私の手元のバージョン表示では、もう早々と3.00となっています。とはいえ、前回の情報掲載時からそんなに開発が進んでいるわけではありません。
今日、久しぶりに時間が取れたので「めもりーくりーなー」のプログラミングをおこなっていました。
前回~今回でいじっていたのは、データ保存の形式です。
これまでの「めもりーくりーなー」のデータ形式はバイナリーでした。しかし、開発当初に決めたバイト数を使い切ってしまったり、スキンやソフト監視のデータは別ファイルだったりと、非常に扱いにくいものになっていました。
「これはいつか何とかしないといけない」
ずっとそう思っていました。
今回の Tentacles では、このデータ形式を一新して、INI形式のテキストファイルに置き換えました。この置き換えにけっこう時間がかかっていたわけです。
でもまあ、置きかえること自体はそんなに大変な作業ではありませんでした。元々「めもりーくりーなー」のソースコードには、ろくに使ってもいないのですが、INIファイル操作系の命令が組み込まれていましたので。
ちなみに、このINIファイル操作命令は、WindowsAPIのINIファイル操作命令よりも便利です。WindowsAPIのINIファイル操作命令は、32KBのファイルまでしか扱えませんので(NT系ではどうなのか知りません)。
さて、この形式に保存ファイルを置き換え、ついでに変数名も整理していました。INIファイルのデータは、プログラム中の変数名と同じ名前のキーで読み書きさせていますので、変な変数名だと私が分かり難いですので。
この変数名の整理にも少し時間を取られていました。何せ3年弱もソフトのバージョンアップを続けていると、かなり変数名の書式に変遷がありましたので。
本日そのコンバート作業がようやく終わりました。また、新しい仕様として、ログデータも吐き出せるように改造しました。これは、 Tentacles の機能の一つ、「ファンクション」に関わる布石の一つです。
というわけで、前回から今回まででは、外見的な変化はほとんどありませんでした。ちょっと悲しいです。
唯一外見的に変化したのは、ユーザーサポートシートぐらいです。半分以上が英語表記に変わりました。何故かと言うと、8割ぐらいがINIファイル形式になりましたので。
うーん、あまり面白くない話ですね(^^;
最近は、CでINI形式操作命令を書き、JAVAでもINI形式操作命令を書き、HSPでもINIファイルを扱っています。INIファイルだらけです。