●ゲームの紹介:
このゲームの目的は、ゲーム終了時点でより多くの得点を集めることです。
ゲームの進行は、トランプなどでお馴染みのトリック・テーキング系のゲームと同じです。
トリック・テーキング系のゲームでは、プレイヤーは1枚ずつカードを場に出していき、最も強いカードを出したプレイヤーが場のカードを総取りします。
そして、目指すカードを集めていくというのがトリック・テーキング系のゲームの特徴です。
トリック・テーキング系のゲームには、ナポレオンなどのゲームがあります。
「シュナッペン・ジャグド」でも、これらのトリック・テーキング系のゲームと同じように、自分の持っている強いカードで場のカードを狩り、自分の目指すカードを集めていきます。
それでは、このゲームの「得点体系」と、一番の特徴である「リサイクル」のルールについて説明していきます。
「得点体系」について
このゲームの得点には、「プラスの得点」と「マイナスの得点」があります。
「シュナッペン・ジャグド」はトリック・テーキング系のゲームなので、得点になる特定のカードがあります。
この得点になるカードは、プレイヤーの手前に表向きに置かれているカードと同じ数字のカードです。
同じ数字のカードを得るたびに「+1点」の得点が入っていきます。
つまり、自分の得点できるカードを集めれば集めるほど得点が増えていくわけです(^o^
しかし、話しはこんなにうまくありません。
目的のカードを集めるためには、他の要らない数字のカードも取らないといけません。
この要らないカードは、そのまま1枚につき「-1点」の減点になります(T_T
つまり、自分の得点を上げようとすればするほど、「マイナス得点」が増えていくのです。
自分が欲しくないタイミングでも、無理やりカードを取らされることもあります。
気づくと莫大な「マイナス得点」がたまっていくことになります。
これじゃあゲームにならないって?
大丈夫です。そのために「リサイクル」のルールがあります。
「リサイクル」について
たまりたまったマイナスの「ゴミ」カードの山。
でも嘆く必要はありません。
この「ゴミの山」は「宝の山」でもあるのです。
溜まった「ゴミ」カードの山に、同じ数字のカードが4枚以上あれば、そのマイナスカードを捨て、「合計枚数-3枚」(3人プレイ時/4人プレイ時は-2枚)を得点として加えていくことができるのです。
この「ゴミの山」のカードは他のプレイヤーから隠して持っておきます。
そのため、他のプレイヤーに気づかれない内に、「ごみの山」を「宝の山」に化けさせることができるのです。
この「リサイクル」のタイミングは計7回。6回のターンの終了時と、ゲーム終了時におこなうことができます(3人プレイ時/4人プレイ時は4回のターン終了時とゲーム終了時)。
「マイナス得点」をため込んで、負けていると思わせておいて一気に逆転!と爽快なゲーム展開を楽しむことができます。
※ ドイツ語の辞書を見ると、発音は「シュナッペン・ヤークト」と載っていました。
日本では「シュナッペン・ジャグド」の読みで出まわっているので、「シュナッペン・ジャグド」で統一しました。
意味は「シュナッペン」が引っつかみ合い、「ヤークト」が狩猟でした。
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