[ モンスターメーカー ]

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●概要:
 洞窟の奥深くに隠された宝物を持ち帰れ。

 モンスターメーカーのかわいい冒険者たちと共に、モンスターたちと戦いながら秘宝を手に入れるのだ。

 イラストを見ているだけでも楽しくなるシリーズ第1弾のカードゲーム。

●デザイン:
 ゲームデザイン鈴木銀一郎、イラスト九月姫の黄金コンビで送る国産カードゲームの雄。キャラクターの人気とあいまって、各種メディアに展開した最初の作品です。



●データ:
分類  :  アナログ >> カードゲーム
国籍  :  日本
最適プレイヤー人数  :  4人
プレイ時間  :  2時間ぐらい?(いつも途中でゲーム終了にしてしまう)

参考Webサイト :
  モンスターメーカーの公式ホームページ
http://mm.gpi.co.jp/


●ゲームの紹介:
 このゲームの目的は、宝物を集め、ゲーム終了時点までにその合計金額を一番高くすることです。

 この宝物は、洞窟の奥まで進み(一番奥に宝物がある)、引き返してこれたら手に入れることができます。「引き返してこれたら?」と首をひねる方がいるかもしれません。そう。ここがこのゲームのミソだったりします。

 一番最初に洞窟を誰かが抜け出たら、残りのプレイヤーは洞窟から出られない可能性があるのです。残りのプレイヤーは、手元にあるカードだけを使って洞窟を出なければならなくなるのです。まあ、たいてい出られないのですが。

 簡単に言えば、ファンタジーとダンジョンという舞台を使ったレースゲームなわけです。初めてプレイしたときは、他のレースゲーム(ミルボーンとか)を思い出したりしました。

 この宝物争奪レースゲームを何度かやることによって、獲得した宝物の合計金額を競うわけです。

 さて、ではゲームのシステムを見ていきたいと思います。

 モンスターメーカーのシステムは2つの骨格から成り立っています。1つ目は移動のルール、2つ目は戦闘のルールです。

 それでは移動のルールから説明しましょう。移動のルールは洞窟の絵のかかれたカードを場に出していくことで進めていきます。合計100M以上進めば宝物を手に入れられます。帰りは同じ距離だけ戻らないといけません。ぴたりと戻らないといけないのは、スゴロクみたいですね。

 移動のルールはこれだけです。非常にシンプルです。

 次は戦闘のルールです。各プレイヤーは、自分の手札からモンスターのカードを他のプレイヤーの洞窟カードに置くことができます。モンスターカードを置かれたプレイヤーは、進むことができなくなってしまうのです。

 さて、ここでカードの説明をします。各プレイヤーは、移動のカードとモンスターのカード、冒険者のカードをごちゃまぜにして持っています。察しの良い方はもう分かったと思います。置かれたモンスターカードは、冒険者カードでやっつければ取り除くことができます。

 戦闘はサイコロでおこないます。冒険者カードに書かれている数字のサイコロを振り、モンスターカードの数字以上を出せればモンスターを取り除けます。冒険者のカードは勝っても負けても取り除かないといけないです。

 1枚の冒険者カードで勝てそうもない場合は、予め何枚かの冒険者カードを出すこともできます。

 こうして他のプレイヤーよりも早く宝物を持ち帰り、宝物の点数を稼いで勝利を目指していきます。


●ゲームの流れ:
  • 序盤戦

     序盤戦は息をみんな潜めています。あまり1人で先に進むと、他のプレイヤーからモンスターを置かれてしまうからです。小さい数字の洞窟カードから使うのが常套手段と言えましょう。

  • 中盤戦

     宝物を取った辺りが中盤戦です。宝物を取ったプレイヤーは、簡単には前には進めません。みんながよってたかってモンスターを置くからです。カードをじっくりと貯めて、勝機を伺います。

  • 終盤戦

     最後はラストスパートで洞窟を駆け抜けます。モンスターを置かれるよりも早く駆け抜けられるかどうかが勝利の分かれ目になります。





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