この連載は、同人誌『PythonとPygameで作る レトロ風RPG 全コード』を一部抜粋して編集したものです。
同人誌本編には、ゲーム本体のソースコードや、各種のサンプルコード、Windowsで実行できるEXEファイルが付属しています。PDFで290ページの本になります。ぜひ、こちらもご購入ください。
(2024-03-28:ver1.0.4 に更新、2024-03-10:ver1.0.3 に更新)
PC向けのゲームを作りたい、それも、あまり大きなファイルサイズでなくて、なるべく一般的なプログラミング言語で。さらに、可能な限りGUIベースではなく、コードベースで作りたい。
そうしたことを考えていたときに、選択肢として上がってきたのが『Python』+『Pygame』でした。いろいろと情報を調べたり実験したりして、次の構成で開発することにしました。
上記の環境で作った場合、出力する実行ファイルのサイズは10数MBと小さくて済みます。開発ファイルも、プログラムと画像とフォントと音声だけで済みます。仮想環境は64MBになりますが、これぐらいなら許容範囲です。
こうした方針で練習に一本作ってみたものが、レトロ風RPG『RetroQuest』です。
この本では、上記のような環境の構築、『Python』の基本的な文法、『Pygame』の使い方を序盤で解説したあと、レトロ風RPGのプログラムを、全コード掲載して解説していきます。
実行環境はWindowsを想定しています。『Pygame』自体は、クロスプラットフォームで動作するものなので、MacやLinuxにも応用できるでしょう。
それでは『Python』を使ったゲーム開発をおこなっていきます。
この本は、プログラミング経験がある程度ある人向けに書いています。まったくプログラムを書いたことがない人は、初心者向けの本を読み、ある程度経験を積んでからの方がよいと思います。
『Python』の経験がなくても、他の言語の経験がある人は想定読者です。この本には、『Python』の文法と仕様を、短めに解説する章を入れています。
開発するゲームは、次のような特徴を持ちます。
また、このゲームは次のような仕様を持ちます。
どんな技術を使うかをまとめておきます。
この本で使うゲームは、次の3つの画面を持っています。
この本で作るゲームのスクリーンショットを掲載します。
同人誌本体の目次を掲載します。この連載では、同人誌の内容から一部を抜粋して掲載していきます。
この連載は、同人誌『PythonとPygameで作る レトロ風RPG 全コード』を一部抜粋して編集したものです。
同人誌本編には、ゲーム本体のソースコードや、各種のサンプルコード、Windowsで実行できるEXEファイルが付属しています。PDFで290ページの本になります。ぜひ、こちらもご購入ください。
(2024-03-28:ver1.0.4 に更新、2024-03-10:ver1.0.3 に更新)