●4-3 ボードゲーマーとしての成長 |
ボードゲームは1人でおこなうゲームではありません。自分だけが満足して、他人が満足できない場合は次のゲームをおこなってくれなくなります。つまり、長い目で見て、他人を満足させられないゲームの仕方は、適切なゲームの仕方ではないということになります。 ボードゲーマーとしての成長は、このことを踏まえた成長になります。 ゲームをプレイしたり勝ったりするだけでなく、集団の満足度を向上させ、結果的に自分が満足できる機会を増やすこと。このことができるようになって、初めてボードゲーマーとして成長したことになります。 また、ボードゲームは人間関係の上で成り立つゲームです。ゲームをプレイするだけでなく、ゲームをプレイするための人間関係を築くことにこそ最大限の努力を払わなければなりません。 K.G.B.でも最年長になるメンバーの方がおっしゃっていました。 「ボードゲームは、社会人になって、人間関係の複雑さを体験した人にこそプレイしてもらいたい」 人間関係こそ、ボードゲームをプレイするための大切な要素です。よりよい人間関係を築く努力をすることが、ボードゲーマーとしての成長に繋がります。
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