2001.08.26 犬飛佐助
「Flash」触り2回目です。
今回はちょっとだけましなものになりました。
前回は30分の作業だったのですが、今回はお絵描きからアニメーションまで6~7時間かかりました。
ついでに「Flash」のサイズ変更用JavaScriptのプログラムも書きました。
マシンによっては描画スピードが追いつかないと思いますのでご利用ください。
画面の一番上にあります。
一応、JavaScript止めている人向けのタグも書いておいたのですがテストはしていません。
とりあえず、買った「Flash」の本は全て読み終わりました。
本日喫茶店で3時頃に読み終わりました。
そこから簡単な絵と、簡単なアニメーションを作ってみようと思って作ったのが、この「犬飛佐助」です。
いや、名前は今適当につけました(-_-;
今回は、本格的に「Flash」を触ることになったのでだいぶ悩みました。
まず最初につまずいたのがパスのお絵描き。
イラストレーターを使ったお絵描きにはなれているのですが、敢えて「Flash」の描き味を試すために全部「Flash」上で作業をおこないました。
「ぬぅお~~、描き難い!」
だいぶまいりました。
イラストレーターでは便利に使っていた機能がFlashにはないのでだいぶ困りました。
選択範囲のパスのポイントのみに拡大縮小や回転をかける機能がないのは痛過ぎます。
あとパスの合成とか論理演算がないのも痛いです。
基本的に「Flash」は手書きでサクサク描くツールのようです。
パスの機能はおまけのようです。
次に詰まったのは、オブジェクトの参照関係です。
ライブラリというオブジェクトを納めておくウィンドウのツリー関係の見た目と、オブジェクトの関係がまったく無関係で、はなはだ混乱しました。
さらに、「自動でアニメーションの設定をおこなう機能」を使うと、オブジェクトの親子関係の間に勝手にオブジェクトを追加して、親~孫関係にしてしまうのは参りました。
ライブラリでの見た目の関係とリンクしていないこともあいまって、オブジェクトの依存関係をきちんと把握するまで1時間以上作業が止まりました。
「間違ってアニメーション設定おこなってしまったオブジェクトのアニメーションだけを消したいのに、アニメのオブジェクトを消すと元絵も消えてしまう~~!」と1時間以上も試行錯誤をしていました。
最終的には、オブジェクトの参照関係の向きを一部間違っていたのがわかり、間違いを修正することができました。
また混乱するのが嫌だったので、速攻でオブジェクトの依存関係とライブラリのツリー関係を手作業で揃えました。
全部のファイルを捨てて、最初からやりなおさないといけないかと思いました。
もしそうだったら怖い・・・。
ここが一番わかりにくかったです。
どうもツール自体がデザイナー向けにできているらしく、「内部構造に合わせたデータの表示がなされている」と思ってかかると痛い目に合うようです。
「オブジェクトの階層構造か?」と思ったところが、ただの作成順だったり、クリック順だったりしたことが何度もありました。
紛らわしい。
最終的にようやく「Flash」の階層構造が理解できた・・・と思います。
一応階層構造を持ったムービーを作れましたし。
慣れるとそうでもないのでしょうが、まだ触るの二回目なので色々と苦労しました。
次からは、絵だけでも他のソフトで描こうかなと思ったりしました。
手書きで描いたあとのパスを修正するのが面倒で。
もしかして「Flash」って、そんなに神経質にパスの1個1個のポイントを調整していくものではないのでしょうか?
今、この文章を書きながらそんな気がしてきました。
追伸:
本日の題は「飛び加藤」にするか「猿飛佐助」にするか随分(2分ほど)悩みました。
最終的に「飛び加藤」はどういじっても「飛び加藤」にしかならないのでやめました。
いや、あのパイロットは犬なんです一応。
ついでに言うと、機体に描いているのは電波犬です。