「コミックスタジオ・ドットネット」にアップされているマンガを読むには、専用のビューワーを使わなければなりません。 そのビューワーは、「ComicStudio Viewer」と言います。 ここでは面倒なので、以下「ビューワー」で通します。 さて、今までそのビューワーを使っていなかったのですが、特に理由はありません。 「何となくマンガを読むのが重そうだったから」というのが理由と言えば理由です。 「でも、1.04も出たことだし、ついでに使ってみよう」と思い、落として使ってみました。 ファイルサイズは約3MB、これはアップロードするためのエクスプローラーとほぼ同じサイズです。 3MBだと、「ダウンロードでもギリギリ落とすサイズかなあ」と思います。 10MB越えると厳しいですが。 あと気になるのは、ダウンロードページにビューワーのバージョンが書いていないことです。 古いのか新しいのかさっぱり分かりません。 結局ダウンロードには10分ほどかかりました。 そしてインストール、Windowsの再起動。 ここまではサクサクといきましたので説明はなしです。
● ダウンロード時のビュー さて、再起動も終わったことだし、マンガを読みに行こうかなと思い、「コミックスタジオ・ドットネット」にログインしました。 いつも思うのですが、ログインが面倒なのと、複数ウィンドウを開けないのが痛いです。 私はタブブラウザを使っているのに、その機能が活かせません。 それはさておき、早速人気のあるマンガをダウンロードしようとクリック。 いきなりビューワーが立ち上がりビューワーからの読み込みが始まりました。 「おおっ、本格的だ」と思いました。 でも、「もしかしてこれじゃあ、Windwosでしか読めないんじゃ?」という気もします。 ビューワーが立ち上がると、全画面ウィンドウになりマンガが表示されます。 最初ちょっとビビリました。
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その後各コマが読み込まれていきます。 以下は実寸のサムネイル画像の一部です。
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この後、各コマが読み込まれていきます。 以下はコマが読み込まれているところです。
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私はバグだと思うのですが、仕様なのかもしれません。 各コマは、56kbpsのモデムでも「ちょと遅い」程度の速度で読み込まれます。 最初の頃「激重」という話を聞いていたのですが、だいぶ改善されたのではと思います。 最初触っていないので比較しようがないのですが。 もしくは、コマ単位で落としていることになるので、重く感じにくいだけなのかもしれません。 だいたいダウンロードされる体感速度としては、普通にマンガを読む速度の5~10倍といった感じです。 ブロードバンドなら普通にマンガが読めるのかなあと思いました。 (その後、マシンによってはそうでもなさそうなことが判明) また、マンガを読む操作は左上の小さいウィンドウでおこないます。 以下は画面の左上にあるウィンドウです。
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普通の音楽プレイヤーと逆の方向の操作なので慣れるまでに操作ミスが多かったです。 操作ミスのたびに読み込みがかかるので、だいぶ挫けそうになりました。 まあ、確かにマンガのページ操作に合わせた操作方向なのでしょうが、音楽プレイヤーなどの「似た物」との混乱を防ぐために一工夫が欲しかったなあと思います。 あと気になったのが、ページを戻るとき。 ページの尻から順番にコマが表示されるのはいかがなものかと。 ページの進む、戻るに関係なく、ページの頭から順番に表示して欲しいと思いました。 これは製作の都合上、手を抜いている部分なのかなあと思いますが。
● ローカル時のビュー さて、一旦読み込んだマンガはローカルでも見ることができます。 試しにネットを切断してWindowsを再起動してビューワーを起動してみました。 以下のようなウィンドウが立ちあがります。
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「ストリーミングみたいに、ネットにつないでないと読めないのか?」と思ってドキドキしていましたので少し安心しました。 さて、「ローカルなので重くないだろう!」と思いマンガを開いてみました。 コマがパラパラと順番に表示されます。 「?」 どうも、ローカルでもHDからの読み込みとファイルの展開にちょっとだけ時間がかかるようです。 見開きのマンガを開くのに1秒以上かかっている感じでした。 でもまあ、読むのに支障が出るほどではありません。 ただ、「CPU 200Mhzぐらいのマシンだとどうかなあ?」と心配です。 ビューワーで気になる点といえば、「全画面表示になってしまう所かなあ」と思います。 他の作業の裏で読み込ませようと思ったら、ALT+TABでウィンドウを切り換えないといけないです。 「そこら辺はわざとなんだろうなあ」と思うのですが、やはりユーザー側の意見としては「自由なサイズで見させて欲しいなあ」と思いました。 例えば現実世界でもテレビ見ながらマンガを読むのは普通ですので、Webサーフィンしながらその裏でマンガを読めればなあと思いました。
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