[ ロボラリー(ROBO RALLY) ]

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パッケージ写真


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コンポーネント写真

●概要:
 暇で暇でたまらない日々を送っていた工場のコンピューターはある日閃いたのさ。

 ロボットを作ってレースをさせれば面白いんじゃないだろうか? そして始まったのがロボラリー。頭の悪いロボットが、危険極まりない工場の中を走り抜けるデスレース。

 君のロボットは無事ゴールまで辿りつけるか?

●デザイン:
 Magic The Gatheringで世界的・歴史的ヒットを飛ばしたWizard of Coast社のゲームです。

 デザイナーはMagic The GatheringをデザインしたRichard Garfiled。さすが面白いゲームを作ります。



●データ:
分類  :  アナログ >> ボードゲーム
国籍  :  アメリカ
最適プレイヤー人数  :  4人
プレイ時間  :  1時間前後

参考Webサイト :
  The Game Gallery >> ゲームレビューリスト >> ロボラリー(ROBO RALLY)
http://www2b.biglobe.ne.jp/~game/intro/roboraly.htm


●ゲームの紹介:
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ゲームボード写真
 このゲームの目的は、自分のロボットをうまくコントロールして、誰よりも早く通過点を通ってゴールに辿りつくことです。

 このゲームがただのレースゲームでない点は2つあります。1つはロボットの動きをプログラムすること、もう1つは危険極まりない工場です。

 ではまずロボットのプログラムから説明していきましょう。プレイヤーはゲーム開始時点で8枚の蚊プログラムカードをもらいます。このプログラムカードには「↑1」「↑2」「←┐」「┌→」・・といった移動・方向転換の命令が書かれています。このカードを5枚選んでそのターンの自分のロボットの行動を決めます。

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プログラム
 ここで重要なのは、ロボットは他のロボットにぶつかると、そのロボットを押してしまうということです。つまり、プレイヤーがそれぞれ勝手にプログラムを組んだ結果、互いに押し合いへし合い思いもよらぬ場所で走り出したりするわけです。

 さらに、この結果走り出すだけでは済むわけがありません。予想外の場所に走り出した結果待っているのは危険極まりない工場です。工場はゲームの盤面になっており、ロボットはこの盤面の上を進みます。このボード、よく見ると色々な絵が書いてあります。

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拡張セット

さらに危険な工場の罠が満載
 例えば崖。落ちると死にます。ベルトコンベアー。1命令実行されるたびにロボットをあらぬ場所に運んでいきます。レーザー。ダメージを受けます。他にもスリリングな仕掛けがいっぱいです。

 この結果、ロボットはプレイヤーの意図に反して即死(即破壊?)したり、ダメージを負います。さて、ダメージを受けるとどうなるのでしょう。手札の枚数が減ります。

 手札の枚数が減ったプレイヤーは、少ない命令の中でロボットのプログラムを作らなければなりません。その結果、さらに場は混乱します。ダメージを負ったロボットは、他のプレイヤーにとって突拍子もない動きをするので非常に迷惑です。

 盤面のダメージだけでも恐いのに、各ロボットは全命令が終了したら(ターンが終了したら)、ピキューンとレーザーを前方に発射します。もちろんそのレーザーが当たったロボットはダメージを受けます。

 押し合いへし合い互いに邪魔し、破壊しあいながら進むレースはまさに狂気のレース。必死に考えたのに、壊れてしまうロボットが何とも言えず楽しいのです。ロボラリーは、ちょっとマゾ的な快感が味わえる痛快ボードゲームです。


●ゲームの流れ:
  • 序盤戦

     ひらすらプログラムを書いて進みます。

  • 中盤戦

     やっぱりプログラムを書いて進みます。そろそろ有利不利が出てくるので、不利な人は有利な人のロボットを壊そうと頑張ります。

  • 終盤戦

     必死にプログラムを書いて進みます。ゴール目指してダメージを無視して飛び込みます。壊れた場合は、最期に通過したチェックポイントまで戻ります。あぁ、先にゴールされた。しくしく(T_T





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