● ポイント1 利益を生まぬと思われた市場を開拓して来た。病院、刑務所、宇宙探査。よき商売は常にそこにある。
解釈≫
企業はなんでもしています。世界は企業を中心に回っており、生まれてから死ぬまで、全てのことに企業の息がかっています。また、政治はこの時代には機能していません。あらゆるものが「経営」であり、この恩恵を受けるためには「従順」と「お金」が必要不可欠の要素です。
大企業にケンカを売るのは、決して賢いことではありません。
● ポイント2 24時間働ける警官。食わず眠らぬ警官。強力な銃を持ち、それを使いこなす警官。
解釈≫
企業が労働者に望む姿です。人間は、非人間的(機械的)になるだけ称賛されます。また、社会全体が(そういう企業の戦略のために)そういう風潮にあり、一般人は非人間的な振る舞いほどファッショナブルだと信じています。
解釈≫
アメリカ人の感覚からすれば、相変わらず日本は輸出過剰国です。なぜか日本企業の商品が至るところでお目にかかれます。
● ポイント3 街の平和を取り戻したら、次は強力な軍事ロボに作り替えます
解釈≫
軍事産業は好況です。とても儲かる分野です。企業はこの軍事産業をより効率良く育てるために、各地で局地戦争を起こしています。
警察はときに武器のデータを取るために利用されます。また、各企業は武器のデータを取るために、そして自らの権益を守るために最新装備で武装した私兵を飼っています。
● ポイント4 利子だけで5千万ドルの損害になる
解釈≫
何よりもお金は重要です。この時代では、人命など価値のないものです。人間は代わりを探せばいいが、お金は戻ってこないのですから。
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