他人と行動を共にする場合に、日々心がけなくてはならないのは、他人に叱ってもらえる人間関係を築くことです。「この人は指摘しても全然聞き入れない」と思われた時点で人間関係の成長は止まります。

　人間関係の成長が止まれば無視が始まります。他人に無視されるようになれば人間関係を修復することは非常に困難になります。人に瞬間でも無視されたと思うことがあれば、それは自分に何らかの問題行動があるということです。自分の行動を省みて、何らかの対策を打たなければなりません。

　人の意見を聞き入れて、自分の行動を改善することによって、初めて人間関係は進展します。いつでも人の意見を聞き入れるという態度を、行動で示さなければなりません。

　それは、ただ聞くということではなく、実際の行動に反映するということです。行動が伴わなければ聞いたことにはなりません。