というわけで、Webページ見ている待ち時間などを利用して、ここ数日投稿ハガキを描いていました。
昔ほど早く描けず、けっこう時間がかかってしまいました。
まあ、Web見る待ち時間ってそんなにないので当然なのですが。
以下、今回描いた投稿ハガキです。
送り先はいつもの美少女雑誌の投稿欄です。
この絵を描いているとき、頭空っぽだったので。
毎月描いていた頃なら、この程度の絵は下書き込みで1時間以内で描いていました。
投稿ハガキを描く速度なのですが、私は自分は早い方かと思っていました。
ですが、そんな考えは数年前、友人が描くところを見て脆くも吹き飛びました。
その友人は、下書きなしでいきなり数分で投稿ハガキを完成させていました。
数十分と数分では桁が1つ違います。
それも人と話しながら・・・。
それを見て「絶対かなわん」と思い、また「世の中広い」と思いました。
良い勉強でした。
さて、タイトルの「投稿ハガキのできるまで」です。
人によってその工程は違うのでしょうが、私はまず下書きを描きます。
(注:描かない人もいる)
そしてペン入れをザクっとします。
昔はミリペンだけで描いていた時期もあったのですが、最近はGペンを使うことが多いです 。
以下、鉛筆の下書きにペンを入れた所です。
下書きで考えているときも多いのですが、この絵はこの時点で考えました。
というか、この絵は頭からっぽで、適当に手を動かして描いた絵なので、ベタまで何も考えていませんでした。
けっこうこういう適当に手を動かしているだけの絵は、私の場合多いです。
さて、話を戻します。
イラスト投稿は、もとの絵に対して非常に縮小がかかるので、普通に描いていると目立たない絵になってしまいます。
また細部も潰れてしまいます。
そのため、画面を大胆に白黒で分割することを私はいつも心がけています。
絵を見る気がない人でも、ページをめくったときに思わず目が止まるような白黒の配分を狙っています。
だいたいは黒で白を囲む場合が多いです。
それも2重か3重に。
この絵では背景を黒にして、内側を黒にすることにしました。
で、いきなり完成図です。
ちなみに面倒なのでトーンもホワイトも使っていません。
Gペンとミリペンと筆ペンだけです。
学生時代、トーンが非常に高価だったので購入を控えていたら、そのままペンだけで描くのが癖になってしまいました。
ホワイトは水で溶くのが面倒で・・・。
かなり手抜き気味なので、「トーンやホワイトをちゃんと入れないとなあ」と思い「ComicStudio」を買ったわけではあります。
ちなみに、「髪のかけ網が失敗している」とか「骨が間違っている」とか「文字の意味が・・・」とか、その他諸々のことは企業秘密です。
「もう少しちゃんと絵の練習しないといけないなあ」というのは常日頃から思っていますので。
とりあえず、こんな感じです。