●ゲームの紹介:
このゲームの目的は、宝物を集め、ゲーム終了時点までにその合計金額を一番高くすることです。
この宝物は、洞窟の奥まで進み(一番奥に宝物がある)、引き返してこれたら手に入れることができます。「引き返してこれたら?」と首をひねる方がいるかもしれません。そう。ここがこのゲームのミソだったりします。
一番最初に洞窟を誰かが抜け出たら、残りのプレイヤーは洞窟から出られない可能性があるのです。残りのプレイヤーは、手元にあるカードだけを使って洞窟を出なければならなくなるのです。まあ、たいてい出られないのですが。
簡単に言えば、ファンタジーとダンジョンという舞台を使ったレースゲームなわけです。初めてプレイしたときは、他のレースゲーム(ミルボーンとか)を思い出したりしました。
この宝物争奪レースゲームを何度かやることによって、獲得した宝物の合計金額を競うわけです。
さて、ではゲームのシステムを見ていきたいと思います。
モンスターメーカーのシステムは2つの骨格から成り立っています。1つ目は移動のルール、2つ目は戦闘のルールです。
それでは移動のルールから説明しましょう。移動のルールは洞窟の絵のかかれたカードを場に出していくことで進めていきます。合計100M以上進めば宝物を手に入れられます。帰りは同じ距離だけ戻らないといけません。ぴたりと戻らないといけないのは、スゴロクみたいですね。
移動のルールはこれだけです。非常にシンプルです。
次は戦闘のルールです。各プレイヤーは、自分の手札からモンスターのカードを他のプレイヤーの洞窟カードに置くことができます。モンスターカードを置かれたプレイヤーは、進むことができなくなってしまうのです。
さて、ここでカードの説明をします。各プレイヤーは、移動のカードとモンスターのカード、冒険者のカードをごちゃまぜにして持っています。察しの良い方はもう分かったと思います。置かれたモンスターカードは、冒険者カードでやっつければ取り除くことができます。
戦闘はサイコロでおこないます。冒険者カードに書かれている数字のサイコロを振り、モンスターカードの数字以上を出せればモンスターを取り除けます。冒険者のカードは勝っても負けても取り除かないといけないです。
1枚の冒険者カードで勝てそうもない場合は、予め何枚かの冒険者カードを出すこともできます。
こうして他のプレイヤーよりも早く宝物を持ち帰り、宝物の点数を稼いで勝利を目指していきます。
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