●ゲームの紹介:
このゲームの目的は、アンティークのコレクションを集め、素晴らしい展示会を催し、得点を集めることです。
行動カード
上段が展示会で使うカード、 (展示、探偵、泥棒) 下段がオークションで使うカード (泥棒、小切手)になります。 |
このゲームの行動は、全て行動カードを裏返して出すことによって宣言されます。
裏返したカードは互いにその内容が見えません。
全員カードを出した時点で一斉にオープンして、カードの行動を解決していきます。
このカードの内容は、ちょうどジャンケンの3すくみのようになっています。
他のプレイヤーがどの行動をおこなうかを読み、互いの裏をかいていくわけです。
それでは、ゲームの詳細を見ていきましょう。
ゲームは、「目的地の宣言」と、「オークションでの行動宣言」、「展示会での行動宣言」の3つの部分から成り立っています。
それでは、順次説明していきます。
「目的地の宣言」について
まず、手番の最初に各プレイヤーは「目的地の宣言」をおこなわなければなりません。
目的地には、「オークション」と「展示会」があります。
それぞれの場所に参加する人が少ないほど、その場所に行った人は有利になります。
ライバルは少ないほど利益は大きいというわけです(^^
他のプレイヤーの状況を見つつ、自分の目的地を決めていきます。
目的地が決まれば、次はそのそれぞれの場所での行動宣言です。
「オークションでの行動宣言」について
小切手カード
各色で小切手の金額が異なります。 各色ごとに、戦略を変える 必要があります。 |
「オークション」では、アンティークの品々を競り落とすことができます。
各プレイヤーは、自分の手持ちの「小切手カード」を裏にして出し、どの値段で場の商品を購入したいかを宣言します。
このとき、最も高い金額をつけたプレイヤーが、オークション会場の商品を落札します。
この「オークション」では、「小切手カード」以外にも出せる行動カードがあります。
「泥棒カード」です。
「泥棒カード」を出したプレイヤーは、商品を落札できない代わりに、競り落とす際に使われた小切手を盗むことができます。
(商品が落札された後に小切手を盗むので、商品を落札したプレイヤーはきちんと商品を入手できます)
またこの時、2人以上の「泥棒カード」が出された場合は、泥棒たちは牽制しあって小切手を盗めないまま終了します。
小切手を使うばかりだと、いつか小切手が無くなるので、うまく「泥棒カード」を使ってお金を回収していきます。
(なんてヒドイ貴族だ(^^;)
「展示会での行動宣言」について
次は「展示会」です。
ゲームの勝敗はこの「展示会」で決まります。
「展示会」では、プレイヤーは「展示カード」、「泥棒カード」、「探偵カード」を出すことができます。
これはちょうどジャンケンの3すくみのようになっています。
それでは、それぞれについて説明していきます。
「展示カード」を出したプレイヤーは、手持ちのアンティークのコレクションを披露します。より多くのコレクションを出したプレイヤーが勝ちになります。
コレクションは、カードのアルファベットがつながっているカードしか出せません。
マスの数字
マスの上段が1番素晴らしいコレクション を披露したプレイヤーの進む歩数、 下段が2番目のプレイヤーの進む 歩数です。 |
「AABBBBC」といった組み合わせでは出せますが、「ABB FFG」といった組み合わせでは出せません。
より多くのコレクションを披露できたプレイヤーは、現在1番得点の多いプレイヤーが止まっているマスに書いてある数字分だけ前に進む(得点を得る)ことができます。
2番目に多くのコレクションを披露できたプレイヤーは、現在1番得点の多いプレイヤーが止まっているマスの下の数字の数だけ前に進む(得点を得る)ことができます。
「泥棒カード」は、展示されたコレクションを盗むことができます。
「泥棒カード」を出したプレイヤーは、展示をおこなった全てのプレイヤーのコレクションから1枚ずつコレクションを奪うことができます。
「探偵カード」を出しプレイヤーは、「泥棒カード」を出したプレイヤーがいれば、その泥棒を捕まえることができます。
(泥棒は、コレクションを盗んだ後に捕まります)
泥棒を捕まえた探偵のプレイヤーは、自分の現在の順位の歩数分進むことができます。
このルールのため、各プレイヤーの現在の順位で出しやすい行動が決まり、互いに行動を推理し合うことができます。
(例:順位の低いプレイヤーは「探偵」を出しやすい。コレクションの少ないプレイヤーは「泥棒」を出しやすいなど。)
最終的に、ゴールのマスに誰かが入った時点で「最終展示」をおこないます。
この「最終展示」の後、最も得点が多かったプレイヤーがゲームの勝利者になります。
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