そして全フロアを周って全商品を一通り見るようにしています。
その「東急ハンズ」で、2001年8月28日(火)~9月2日(日)の期間で「HANDS MESSE 2001」が開催されています。
というわけで、2001年8月29日(水)に早速行ってきました。
行くと各フロアで、高いんだか安いんだか良くわからない商品の並んだ「特別提供品」の棚が作られており、人出も多くにぎわっていました。
基本的に「東急ハンズ」は安売りの店ではなく、「作る」というコンセプトを売る店なので商品は安くありません。
でも、他の店では見たことのない商品が売られているので私はいつもチェックしています。
とりあえず、今日はカメラ用の防水ケースを探していたので目的の場所に向かいました。
結局目的のものは、思うようなものがなかったので断念しました。
その途中、私の足がピタリと止まった場所がありました。
金属加工のフロアです。
謎の「金属塊」が「特別提供品」の棚に積まれています。
何に使われるのかさっぱりわからない「金属塊」たちです。
それも1万円以上するようなものがゴロゴロ。
何かの部品っぽいのですが、何に使うのかさっぱりわかりません。
ほとんどの人が見向きもせずに通りすぎます。
あたりまえです。
私にも何なのか、さっぱりわからないような「金属塊」たちです。
しかし、数人の男性(女性はなし)が真剣なまなざしでそれらの「金属塊」を凝視しているのです。
私は、「金属塊」より、その男性たちに目を奪われました。
「・・・わっ、わからん・・・」
きっと、このときの私と同じような心境を、パソコンを見たりゲームを見ているときの私に向かって、世の中の人々は持っているのでしょう。
「世の中には、まだまだ理解できない世界がたくさんあるなあ」と、しみじみと思いました。