PBeM 史表(しひょう)

第3回の事前提示シナリオ

柳井政和
ver 0.01 2004.08.03

事前提示シナリオについて

 今回の「史表」では、各回の最初に、事前提示シナリオを発表いたします。
 この情報をもとに、キャラクターを作成し、行動を宣言してください。


シナリオ公開日と行動宣言の締め切り

 今回のシナリオの公開日は、2004年8月03日です。成長申請の締め切りは、2004年8月23日23時59分になります。行動宣言の締め切りは、2004年9月02日23時59分になります。


主要NPCの行動予定

 第3回の主要NPCの行動予定は以下のとおりです。
 行動が特に提示されないキャラクターも存在します。それらのキャラクターは、本文中には登場せずに、裏設定として、本文にあらわれないところで行動をしている可能性があります。
 まだ、本文中には現れていない、主要NPCも存在します。彼らの行動は、まだプレイヤーは知ることができません。


「白賢龍」の行動予定

 白惨蟹が草原に出陣するのに合わせて、閉腸谷の砦まで前進する予定です。ただし、赤栄虎の大陸横断の奇襲の報が入れば、その対処の指示を行なうために、すぐには前進することができなくなるでしょう。
 雨季が近くなってきたために、草原を置き換えるための種を大量に撒かせます。


「白大狼」の行動予定

 大陸周回航路船の船団とともに緑輝宮を攻めます。


「白緩狢」の行動予定

 白惨蟹の出陣によって、草原方面は今後戦功を挙げることができなくなると、彼は判断しています。これは、以下の3つの理由からです。
 1つ目の理由は、白惨蟹が白緩狢を嫌っていることです。これは以下の2つの理由に比べて、特に比重の重い理由です。前線指揮官が彼のことを嫌っている限り、その指揮官の下で有効な活躍をすることは難しいでしょう。
 2つ目の理由は、巨大な軍勢を誇る白惨蟹の軍に比して、彼の軍の規模が小さいことです。この状況の下で、彼が命ぜられる仕事として予想されるのは、閉腸谷の防衛です。閉腸谷の防衛が命ぜられた場合、ただ傍観するだけの役回りになるために、何ら戦功を挙げることができないことが予想されます。
 3つ目の理由は、彼の手勢の数と草原の地形では、決定的な活動ができないことが予想されることです。彼は、草原のような詭計を使いにくい場所での戦いは、費用対効果の面であまり得策ではないと考えています。
 彼はこれらのことから、現状が手詰まり状態に近いと判断しています。
 彼は、これらの状況の下で、赤族の海都襲撃の報を受けることになるでしょう。この事件は、彼にとって突破口を作る好機となるはずです。彼は白王に、赤族の遠征部隊の討伐に自分を派遣して欲しいと進言します。白大国の最大軍閥である白惨蟹がいない方面なら、彼の活躍する余地はおおいにあるからです。また、白惨蟹と逆の方面の戦線であれば、白惨蟹を快く思わない軍団長たちとの連携を取ることも可能になります。
 これらの理由から、白緩狢は赤族の遠征部隊の討伐を希望するでしょう。


「白惨蟹」の行動予定

 草原に種を撒きながら進軍を始めます。
 彼は広大な自領を持ち、豊かな経済力を持っています。その資金を背景に、兵器の開発や戦術の研究に余念がありません。彼は、自領で開発した幾つかの新兵器を戦場に投入します。
 また彼は、白麗蝶に関する情報を集め、彼女が乗っている船の最終到着予想点が黒都であることを知りました。彼は、白麗蝶と白大狼は、彼にとって将来危険になる人物だと考えています。彼らは白王の薫陶を強く受け過ぎているために、白惨蟹の考えとは合い入れない人物に育つ可能性が非常に高いからです。白惨蟹はできれば彼の影響下にある者を次期王位につけたいと考えています。彼はこの事件で、二人が命を落とすべきだと思っています。
 そのために彼は、海路経由で彼らを追う一方、先に黒都に乗り込み、白麗蝶と白大狼を迎え撃つための特殊部隊を編成します。彼らは、平原と黒都の間にある山脈地帯を抜けて、黒都にむかうことになります。ただしこの山脈地帯には、かつて黒都の防衛に使われていた巨大生物が今も生息しており、侵入者を抹殺するために待ち構えています。特殊部隊は、この致死性の高い難所を抜けて行く、困難な旅をしなければなりません。


「青聡竜」の行動予定

 赤族の遠征軍に対する調査を緊急に進めます。また、海都の復興に協力します。


「青美鶴」の行動予定

 海都の復興に尽力します。
 彼女の復興計画は、商都としての機能をいち早く復興することです。赤族の襲撃により、海都の防衛上の危険性は一気に上がりました。いち早い復興が、二次、三次の赤族の襲撃や、その他の夜盗などの襲撃を防ぐのに有効だと彼女は考えています。彼女は海都の住人の安全を第一に考え、迅速な復興が大切だと考えています。そのために、白大国の力を大きく利用しようとしています。白大国は防衛のための軍事力、労役のための人的資源、高い土木技術を有しています。
 青美鶴はこの方針のために、青新蛇と対立してしまいます。


「青新蛇」の行動予定

 海都の復興に尽力します。
 彼の復興計画は、青族を中心とした、海都の人々の手による復興です。彼は復興のためには、極力 白大国の力は借りるべきではないと考えています。この時点で白大国の力を借りれば、将来的に海都の独立性は完全に崩れると考えています。復興に少し時間がかかり、街としての危険性が増大したとしても、将来を見据えれば、これは避けて通れないリスクだと主張します。白大国とは一定の距離を保ち続けなければならないと彼は考えています。
 彼はこの主張により、青美鶴と対立してしまいます。


「赤栄虎」の行動予定

 白都攻めを決行します。
 白都には執着せず、困難な場合はその周辺の諸施設の襲撃を行ないます。


「赤堅虎」の行動予定

 草原での戦いを始めます。撹乱を交えた襲撃で、敵の兵力とともに、精神力を削いでいく作戦を行ないます。
 また、外馬兵による遊撃も行ないます。


「黒壮猿」の行動予定

 市庁舎の地下の秘密の工房に、新たな死表が完成します。死表を元に、白王が最終的に死ぬ場所を割り出します。
 黒陽会の予言を、世間に流布させます。死表の力を大きく引き出そうと画策します。


「緑輝兄妹」の行動予定

 緑輝宮にいます。新たに得た白麗蝶という玩具で遊ぼうと思っています。
 偵察範囲に船が進入してきたら、象の鼻にその船を呼び寄せます。


「鋸瞬草」の行動予定

 草原への進撃を少しずつ開始します。


登場する地域

 第3回の登場予定地域は以下のとおりです。

発生する事件

 第3回の主要事件は以下のとおりです。


白惨蟹の草原進軍

 白惨蟹は草原に進軍を開始します。草原での戦いが始まるでしょう。


赤栄虎の白大国蹂躙

 赤栄虎は白都やその周辺を攻め、白大国に打撃を与えていきます。


白大狼の緑都宮襲撃

 白大狼は白麗蝶を取り返すために、大陸周回航路船とともに緑輝宮を襲撃します。


季節の変化

 第3回の末期には、草原は雨季に突入するでしょう。海では季節がら、熱帯性低気圧が発生して海上を通過することもあるでしょう。


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