スナップショット009 |
● 2004.05.14鉄血兵団のキャラ絵です。 PFでは、キャラ絵は、鉛筆で下書きをして、その絵を見ながらドット打ちという手順だったのですが、今回の鉄血では違う方法を取っています。 具体的に言うと、鉛筆で下書きして、スキャナで取り込み。その絵に彩色をして縮小という手順で製作しています。作業しているサイズは、A4サイズで600dpiと大きいのですが、最終的な出力サイズは、505iで100×100ドット、504iで50×50ドットなので、無駄にマシンパワーを使っている気がしないでもないです。 今回は顔しか画像は使わないので、CGも顔だけしか描いていません。また、小さいサイズに縮小されるのが前提なので、少々歪んだり、線がグチャグチャでも、そのまま使用しています。費用対効果を考えるとこれがベターなので。通常のCGほど気合を入れて丁寧に作業をしても、実際の画像には反映されないのです(泣) 色塗りに関しては、最近やり方が変わってきました。昔は白黒で描いて、そこから色相・彩度で色をつけ、最後に手書きで補正というやり方をしていました。最近は、直接色を作って、そのままエアブラしでガシガシ塗りつけています。 この変更は、お絵描き掲示板などで色塗りをしているうちに、色の見え方が何となく分かってきたためです(最近ようやく、どこに何色を置くとどうなるかが、直接頭の中で考えられるようになってきました)。元々が白黒の絵師だったので、カラーはまだまだ難敵です。 今回は、レイヤーをいくつか分け、はみ出してもいいので、ガシガシ色を塗ったあと、レイヤーマスクではみ出し部分を消していくという方法で塗りました。おかげで、過去の私の絵とは色の質感が変わったかなあと思います。 そんなわけで、絵柄的にはPFと違う方向性に敢えてしています。画面の広い505iベースで今回作っているので、ドット絵じゃなくて、普通のCGもありだなと思ったので。 まずは実際の出力サイズ(505i用100×100サイズ)を以下に掲載します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 505iぐらいの解像度があれば、結構普通のCGが表示できるんですね。ちょっとびっくりです。 では以下、それぞれ描いた絵とその絵の簡単なコメントです。 ![]() 一応主人公です。 リテイクを何枚も出したあと、このデザインにしました。 髪の色塗りは、どうせ小さいサイズだと潰れるだろうということで手抜きです。 ![]() 主人公のライバルです。 PhotoShopのペンの、シェイプ機能の使い方を色々と覚えた直後だったので、 髪の毛をシャカシャカと描いてみました。 鎧の色は、こんな感じの色塗りが最近は好きです。 ![]() 仲間の女キャラその1。 顔は幼めで、胸は大きめです。おでこも広め。 実際使う画像では、胸は欠片も入らないのですが、 真面目に色を塗っています。 広いおでこで、笑顔で、上目遣いで、胸元大きく見せているなんて、 誘っているようにしか見えないですね。 ![]() 主人公の弟です。 兄とは髪型が一緒です。 髪型は遺伝と関係ないですね。 ![]() 仲間の女キャラその2。 ちょっときっつい系の女性が欲しかったので。 描線も硬いですね、ロボットみたいな感じです。 髪の色塗りはけっこうぞんざいです。 ![]() 上の女性キャラの弟君。 見た通りの性格です。 髪の毛は、ブラシのシェイプで色々と実験しました。 この絵を描いている途中で、PhotoShopが突如終了しました。嗚呼。 ![]() 敵の女性キャラ。 仲間のキャラよりは年上にしたかったので、 少し年上風にしています。 ![]() 副長。 温厚で純朴そうな感じのキャラにしたかったので このデザインになりました。 ![]() 壮年の貴族。 色を塗ったら、何だか数世代前の少女漫画風になりました。 まあたまにはよいでしょう。 ![]() 技師のおっちゃん。 特にこれといった感想もないです。 ![]() 何だかやばそうな奴に見えますが、根はいい奴です。 純真な心を内に秘めた、心優しい殺戮マシーンです。 原画をスキャンした後、あまりの線の少なさに 「絵になるのか?」と悩みましたが、 色を塗ったらどうにかなりました。 歪んでいるのは、戦闘を頑張っているからです。 ![]() だまして来そうな顔をしています。 ずるくてふてぶてしいキャラという設定なので。 ![]() 敵と言えば、目のサイズが違っていないといけないだろう ということで、左右の目のサイズが違います。 この絵を描いているときは、 永井豪とか、石川賢あたりが脳内でうずまいていた気が。 |
スナップショット008 |
● 2003.11.0911月中旬に出す予定の505i用高解像度版の準備を今しています。 取り敢えず懸案だったN505でも無事動いているので一安心。マップとユニットの画像の色数を増やして描き込んで欲しいという要望があったので、画面を差し換えました。正味8時間の作業でした。 というわけで、以下新しい画面を貼りつけようと思います。 ![]() ![]() ちなみに、分かりやすいように以前の画像を貼っておきます。 ![]() ![]() だいぶ変わりました。 描き込んだ分、ゴチャゴチャして見辛くなりましたが、まあきれいにはなりました。 |
スナップショット007 |
● 2003.11.019月に1が、10月に2が出たPrincess Forcesですが、11月に2.5を出して欲しいということで、現在その準備をしています。ちなみに、3は12月予定です。 さて、2.5は2と何が違うかというと、N505専用バージョンになることが違います。N505用に高解像度のグラフィックになり、おまけステージを少し入れようという話をしています。後は、3に向けてアイテムのバランス調整と整理をする予定です。 高解像度版ということで、グラフィックのサイズが全て2倍になります。それがどういうことかと言うと、絵を全部描き直さないといけないわけです。厳しい。 というわけで、今週は、丸1週間グラフィックの描き直しの作業を行っていました。サイズが4倍なので、時間も非常にかかります。 ようやく先ほど作業がすべて終わったので、以下2.5の画面を貼りつけようと思います。 ![]() ![]() ![]() ちなみに、分かりやすいように主人公たちの画像の低解像度版と高解像度版を貼りつけておきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() やはりだいぶ違いますね。 色数を増やさずに画像サイズだけ4倍なので、けっこう苦労しました。それよりも、ドットを打つ数が4倍になったので、腱鞘炎になるかと思いました。右肘が辛かったです。 |
スナップショット006 |
● 2003.08.19Princess Forces(開発コード:姫4i)の発売日が決まりました。9月11日です。多分、これで動かないはずです。というわけで、株式会社オープンドアさんのRPG大集合用にスクリーンショットを撮ったりしていました。ついでなので、こちらにも掲載しておきます。 画面はi504向けのものです。アプリ自体は、i504、i505の全機種対応になっています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 画面がかなり変わりました。しかしちっちゃいですね。ミニアチュールの世界です。今回の開発は、ドット絵のいい勉強になりました。個人的にはドット絵萌え~です。 あと、体験版も作る予定です。コミケでi-appliエミュレータを作っていたので、勘のよい人は気付いているかもしれませんが、PC向けの、うちのサイトからDLできる体験版も作る予定です。楽しみにしていて下さい。 |
PC版スナップショット005 |
● 2003.08.15コミケ用に突貫工事で3日で製作した、i-appliエミュレータ上で動く姫4です。というわけで、スクリーンショットをズラズラと掲載しておきます。 ![]() ![]() ![]() |
開発中スナップショット005 |
● 2003.07.22i-appliの開発を「やっている、やっている」と言うばかりで、最近画面をアップしていないので、幾つか画像を貼っておきます。そんなわけで、i-appli用シミュレーションRPG「Princess Forcess」の開発は少しずつですが進んでいます。こんな感じでちょこっとずつ、画像出しとかやっていこうかと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
開発中スナップショット004 |
● 2003.07.01とりあえず一通りの処理が実装された状態で、30KB以内に収まりました。良かったです。仕様が多いので、入り切るのだろうかとずっと不安だったので。 というわけで、少しプログラムはお休みして、絵師モードに頭を切り換えて、CGをガンガン描いていかないといけません。ぷふーっ。 そういったわけなので、画像は仮画像がだらけで今後大きく差し変わっていくのですが、現時点での画像を少し公開しておこうと思います。皆さん、眺めて行って下さい。個人的には期待大のゲームなのですよ~。シミュレーションRPG好きなので。 以下、画像は全てIMGタグで2倍に拡大したものです。i-appliで動いているものをそのままキャプチャしたものですので画像は小さめです(^^; ![]() キャラの立ち絵にそのまま職業が書かれているのは、プログラムが忙しくて1枚しか絵を描いていないためです。全画像、この立ち絵に「職業名」を書いただけです(T_T 16色でのっぺりした感じの絵にしています。こうすると圧縮率高いので。 最終的にどんな感じの絵にするかはまだ未定です。作業コストと応相談と言った感じです。 ![]() シミュレーションRPG好きなので、開発にも気合が入ります。とは言え、画面の狭いこと狭いこと。120×120ドットしかないのですよi-appli! ![]() これも数時間前にようやく実装されました。この1週間で3日徹夜でヘロヘロになりながら。 流石にミニマップは1マス5ドットしかないので、あまり情報を盛り込めないですね。 ![]() Princess Forces(開発コード:姫4i)では、攻撃したり魔法を使ったり、回復呪文を使ったりは、全部「戦闘」のカテゴリで行ないます。職業によって、持てるアイテムの属性が違っています。各キャラ、装備できるアイテムは2つまでです。普通は武器+防具なのですが、気合を入れて、武器+武器という組み合わせでもOKです。ただし、同時には使えませんが。 以下、簡単にそれぞれの行動を紹介します。 ○ 戦闘 殴ったり、攻撃魔法をかけたり、回復魔法をかけたりします。戦闘時に使ったアイテムの重量のAP(アクション・ポイント)が消費されます。オーソドックスな攻撃方法です。 ○ 一撃離脱 「戦闘」の3倍のAPを消費する攻撃方法です。この「一撃離脱」では、攻撃を行なった後、移動前の場所まですぐさま戻ってきます。長躯して殴って、そのまま城に戻るなど、非常にえげつない攻撃を行なえます。個人的には「騎馬戦術」とか呼んでいます。 ○ 防御 攻撃を行ないません。敵に攻められた時だけ反撃します。反撃は、APを消費しません。攻撃側は防御側の3倍の戦力……なんて言いますが、敵がマジで防衛線を展開していると、攻め落とすのが大変です。こちらは疲弊するばかりで、敵はぬくぬくと防御し続けたりしますので。 ○ 休息 APを回復する行動です。APをMAXの半分の量だけ回復してくれます。ただし、休息中に攻められたユニットは防御不能なので注意が必要です。下手な場所で休むと、わらわらと攻められて瞬殺されます。 もちろん敵のAIは、誰が休息中かをちゃんとチェックして攻撃を仕掛けてきます。逆に敵は休息する時、一旦戦線を離脱してから休息します。基本ですね。 ![]() 射程、範囲という値があるように、射撃武器や範囲魔法も存在します。えげつないです。 攻撃時に気をつけたいのは、防御している相手に射撃で攻撃した時です。相手の持っている武器の射程以内なら反撃されてしまいます。つまり、防御している射撃隊に範囲魔法で攻撃したら、凄い数の矢が返ってくることもあるというわけです。危険です。 ![]() サーバー側からもソフト内のデータのバージョンを管理できるようにしています。自動デフラグ機能とか、色々ついていて便利なファイルシステムにしています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 右上と左上の数字がスロットになっています。目押しできるかなあ? ![]() スピードの順に行動を行ないます。 ![]() HPが0になりました。あっけなくやられてしまいました。 ![]() マップ上には、軍資金が補充される拠点や、アイテムが隠されているマスなどが仕込まれているので、1度クリアした後でも何度でもチャレンジできます。変なところにアイテムを隠しておこうと思います。 |
開発中スナップショット003 |
● 2003.06.16そろそろタイトル画面とか入れないといけなくなってきたのでサクッと2時間程でタイトル画面を作成しました。急いで作ったので、まだ修正する可能性は高いです。 戦闘は、射撃や範囲攻撃とか反撃とか入ったので一通りは戦えるようになりました。でもまだまだ作らないといけない所が多いですね。急がないと。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
開発中スナップショット002 |
● 2003.06.06友人に見せたら、「うわっ、細か!」とか言われました。職人芸の世界です。職人?![]() ![]() ![]() ![]() |
開発中スナップショット001 |
● 2003.04.12実はこの頃から始動していましたが、色々契約がのびたり、私が忙しかったりであまり進展があったり、なかったり。というわけで、キャラのラフ描きです。NTTへの企画は通っているそうです。![]() ![]() ![]() |