●ゲームの紹介:
このゲームの目的は、ロボットがゴールするまでの最短手数を言い当て、正解数を稼ぐことです。
最終的に最も言い当てた回数が多いプレイヤーが、ゲームの勝利者です。
ゲームの手順はいたってシンプルです。まずボードを並べます(ボードは組み合わせで色々な盤面ができるようになっています)。
そしてボードの上に色んな色のロボットを置きます(同じ色のロボットは1つしかありません)。
そしてゴールの位置とゴールさせるロボットの色の書かれたチップを良くかき混ぜます。
以上でセッティング終了です。
それではゲームを開始しましょう。ゲームはチップを引くことで開始です。
各プレイヤーは、チップに書かれている色のロボットを、目標のゴールに辿りつかせるための最短手数を早い者勝ちで宣言します。
誰かが宣言すると、砂時計を使いタイムカウントが始まります。砂がなくなるまでに、各プレイヤーは、ゴールまでに必要だと思う手数を宣言していきます。
もちろん、小さい数字を宣言できたプレイヤーが有利です。最短手数を言い当てるゲームですから。
しかし、小さい数字を宣言したプレイヤーが間違えているかもしれません。念のために大きな数字でも宣言しておきましょう。
そして砂時計の砂がなくなったらタイムオーバー。小さい数字を宣言したプレイヤーから順に、ロボットをゴールさせる手順を示していきます。
誰かが正しく自分の宣言した手数でロボットをゴールさせられれば1ゲームは終了。そのプレイヤーはチップを手に入れます。
この手順をチップがなくなるまで続けていきます。
ゲーム終了時点で最もチップをたくさん持っている人がゲームの勝利者です。
非常にシンプルなゲームです。
手数を言い当てるだけなので、何人でも参加できます(^^
しかし、なめてはいけません。ロボットの動きと盤面の作りが非常に巧妙なのです。
ロボットは、まるでアイススケートを履いているかのように、壁もしくは他のロボットにぶつかるまで前進し続けます。
そして盤上の壁とゴールが絶妙の組み合わせで配置されているために、簡単にはゴールできないようになっています。
ほとんどの場合、1つのロボットを動かすだけではゴールできないようになっています。
複数のロボットを動かすことによって、初めてゴールできることが少なくありません。
時には4つも5つもロボットを動かしてようやくゴールできることもあります。
頭脳の勝負です。
チップがオープンになった瞬間、全員が無言になって考え始めるのが何とも楽しいゲームです。
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