プレイヤーはギャング団のボスです。敵組織の幹部をバンバン暗殺して名声を上げ、組織の構成員を増やしましょう。最も多くの構成員を獲得したプレイヤーが、ゲームの勝利者です。
「ヒット」には、ゲームとして3つの要素があります。それは「移動」「暗殺」「得点」です。
それでは以下、写真を交えて、この3つの要素について解説していきましょう。
● 暗殺用の手札と移動用の手札
「ヒット」では、同じカードを状況に応じて、3種類の違った使い方をします。それは、「暗殺用の手札」として使う場合、「移動用の手札」として使う場合、「得点表示」として使う場合です。
まずここでは、「暗殺用の手札」と「移動用の手札」の使い方を紹介します。
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暗殺用の手札
カードの表面を使います。
暗殺用の手札は、自分だけが見えるように手に持ちます。
真中に書いてある数字が狙撃地点です。00~99まで1枚ずつ、100枚のカードを使ってゲームをします。
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移動用の手札
カードの裏面を使います。
暗殺用の手札とは違って、移動用の手札はテーブルに置いて使います。
移動用の手札は、各プレイヤーがお互いに見ることができるオープンな情報です。
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● 移動の方法
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移動とは?
各プレイヤーは自分の手番が来たら、全員共通の「現在位置」を、移動用の手札を使って移動させていきます。
ここでは仮に現在位置を38とします。(分かりやすいようにカードを置いて現在位置を表示していますが、実際にはこのように現在位置の表示はありません)
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数字を使って移動
数字の書かれた移動用の手札を使う場合は、現在位置に対して、その数字を足すか引くかすることができます。
例えばここでは、2のカードを使いました。38に2を足して40に移動したとします。
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移動には2枚のカードを使用
1回の手番で、2枚のカードを使って移動しなければなりません。
次に10のカードを使いました。先ほどの40に続けて、10を引いて、30に移動しました。
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RはリバースのR
数字ではなく、Rと書かれたカードを使った場合は、1桁目と2桁目の数字を入れ替えます。
38の場合は、83に移動したことになります。
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各プレイヤーは移動カードを1枚出すごとに、現在位置が他のプレイヤーにはっきりと聞こえるように宣言してください。
※ 00未満、100以上には移動することはできません。
※ 00と99はループしていません(非常に質問が多いので書いておきます)。
● 暗殺
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現在位置に注意!
1枚目、もしくは2枚目の移動のカードが出された時、自分の持っている狙撃地点が宣言されれば、暗殺のチャンスです。
ここでは、37の現在位置に対し、38、41と移動が行われたとします。暗殺用の手札に、41と書かれたカードがあります。今こそ暗殺のチャンスです!
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ヒットと叫んで暗殺実行!
ヒットと叫んでカードを出せば、暗殺成功です。
最後に移動用に使われたカードを1枚取り、裏向きのまま暗殺を行ったカードの下にずらして重ねます。
これが得点表示の山となります。
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得点を奪え!
暗殺した相手が、2枚以上重なった得点表示のカードの山を持っている場合は、1番下のカードを抜いて、その向きのまま奪って下さい。
2つ以上の2枚以上重なった得点表示のカードの山がある場合は、どの山からカードを奪うか、暗殺を行ったプレイヤーが選ぶことができます。
奪ったカードは、今回暗殺した自分の山に加えます。
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● ゲーム終了と得点
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誰かが5回暗殺で終了
ゲームは誰かが5つの得点表示の山を作った時点で終了です。
獲得したカードを全てオープンにして、顔のアイコンの数を数えます。顔のアイコンは、獲得した構成員の数です。
この顔アイコンの数が、最も多いプレイヤーがゲームの勝利者となります。
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ゲームを終了させた人が勝つとは限りません。