[ タワードリーム2 ]

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パッケージ写真

●概要:
 企業の株を買収せよ。塔のように高いビルを建てれば儲けもうなぎのぼり。

 「株の売買」と「企業の吸収合併」でライバルを蹴落とし、大富豪になるのだ。

 アクワイアとモノポリータイプのゲームを融合させたコンピュータ用ボードゲーム。

●デザイン:
 発売アクセラ。システム的にはアクワイアとモノポリーを融合させたもの。

 ちょっとゲームの進行遅いのが難点ですが、うまく2つのゲームを融合させた面白いゲームです。



●データ:
分類  :  デジタル >> プレイステーション
国籍  :  日本
最適プレイヤー人数  :  3~4人
プレイ時間  :  45分~1時間半

参考Webサイト :
  AXELA Web Page. >> Game Software Index Page
      >> Welcome to Tower Dream 2
http://www.axela.co.jp/game/tower-d2/

  天空のレストラン & TowerDream2 Digital Magazine
http://member.nifty.ne.jp/yanaken/td2/


●ゲームの紹介:
 このゲームの目的はゲーム終了までにプレイヤーの中で最もお金を稼ぐことです。

 このゲームでは、モノポリータイプのゲームのように盤上を周回し、止まったマスの縦横の延長線上にアクワイアのようにビル駒を置いていきます。ビルは2つ以上くっつくと企業になります。さらにモノポリーのように、ビル駒に増資することで、そのビル駒の縦横の延長線上で収入を得ることができます。

(モノポリーに関してはいただきストリートの紹介文を参照)

 また、ビルへの増資がそのままアクワイアの株と同じ役目になっており、企業と企業がくっつくと企業の吸収合併がおこります。

 アクワイアとモノポリーの要素をくっつけて、うまく1つのゲームにまとめてあります。


●ゲームの流れ:
  • 序盤戦

     タワードリーム2の序盤戦は企業をできるだけ作りつつ、吸収合併されやすそうな企業にビルを建てるという静かな戦いが続きます。

     いつのまにかみんなのビルが大きくなってくると、大きな支払い金額のマスに止まったプレイヤーが破産しかかります。そうなってくると、企業と企業の吸収合併が起こり始めます。

  • 中盤戦

     このゲームで難しいのは、企業の吸収合併が起こったとき、吸収された企業のビルが全部消えてしまうことです。つまり、吸収させる予定の企業にお金をかけてビルを作ってしまうと、後で無くはめになるのです。

     しかし、ビルをたくさん建てて筆頭株主か二番手の株主になっていないと企業の吸収合併が起こったときに現金収入が入りません。ここがこのゲームのジレンマになっています。

  • 終盤戦

     終盤戦は残った企業の筆頭株主になることを目指します。めでたく筆頭株主になれれば大概ゲームは勝ってます。もちろん、複数の企業で筆頭株主になるのは至難の技なので、戦いはし烈を極めます。


  • ●ゲームの流れ2:(小中氏より寄稿)
  • 序盤戦

     ゲーム開始~2、3件の会社が建つまで。

     はっきり言って、カタンのセットアップと同じような感覚です。あまり悩むことなく、セオリーどおりにフロアを置くだけです。

  • 中盤戦

     最終ボーナスを得るべき会社をウッボーにし、その筆頭になるまで。

     「どの会社を最後までつぶさずに残すのか」と言う選択が非常に難しい。ここがこのゲームのもっとも面白いところであり、ここでのがんばりが終盤戦を決します。とても数行では語れません。

  • 終盤戦

     それ以降~ゲーム終了まで。

     中盤戦での選択した会社をウッボーに育てます。もちろん、そのウッボーの筆頭は確実にとります。

     終盤戦の作戦面での選択の余地があるとすれば、

    ・余裕があれば、別の会社の筆頭や2番手に手を出す。
    ・ラインフィーねらいをどうするか。

     と言うこと。あとは、会社のフロア数を大きくして、最終ボーナスを少しでも高くします。





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