindowsの起動が止まって いた。 ●問題1解決方法  DOSの画面で止まっていたので、DOSからAUTOEXEC.BATの中身を立ち上げにいく。 (1)DOSの画面で「EDIT」「リターン」と打ち込んでエディタを起動する。 (2)エディタでAUTOEXEC.BATを開く。 (3)エディタでAUTOEXEC.BATを書きかえる。 (4)エディタを終了。 (5)Windowsを再起動。  これでパスがあっていればWindowsが起動する。 ──────────────────────────────────────── ●問題2  問題1で正しいパスを指定してその命令が実行されているにもかかわらずWindowsが起 動しない。  DOSからで「WIN.COMが見つかりません」というメッセージが出る。 ●問題2解決方法  WIN.COMはCドライブが起動ディスクである場合、C:\WINDOWSの中に存在する。  原因は、AUTOEXEC.BATで、Cドライブ以外にパスを通した場合、Cドライブの中のC:\WIN DOWSの場所を認識できなくなるのが原因。これは全てのパソコンでなるわけではない。2 台のパソコンで試してみて、1台はCドライブ以外にパスを通しても問題なく起動した。  これは、Cドライブ以外のドライブを開いてCドライブに戻ってきたときに、現在実行中 のパスがC:\になっているのが原因。このパスをC:\WINDOWSに移動させてやればきちんと WIN.COMを認識して起動するようになる。  具体的な解決方法としては、AUTOEXEC.BATの最後の行に「cd windows」の一文を追加す る。  こうすればWindowsが正しく起動するようになる。 -------------------------------------------------------------------------------- copyright (c)2000 Masakazu Yanai