~2000年9月のお部屋日記~

● 2000.09.29(金) B2MCS その3
● 2000.09.28(木) アクセス解析 その2
● 2000.09.26(火) B2MCS
● 2000.09.25(月) アクセス解析
● 2000.09.24(日) バグ取り その2
● 2000.09.23(土)b バグ取り
● 2000.09.23(土)a ゲームショー その3
● 2000.09.22(金) ゲームショー その2
● 2000.09.21(木)b ゲームショー
● 2000.09.21(木)a 東急ハンズ
● 2000.09.20(水) 若衆宿
● 2000.09.19(火)c スマイル
● 2000.09.19(火)b ホームページ
● 2000.09.19(火)a JAVA その2
● 2000.09.18(月) JAVA
● 2000.09.17(日) 百鬼夜行
● 2000.09.16(土) お部屋日記予告編
● 2000.09.15(金) まだです

お部屋日記 (不定期刊行予定)

● 2000.09.29(金) B2MCS その3

 なんだか、最近「b2mcs(バナー to めもくり・スキン)」にはまっています。

 自分で作って、自分ではまっていたら世話ないんですが、触れば触るほど凝っていってしまいます。凝り性なんですね、元々が。

 ずっと実験しながら改良しているわけですが、これがまた非常に楽しいです。

 なぜか私の手元には都合の良いことにバナーがたくさんあります。投稿リンク集用に200個以上のバナーを収集していましたので、これで実験して遊んでいます(すみません、人のもので遊んだりして)。実験だけで個人利用しているだけです。

 「バナー」から「めもくり・スキン」に変換するだけではもったいないので、インターネットへの公開用HTMLファイルも出力していたのですが、さらにこれに趣向を凝らそうと思っています。

 Web上にアップされたこのHTMLの閲覧数をCGIで自動で集計してアクセスランキングなどを開催しようかなと目論んでいます。

 面倒なので完全自動化を目指しています。使用者の方が、ただHTMLファイルをフォルダごとインターネットにアップするだけで自動集計をしてくれるシステムを作っています。

 ああ、こんなことばっかりしていて、公開はいつになるのだろう。

 ちなみに、ソフト自体は既に完成して稼動中です(^^;

 また、同時公開予定の「めもりくりーなー 2.005」では、「b2mcs」用に新たに用意した「URLリンクボタン」が使えるようになります。

 「バナー」をクリックすれば、ブラウザーでホームページが開くしかけです。こちらも完成済みです。もちろん「めもりーくりーなー 2.004」以前でもきちんと動きます。

 こんなことをして遊んでいるうちに夜も更けてきましたね。でも、遊ぶのが楽しくて寝れません。嘘です。終電に乗り遅れて朝まで徹夜しているだけです。ああ、恨めしきは終電よ。

● 2000.09.28(木) アクセス解析 その2

 アクセス解析を続けています。

 どうやら大きなバグもなく解析できているようなので、解析を続けています。やはり状況把握というものは大切だと痛感しています。

 そろそろサイトの整理の第二弾をおこなおうと思っています。今週の週末が山場になるかと思っています。

 現在Webサイトの公開に利用している場所は以下の4つです。

・BIGLOBE : メイン、投稿、同人系の置き場
・GeoCitiesその1 : 電脳系、お絵かき系の置き場
・Vector : その他置き場
・GeoCitiesその2 : ゲーム系置き場

 これに合わせて、置き場所が間違っているサイトを引越しさせていこうかと思っています。また、それに合わせてデータ整理、ディレクトリ整理もしないといけないかなと思っています。

 整理が終わったら、検索エンジンにそれぞれ登録する予定です。

 しかし、検索エンジンも世の中には多いですね。調べていてびっくりしました。

 更新計画として検索エンジンのリストを作っていたのですが、現在150件くらいの検索エンジンサイトがリストアップされています。数が多いので、一括登録ソフトを使おうかと思って商品を調べていたのですが、これも定型入力型のものへの対応が中心みたいです。

調べた一括登録系の場所:

トレリャン ソフトウェア
一発太郎
さぶみっと
アクセスアップ.ORG
一括登録宣伝でき太君

 全部に手作業で入力するのも嫌なので、自分で半手動入力の登録ソフトでも作るしかないかなあなどと考えています。他の方々はどうやっているのだろうかと、興味が沸くところです。

● 2000.09.27(水)b Webサイトの運営

 Webサイトの運営というのは楽しくてたまりません。

 もともと私は同人誌を作ってイベントで売ったりして遊んでいました。その頃に友人が言った言葉が今も忘れられません。

 「コミケには自分の趣味を見せびらかしに行くんだ。こんな面白いことをやっているんだぞ~!っと、自分が楽しくてたまらないものを見せびらかしに行くんだ」と彼は言っていました。

 「なるほどそうだ」と思いました。

 その彼がインターネットを使い始めた頃の言葉も印象的なものでした。「スゴイ! 毎日が世界を相手にコミケだ」彼は諸手をあげて喜んでいました。

 私もそう思いました。

 この「るてんのお部屋」はそういった「個人の趣味を見せびらかす」ためのサイトです。「見せびらかす」と言うと、少し悪い印象を持たれるかもしれません。「趣味をアピールする」ためのサイトと言った方が良いかもしれません。

 物事を誰かに発信するという行為は、大なり小なり「世界に対する革命」だと私は思っています。

 意識する、しないを別にして、世界を自分の側に引っ張ってこようという行為だと思っています。私は高校時代に新聞部でした。そのとき知ったのは、「物を書き、人に伝える」という行為は、その反応を非常に大きく期待する行為だということです。

 そして、その期待は仲間を求める欲求へと変わります。Webサイトを運営していく上で、共通の趣味を持つ友人が日本中に増えました。

 しかし、最近疑問に思うことがあります。それは、オンラインだけの繋がりというのは非常に細く弱いものだということです。オンラインの繋がりにオフラインの繋がりができて、初めてその繋がりが太く強くなっていくように思えます。

 私はインターネットを始める前から、「雑誌投稿」という見えないネットワークを使って遊んでいました。その頃の雑誌の同士たちが、インターネット時代になってオフラインで会えるようになるという現象が発生しています。

 インターネット上でソフトウェアを配布するようになって約14ヶ月が経ちました。ネットワークだけの繋がりしかないオンラインソフトを通してのやり取りは、なかなか「革命」に発展しないなあなどと考えてきました。

 「めもりーくりーなー」が予想外のヒットをした割には友人の数が増えないことに、私は首をひねっていました。

 「めもりーくりーなー」にスキンを導入しようと思ったのはそのためでした。情報(ソフト)がネットワーク(友人)に発展するためには、そういった共通の土台が必要なのではないかと考えたからです。

 しかし、まあ人に見られるということは良いことです。このWebサイトも、「めもりーくりーなー」を配布しはじめるようになって、色々な方に指摘を受けてだいぶ発展してきました。それ以前は人もほとんどこないのでメンテナンスもほとんどしていなかったです。

 このサイトのコンテンツの半分くらいがこの1年で増えてきたのを思うと脅威的な気がします。

 最近はアクセスカウンターよりも、掲示板に書きこんでもらう回数を増やすにはどうすれば良いのかをずっと考えています。

 同じ掲示板でも投稿系の掲示板はきちんと機能しています。こちらは、共通の話題の土台があるからです。

 しかし、お部屋の掲示板は閑古鳥です。皆さんもそんな経験をされたことはないでしょうか? サイト運営も、なかなか難しいなあと最近思っています。

 皆さんのご意見をお伺いできれば幸いです(お部屋日記を何人が読まれているかは謎なんですが)。

● 2000.09.27(水)a B2MCS その2

 「b2mcs」(小文字の方が見やすいかも?)を作り始めて2日目。「めもくり・スキン」に最初から準備していた拡張機能と付き合わせて、色々アイデアが浮かんで困っています。

 「めもくり・スキン」には、将来を見越していくつか拡張要素を持たせてあります。

 拡張要素には、大から小まであるのですが、主要なものは3つです。

 1つ目は各ITEM(画像)に対する「パラメータ」です。将来何か思いついたときに実装できるように数値を埋め込めるように作っています。

 2つ目は各ID、各ITEMの「数」です。実はボタンや画像の表示はまだまだ拡張可能です。これも将来拡張したくなったときのために用意しています。今はID、ITEMはほとんど使っていないのでスカスカ状態です。

 3つ目は「拡張ファイルパス」です。「めもくり・スキン」から特定のファイルを読みに行き、そのファイルの情報を取り込めるように拡張できます。この「拡張ファイルパス」を使えば、スキンファイルのフォーマットにこだわらず、事実上無限にデータを拡張できます。

 「めもくり・スキン」のファイルは、「あーでもない、こーでもない」と言いながらだいぶ長い期間かけて考えたものです。結局全ての要素は入れず、将来の拡張のために残しています。

 「b2mcs」を作っていると、そんなことを考えながら、色々とアイデアが脹らみ過ぎています。いかんなあと思いつつ、凝り過ぎて使いにくくならないように自分を戒めています。

● 2000.09.26(火) B2MCS

 実はこっそりあるソフトを作っています。ソフトの略称は「B2MCS」です。

 何の略かと言うと、「バナー to めもくり・スキン」。

 ホームページに使っているバナーを、「ファイル選択ダイアログ」から選択するだけで、「めもくり・スキン」が自動でできるお手軽ツールです。200 × 40 のサイズのバナー限定です。

 ついでに、作ったスキンをダウンロードするページやら、プレビュー画像やらも同時に作成してくれます。

 さっきまで部屋でちまちまと作っていましたが、きちんと動いているみたいです。ドキュメントなど整備したら公開予定ですので、楽しみに待っていてください。

● 2000.09.25(月) アクセス解析

 前々から、やろうやろうと思っていたアクセス解析を今日の午前3時くらいからはじめました。

 先ほどまでCGIのスクリプトを調整していたのですが、きちんと動きそうなので、実験的に3つのページに張りつけて様子見です。

 主要なトップページにはカウンタを置いていたのですが、実際1日にどれくらいの方が訪問されるのか、皆目見当もつかないのが実情です。

 それに、毎日の集計を手作業でおこなうのも疲れてきたので、毎日の集計を自動で取ってくれるスクリプトをCGIで書いていました。

 最近分かったのですが、CGIでロック処理をするとだいぶ実行が遅くなるようです。なのでロックなしでアクセス解析プログラムは作っています。そのかわりバックアップファイルからの復旧機能をつけたりしてました。るてんのお部屋のカウンターにも早いうちにバックアップ機能をつけようかと思っています。

 さて、アクセス数の話が出てきたのでお部屋の基本スペックを書こうと思います。

・1日の平均来場者数  :  700人強

・めもりーくりーなー2.00公開時の1日の来場者数  :  2000~2500人

・めもりーくりーなー2.004公開時の1日の来場者数  :  1600人強

 如実にめもりーくりーなーで数値が変わっています(^^;

 1日の来場者数は、サイトをリニューアルして100ほどあがりました。サイトのリニューアル前は、めもりーくりーなーの公開から日が経つと徐々に数値が落ち込んでいたのですが、最近はそれもないみたいです。

 そろそろ検索エンジンにも登録しようかなと思っているので、その前にアクセス解析の環境を整えてしまおうと思っています。

● 2000.09.24(日) バグ取り その2

 今日は部屋でずっとめもりーくりーなーのバグ取りをおこなっていました。

 友人のkamai氏がめもくりのスキンを作っていたらしく、何度か電話で質問が入ってきました。おかげで、こちらで再現しなかったバグの原因が発見でき、助かりました。

 そのあとは1人細々と爆弾ドリラーのタイトルの絵を描いていました。イラストレーターでちまちまと描いてみたのですが割りと気に入っています。

 本当は、今日JAVAのソフトのプログラムをがんばって進めるつもりだったのですが、まったく進みませんでした。その分、他のものをたくさん作りました。そろそろ眠いので寝ます。

 ・・・そう言えば、最近アスキーアートが面白く感じてきています。これは時間がすぐ経つので危険な遊びです。危ない、危ない。

● 2000.09.23(土)b バグ取り

 めもりーくりーなーのバグを取り始めました。

 今日はゲームショーと秋葉原電気街巡りで肉体を酷使していたのでかなりヘロヘロです。


● 2000.09.23(土)a ゲームショー その3

 本日は友人と先輩とまたゲームショーに行ってきました。朝は6時起き。そして午前中をゲームショーで潰し、午後は秋葉原を回ってきました。おかげでかなり歩きました。だいぶ疲れました。

 これだけで文章終わりは味気ないので本日のゲームショーの感想です。

・本日の戦利品   「Mr.Drillerのストラップ」

・本日やったゲーム   「ダンスサミット2001」

・本日感服したゲーム画面   「メタルギアソリッド2」。

 メタルギアソリッド2のゲーム画面は凄かったです。格好良いです。思わずあんぐり口を開けて見とれてしまいました。

 次は秋葉原の感想です。

 秋葉原にはノートパソコンの安いのを探しに行ってきました。10軒くらい回ったので、だいたいの相場をまとめておきます。後日私も忘れると思いますのでメモ代わりです。

・2~3万円台 : CPU:90~120MHz  HD 250~280MB  Memory 8~32MB

・4~5万円台 : CPU:120~160MHz  HD 500~800MB  Memory 32MBぐらい

・7~8万円台 : CPU:200MHzぐらい  HD 1.5~2GB  Memory 32~96MB

 まともに使うつもりなら、8~9万円の出費は覚悟しないといけないようです。うーん、冬までには欲しいところです。お金があればの話ですが。

 あと、秋葉原には「ロボコン館」というお店ができてました。「ロボットコンテスト」の「ロボコン」です。自作ロボットのための本やパーツを専門に扱っていました。

 そういえば、最近渋谷のBook1(大きな本屋さん)にもロボコンコーナーができていました。もしかしたら、ロボットはブームなのかもしれません。

 アイボやら、マインドストームやら、ワンダーボーグやら、最近ロボットの話題にはことかかないですし。ロボット作りたいですね。そう言えば、ロボットのサッカーリーグを作ると発表されたのも今年だったはずです。ロボットか、いよいよ21世紀ですね。

● 2000.09.22(金) ゲームショー その2

 今日ゲームショーに行ってきました。

 今日はビジネスデーだったせいか人もあまりおらずガランとしていました。キッズコーナーなどは、まだ準備中ということで入れなくなっていましたし、全体的にまだ予行演習という感じでした。

 その中で、私が勝手に見所だと思った「私的見所」リストを以下にまとめます。

見所AA級
トミー ダンスカラオケ  ブースでみんな踊っています。それもミッキーマウスの曲でです。
 ミッキーの曲が、ダンスミュージックになっていて、大画面で表示される振りに合わせてみんな踊っていました。
EPOCH エキサイトピンポン  小さい機器をテレビにつなぎ、ラケットを振ってテレビの中の卓球台で卓球をします。
 同じ仕組みの野球ゲーム(テレビに向かってバットを振る)エキサイトスタジアムの続編です。
 スポーツシリーズを増やしていくそうです。面白かったです。
コナミ サイレントヒル2  ムービーの出来が非常に良いです。映画のセブンの宣伝の映像を思い出しました。
 うねうねくねくねする死体が、本当に生理的に気持ち悪くなるレベルです。ムービーだけでの出展ですが期待大です。
クライマックス・グラフィックス イルブリード  お金かかってないブースだけど面白いです。必見です。P・T・バーナム好きな私は大絶賛です。
 本気でビビリました。
バンダイ ワンダースワンカラー  カラーです。無茶キレイです。
 個人的にはFFよりプリンセスメーカーの方に心が動きました。大学時代は、徹夜でプリンセスメーカーやって学校に行ったものです。
テクモ ソロモン  ソロモンの鍵ですね。思わずプレイしてきました。ゲームボーイカラーです。

見所A級
カプコン (オンラインゲームいくつか)  カプコンはオンラインゲームへの傾き方が凄いです。
 大きな会社は、どこも次世代のオンラインを見据えたゲームをどんどん投入してきています。
カプコン 鬼武者  プレイしました。さすがに動きがいいです。モーションキャプチャリングのスタジオを自社で持っているだけあります。
 操作は慣れるまで少し戸惑いましたがすぐなれました。開発途中版ですが面白かったです。
コナミ メタルギアソリッド2  光の表現が良いです。懐中電灯などの光が、非常にうまく表現されています。

見所B級
コナミ プロ野球カードゲーム フィールド・オブ・ナイン  さすが権利をうまく使っています。かなりのブース面積を割いてプッシュしてました。
KOEI 決戦II  荒唐無稽度がさらにパワーアップ。ムービーだけ見ても、もう大変なことになっています。
 決戦はこの路線で突き進んでもらいたいです。
ブロッコリ (絵の展示)  一応全部回りましたが、ちょっと恥ずかしいです。
 割りとクールなイメージのブースの多いゲームショー会場で、そこだけ空気が違っていました。
 狙い通りのブースになっているのではないかと思います。

その他覚えているところ
アイレム カートン君  カートン君を全面に出したブースでした。
エンターブレイン トゥルーラブストーリー3  PS2だと、2Dがきれいになるから良いですね。PS2の真のスペックとは関係ないですが。
 でも、きれいにアニメーションもしてました。
ジャレコ ドリームオーデション  あまり記憶にないですが、その中ではドリームオーディションかなあと。
サンソフト (アクセサリ類)  ハードのアクセサリが多かったです。内容はスピーカーや通信機器などです。
トミー ゾイド  ゾイドがたくさん展示されてました。パソコン用の3Dのモデルも出るんですね。知らなかったです。
ハドソン (i-mode のゲーム)  i-mode のゲームが多数展示されてました。
タカラ ポピラ  単純だけど面白そう。売れるかは謎です。
NTTドコモ (i-modeでのゲームやコンテンツ)  展示してました。
GENKI 剣豪  グラフィックは鉄拳のレベルまでは達していません。
 でも、血がびゅくっびゅくっと吹き出ます。たくさん出ます。流れたりもします。
 血液マニアの方には良さそうです。
KOEI ギタルマン  想像していたよりキレイでした。最近19の曲を聴き始めたので絵は慣れました。昔はあの絵が苦手でした。
サンライズ G-SAVIOUR  サンライズはガンダムです。
SCE ダーククラウド  結構色がきれいなRPGでした。
SCE グランツーリスモ2000(仮)  2000なのに2001年発売予定らしいです。
エニックス オレが監督だ!  プロ野球ゲームです。
エニックス ダンスサミット2001  バストアムーブの流れです。
テクモ デッド オア アライブ2  たくさんありました。

 それ以外のブースはあまり記憶に残らなかったです。また、販売ブースに関しては何も書いておりません。

 他にも韓国のドメインの会社やイギリスのドメインの会社が出展していたので国際的なイベントっぽかったです。

 韓国の会社はオンラインゲームが盛んな国だけあって、ネットゲームで出展していました。国によって環境がだいぶ違うなあと思いました。

● 2000.09.21(木)b ゲームショー

 明日は生まれて初めてゲームショーに行ってきます。東京ゲームショー以外のゲームイベントは、いくつか仕事で行きましたが、東京ゲームショーに行くのは明日が初めてです。

 どんなイベントなのか今から楽しみです。明日のお部屋日記はゲームショーネタかもしれません(^_^:

● 2000.09.21(木)a 東急ハンズ

 昨日、渋谷の東急ハンズに行った。目的は文房具を数点買うためである。買った文房具は筆ペン、封筒、インク、ペン先である。どれも私の趣味(雑誌投稿)のための道具である。

 東急ハンズは神戸にいた頃から好きで良く通っていた。初めて東急ハンズに入ったときは「何て便利な店なんだろう」と狂喜した。「何かを作る」ということをコンセプトに、非常に洗練された店だと思った。

 大学時代に毎日文房具屋に通っていた私としてはまさに望んでいる店そのものであった。

 人が商品に惚れるということは、そこにまさに「自分が欲しいと思っているもの」を見つけたときなのではないかと思う。例え良くできているものでも、「望んでいないもの」ならそれは単なるガラクタに過ぎない。

 そう考えると世の中に「惚れられる商品」はなかなかないのではないかと思う。最近私が惚れたのは「Mr.DRILLER」というゲームである。「これがゲームだ」と思っている形がそのままその商品には含まれていた。結局発売初週で5軒ほどお店を探し回って購入した。

 「物に惚れる」ということが難しいということは、「惚れられる商品」を作ることはもっと難しいことだと思う。何か物を作るとき、せめて自分が「これだ」と思える部分、自分で惚れられる部分がなければないといけないと思う。

● 2000.09.20(水) 若衆宿

 今、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んでいる。

 最近は会社の行き帰りにずっと司馬遼太郎の本を読んでおり、今週頭からこの本を読み始めた。

 私は昔から本を読むのが人一倍遅く、一冊読み終えるまでにたいそう時間がかかってしまう。まだ「菜の花の沖」は一巻にすぎない。

 その一巻の初めに「若衆宿」という西日本の風俗の話が出てくる。

 舞台は淡路島である。元々その風俗は南の海洋民族の風俗であったらしく、中国、朝鮮半島では見られず、日本では西日本でしか見られないという。

 この風俗では、子供は大人になると、「若衆宿」という若者だけの組織に入る。この組織は大人たちとは独立した組織であり、入った年次が古いほど偉く、入った直後の者は古参の者に従う。

 「宿」とその名が付いているのは、「若衆宿」に属する者たちが、就寝時には幾つかのグループになり、同じ屋根の下に泊まることによる。

 若者たちは、こうして完全な大人になる前に社会生活の訓練をする。「若衆宿」は完全な自治であり、村の祭礼などはこの「若衆宿」の者たちが取り仕切る。

 このくだりを読んだときに何かに似ていると思った。大学時代の学生寮にである。

 私は大学時代、熊本大学の学生寮に属していた。寮内では年次の縦の関係は絶対であり、各棟、各階段で組織があり、一つの小社会を作っていた。自治もあった。寮には寮生による執行委員会があり、寮費の取り立てから祭事の運営まで執行委員会主導で運営していた。

 この組織の気質はどこか「若衆宿」に似ており、良く言えば内輪の社会を作っており、悪く言えば排他的であった。学生寮の住人たちは寮生というだけで仲間意識を持ち、そのことを誇りに思っていた。

 良くも悪くも西国的な気質というものが、私の中に大学の四年間でできたと思う。「九州男児」という言葉を九州の人間が使うとき、どこか排他的な団結力を持っているような気がする。

 鎌倉時代から明治時代まで続いた薩摩の島津家には、この西国的風俗が色濃く残っていたようである。若者たちは若衆(わせ)と呼ばれ、若者たちだけの組織の中で成長していく。そしてその長である大人(にせ)たちの言葉を絶対とし、有無も言わずに従う。

 幕末の英雄西郷隆盛もそんな社会から出てきた大人(にせ)であった。薩摩藩が幕末、非常に強い団結力でもって維新の回天を成し遂げたのは、多分に西国的気質によるものではないかと思う。

 今、私にとってその「若衆宿」が趣味の世界になっている。時に排他的になってはいまいかと思うときもある。これは長所でもあり欠点でもある。注意しなければならない。

 南の海洋民族を今一度観察すると、彼らは非常に冒険的な側面を持っている。彼らは太平洋という広い世界を、まるで自分の庭のように動き回ってきた。

 西日本から東日本に引っ越してきて三ヶ月が過ぎた。「若衆宿」の気持ち良さにひたり続けるわけにもいかない。

 そろそろより冒険的になり、新しいことに挑戦していかなければならないと思う。

● 2000.09.19(火)c スマイル

 何だかご好評をいただいている「めもりーくりーなー」のアイコン「スマイル」について書いてみようと思います。

 もともと最初にスマイルが出てきたのは1998年の「WinLand図書館」というソフトのときでした。この頃はまだ形や色が今のスマイルとは違うものでした。

 さて、なぜスマイルは今の形になったのでしょう。それはデザイン的な理由ではありません。技術的な問題があって今の形になったのです。

 「WinLand図書館」を作るときに使っていた開発言語はC++で、「めもりーくりーなー」を作るのに使っている開発言語HSPとは異なります。

 「WinLand図書館」はC++Builderで作ったのですが、C++Builderではアイコンは16×16ドットのものと32×32ドットのものと2種類のアイコンを埋め込めました。

 しかしHSPでは32×32ドットのアイコンしか使えません。HSPでは16×16ドットの小さいサイズでの表示の時には、32×32ドットのアイコンを無理やり縮小したものが表示されます。そのために、たいていアイコンの絵はグチャグチャに表示されてしまいます。

 そうならないために、小さく縮小されてきちんと見えるように32×32ドットのアイコンを書かないといけません。小さくなっても変に見えないように、あらかじめデザインを調整しておくわけです。

 最初にHSPで作ったオンラインソフトの「ぱれっ太」で、初めて今のスマイルのデザインが決まりました。このデザインなら、32×32ドットの表示でも16×16ドットの表示でもきちんとアイコンが表示されます。

 「めもりーくりーなー」を作った際にも、このスマイルのアイコンを利用して、同じようにアイコンを作りました。こうして私のオンラインソフトのスマイルアイコンのシリーズがスタートしました。

 今ではけっこうソフトの数も増えてきて、アイコンもご好評いただいているみたいで嬉しい限りです。

● 2000.09.19(火)b ホームページ

 ホームページの変更が一段落しました。やれやれです。

 学生時代(4年前)に初めて研究室でホームページを作って以来、手軽で安価なこのメディアに魅せられて、気づくと凄い時間と労力を注ぎ込んできました。

 いや、現在進行形で注ぎ込んでいます (^^; (学生時代のHPと社会人になってからのHPには半年ぐらい間があり、中身もまったく違います)

 まあ、趣味に注ぎ込む時間は時間じゃないのであっという間なのですが。

 それで今回自分の公開している全ての Web ページを見なおしていたのですが、あるわあるわ間違いだらけ。ひどいのになると </body></html> が抜けていたり、<table> タグの中身が滅茶苦茶になっていたり・・・。

 お恥ずかしい限りです。

 JAVA Script がバグっていて明らかに違うものを表示しているページもありました。気づいたところは全て修正したつもりですが、まだまだ間違いがありそうで怖いです。

 もし、見つけられた方がいらっしゃったら、こっそり教えていただければ幸いです (^^;

● 2000.09.19(火)a JAVA その2

 昨日出ていた JAVA の警告は突破できました。理由は Event の仕様の変更を知らなかったためでした。

 Event とは、マウスの操作やキーボードの入力によって動きだすプログラムのことです。

 JAVAの 1.0.x から 1.1.x になるときに、この Event 関係の仕様がごっそり変更されていました。この変更はだいぶ大掛かりだったようで、結局丸1日ドキュメントと顔を付き合わせてようやく意味が分かりました。

 しかし、JAVAという言語はまだ予断を許さぬ現在進行形の言語なんだなとあらためて思いました。これからが楽しみです。

● 2000.09.18(月) JAVA

 現在JAVAと格闘中です。

 ようやく自動コンパイル用のバッチファイルを作り、開発のフォルダ構成も決め、日本語のドキュメントもインストールして、JAVAの本も買って順調に稼動し始めたのですが、いきなりつまっています。

 原因はJAVA 1.0.x代と1.1.x代の互換性の問題です。今、数時間格闘していたのですが、解決方法には至らず。色々とその間に知識だけは増えていきました。

 プログラムの始めは、ともかく失敗だらけで、その失敗の中で色々と覚えていくものだなあと思いました。

 さて、JAVAを使いこなしてきちんとしたソフトができるのはいつのことになるのでしょう。

 まずはそのために「注意」の警告文が出ないようにしなければいきません。現在警告文は2つ。明日には解けるかなあ。がんばらないと。

● 2000.09.17(日) 百鬼夜行


▲ぬっぺぽう
 「百鬼夜行 妖怪コレクション」というお菓子があります。発売元はフルタ製菓株式会社で、キャンディーに妖怪の人形のおまけが入っています。

 この妖怪の人形が非常にできが良いのです。それもそのはず。制作はガレージキットで有名な株式会社海洋堂。

 普段は食玩を買うことなどない私ですが、妖怪も好きだし人形のできは良いわで思わず買ってしまいました。

 8種類の妖怪があり、箱には穴が空いているのでそれぞれの番号も見える。「これなら、8個だけ買えばいいや」と思い購入したのが運のつき。各妖怪に通常彩色版、墨絵風彩色版、蛍光版と3種類、合計24種類もあったのです。

 これにはやられました。でもこの中で私が欲しいのは通常彩色版のみ。仕方なく集め始めたのですが、私の部屋の近くのコンビニにはことごとく「百鬼夜行」は置いてないのです。

 遠くのコンビニで買ったり(コンビニエンス(便利)じゃない!)、スーパーに行ったり、仕事先で行った御茶ノ水のハンコ屋でばら売りしてたので買ったり・・・。まだ5種類しか揃っていません。先は遠いです。

 なんだか妖怪にとりつかれてしまったようです。「この商品はお祓い済です」と書いてあったのですが、どうやら嘘のようです。

 おかげで今、私の部屋のパソコンの前には妖怪たちが鎮座しています。まあ、かわいいからいいんですが。ちなみにお気に入りは「ぬらりひょん」と「ぬっぺぽう」です。

Get
記録
牛鬼ぬっぺぽう青坊主人魚網剪(あみきり)鎌鼬(かまいたち)ぬらりひょん狂骨(きょうこつ)
通常彩色版10011011
墨絵風彩色版01100000
蛍光版01101000

● 2000.09.16(土) お部屋日記予告編

 パソコンを使い始めて4年。初めてパソコンを購入して3年。何だかいつのまにか生活の大半をパソコンが占めるようになってきました。

 数日前にAUTOEXEC.BATをいじっていてパソコンが立ちあがらなくなったときには、冷や汗ものでしたが、それもパソコンに依存しすぎの生活を送っているせいかなと思っています。

 学生時代などは、パソコンなどなくても問題なかったのに、いつのまにやらパソコンなしでは生きていけない体質になってしまいました。

 さて、来週からお部屋日記をはじめようと思います。ですが私は日記など書いたことがありません。しかし、文章を書くことは大好きです。

 なので、あまり日記っぽくないことを書いていこうと思います。多分「日」記にはならないんじゃないかと思います。数日パソコンを触らない日もあるので(^^;

 ご感想などいただければ幸いです。

● 2000.09.15(金) まだです

 お部屋の中身は現在製作中です。


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