2001.09.18(火)01 Dover社

 Doverという会社をご存知でしょうか?

 「私も持っているよ、あそこの本は」と答えた方は、わたしと同じ絵の趣味の方向性を持っています。

 Doverはコピーライトフリーの絵をまとめた本を販売している会社です。

 取り扱っている絵に、ペン画、銅版画、木版画が多いのが特徴です。

 ギュスターヴ・ドレ(19世紀末を代表する挿絵画家)の名前を聞いてメロメロしてしまう私にとって、この会社は両手で喝采を送りたくなるような会社です。

 もちろんドレ関係の本も多数出しています。

 Doverの本は、洋書を置いてある大きな書店に行けば、美術館系のコーナーにたいていあります。

 ジャンルごとに収集された絵を、手軽に資料として購入でき、時間がなければそのまま使える。

 そんな貴重な絵の本をDoverでは取り扱っています。

 さて、なぜいきなりDoverなのかというと、本日DoverのMedieval Woodcut Illustrations(中世の木版画の挿絵集)という本を購入したからです。

 以下が表紙です。

 なんと、73ページに渡って全てのページに街の木版画が掲載されているのです。

 これだけで即ゲット。

 購入した場所はパルコの地下にあるパルコブックセンターの中にある、LOGOSという洋書専門店です。

 本日初めて行ったお店ですが、かなりの数のArt系の洋書を扱っていました。

 Doverの本の取り揃えもよく、二棚に渡って専用のコーナーができていました。

 棚には平積みスペースもありました。

 感激です。

 置いてあるDoverの本には一通り目を通しました。

 既にDoverの本は数冊持っているのですが、この手の本は持っていませんでした。

 今日は非常によい買い物をしました。

 地方ではなかなかこういった店はないので嬉しいです。

 絵のネタ本が増えたので、早く絵を描かないといけないなあと思います。

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