[ テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート ]

[ 概要&デザイン ]  [ データ ]  [ ゲームの紹介 ]  [ ゲームの流れ ]

写真
パッケージ写真

●概要:
 CLAMPの人気漫画のキャラクターで「テトリス」をやろう。

 フルボイスで動く「さくら」たちと共にテトリスで熱く勝負する。

●デザイン:
「テトリス」について:

 旧ソビエト連邦のコンピュータ技術者アレクセイ・パジトノフが知的教育開発用ソフトとして開発したソフト。

 日本に入ってきたときに権利が入り組んだ状態になり、(任天堂=コンシューマー、セガ=アーケード、BPS=パソコン) 、各社発売中止のバージョンを作るなど難しいソフトになる。

「カードキャプターさくら」につて:

 CLAMPの作品。月刊なかよし(講談社)に連載されていた。

 テレビアニメ版は1997年末ぐらいからNHK衛星第2で始まり2000年3月で終了。

 アニメーション製作はマッドハウスが手がけ、監督に浅香守夫、シリーズ脚本には原作者CLAMPのメンバー大川七瀬が担当。



●データ:
分類  :  デジタル >> プレイステーション
国籍  :  日本
最適プレイヤー人数  :  1~2人
プレイ時間  :  1~3分

参考Webサイト :
  ARIKA WEB SITE >> テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート
http://www.arika.co.jp/prod/skr-eh_index.html

  CLAMP-NET.COM >> NEWS & WORKS
http://www.clamp-net.com/newsmenu.html

  ひみつきち >> カードキャプターさくらの紹介
http://www1.coralnet.or.jp/clio/ccsakura/ccsakura.html


●ゲームの紹介:
 「テトリス」を対戦でおこなうゲームはこれまで数多く出てきましたが、このゲームもそれらのゲームと同じ路線上にあります。

 このゲームの最大の特徴は、「カードキャプターさくら」という人気マンガ(&アニメ)のキャラクターゲームとして、原作・アニメファン向けに作られていることです。

 それではまず、「テトリス」について紹介しましょう。「テトリス」は元々旧ソビエト連邦のコンピュータ技術者アレクセイ・パジトノフが知的教育開発用ソフトとして開発したソフトでしたが、そのルールの簡単さ、熱中度のため、全世界を席捲することになります。

 私が過去に見た雑誌の記事によると、元々手で操作するパズル(?)だったものをコンピュータ上でゲームにしたそうです。

 ゲームの仕組みは簡単です。縦横に4つつながったブロックをどんどん長方形の枠の中に落としていき、枠の中で隙間無く横方向にブロックが揃えばそのラインが消えるというものです。

 ブロックは縦横につながっているわけですが、L字型、クランク型、凸型、直線型、田型(正方形型)とあり、この形のバリエーションがゲーム性を作っています。

 テトリスの得点体系では、一気に複数のブロックを消せば高得点になるようになっています。また、長方形の枠の最上段までブロックが詰まってしまえばゲームオーバーになります。そのため一気に複数のブロックを消すことが、ゲーム上非常に有利になっています。

 この「一気に消す」ことができるのは、4つのブロックがまっすぐにつながた「直線型」のブロックだけになります。

 このことが、この単純な仕組みのゲームに戦略性を付加し、ゲームの面白さを増大させています。 (プログラムの内部的には、この出現頻度、間隔をコントロールしているように見えます)

 この「一気に消す」という行為は、見た目の動きとしても快感を得ることができ、またゲームの目的や、心理的な圧迫感からの開放も同時に実現でき、非常に優秀なゲームのシステムとなっています。

 この人間の心理にあった「圧迫からの開放の快感」を与えるゲームの一分野を開いた「テトリス」は、その後「落ち物系パズルゲーム」というゲームの1ジャンルを築く存在となりました。

 またこの頃に前後して、世の中は対戦ゲームが流行りだしました。もちろん「テトリス」も「対戦ゲーム」に進化します。

 「対戦型」の「テトリス」はスーパーファミコン当時から出始めたと記憶しています。

 この「テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート」では、その頃からの様々な対戦要素(キャラクターの技など)が1キャラに色々積め込まれているようです(鎌井氏談:ブロックが技に対応で1キャラ7技)。

 ゲーム的には「テトリス」なので、「テトリス」好きな人は楽しめます。

 またこのゲームでは、8回ごとに現れる「光るブロック」を消すと、技を発動させることができます。技が発動すると、対戦相手の手を邪魔したり、自分の手を有利に変えることができます。


●ゲームの流れ:
  • 序盤戦

     直線ブロックですぐに消せるように、縦に1ライン分空けてブロックを詰めていきます。

     ただし、このゲームでは「光るブロック」を消した時に技が発動するので、積極的に消していった方が有利になります。

  • 中盤戦

     技の応酬が始まります。どんどん自分の手が滅茶苦茶にされていくので、必死にラインを消さなければなりません。

  • 終盤戦

     長方形の枠いっぱいまでラインが上がってきたら踏ん張り時です。隣の人の手を見ると、まだまだ余裕の状態でげんなりすることがあります。そんな隣の人の状態を見ずに、あくまで自分の手だけに集中しましょう。ここまで来るともう末期症状、見ても有利にはならないです。死に物狂いで戦いましょう。





  • <ゲーム レビューTOPに戻る>



    <K.G.B.のTOPへ戻る>



    Cronus Crown(クロノス・クラウン)のトップページに戻る
    (c)2002-2024 Cronus Crown (c)1997-2024 Masakazu Yanai
    ご意見・お問い合わせはサイト情報 弊社への連絡までお願いします
    個人情報の取り扱い、利用者情報の外部送信について