会社設立日誌 その2です。
この2日間で進んだ事は、以下の2つです。
・ハンコ屋に印鑑を注文する。
・法務局に行く。
それでは、それぞれについて説明していきます。
月曜日に通販で注文しました。なぜ通販かと言うと、ただ単に、町に行ってハンコ屋を探すのが面倒だったからです。
Web上の注文フォームに必要なデータを記入。24時間以内に陰影確認のFAXがくると書いてあったのですが、24時間経ってもFAXはなし。いきなり前途多難です。
仕方なく電話をしようかと思った矢先にFAXが来ました。うーん、ギリギリのタイミングだなあ。
陰影に問題はなさそうだったのでそのまま発注しました。金曜日の午前中に来るそうです。思ったより早くできますね。1週間ぐらいみていたのですが。
さて、合資会社の印鑑についてです。
合資会社では、代表社員の個人印と法人印を兼用できるそうなので、ハンコ代はケチろうかと思っています。出費はできるだけ抑えたいですので。
このことからも分かるように、既に実印を持っている方はほとんどお金をかけずに会社を作ることができます。ただし、兼用するには印鑑のサイズの制限を満たしていなければなりません。正方形1~3cmの枠内に入る印鑑でなければなりません。大き過ぎる印鑑や、小さすぎる印鑑では駄目なのです。
取り敢えず印鑑が来るまで待ち状態です。
会社の登記はいきなりできるわけではありません。少しだけ準備が必要です。この日はその準備のために法務局に行きました。
横浜の法務局は、桜木町にあります。横浜の都心から少し西に移動した場所です。交通の便のよい場所です。
この横浜の法務局、前々日に場所を調べていた私はある事実を発見しました。何と私が住んでいる港北区にも出張所があるのです。実は水曜日に、私は港北区のハローワークに行く用事があります。場所は同じです。
「おお~、一石二鳥だ~」
小躍りして大喜びです。これで手間が省けます。
当日、横浜地方法務局 港北区出張所の窓口に行き、受け付けのお姉さんと会話。
「類似商号を調べたいんですが」
「えぇ……。こちらは不動産だけなんです。法人登記に関する窓口は、桜木町の法務局にしかありません。地図はあそこの壁の端にたくさんあるので持って行ってください」
……。
どうも、私以外にもあまりにも間違う人が多いので、たくさん地図のコピーを用意しているようです。騙されました。いや、誰にというか自分に。
前日に、「桜木町の法務局に行くなら、私も用があるので一緒に行こう」と行って下さった友人の のご さんに、「いや、港北区にも法務局があるんですよ。だから桜木町には行かなくて済みそうですので」などと嘘を言ってしまいました。すみません。
少し気落ちして大戸屋で昼食。そして、桜木町に移動。桜木町は、海に面した巨大ビル群のある町です。
法務局は10階以上の高さがある建物。外見の古めかしさとは裏腹に、中は非常に現代風でした。法人登記関係の窓口はは6階。人数は少ないだろうと思っていたのですが、非常に人が多く活気に溢れていました。不況不況と言っても、やる気まんまんの人達がこんなにいるのかと思いました。
まずは法人登記の相談窓口に行き、必要な書類を獲得。その後、類似商号の調査をおこないました。思った以上に会社の数が少なくて楽でした。
次に来るときは、法人の登記です。
さて、この次のアクションは区役所訪問です。区役所に行き、印鑑の届け出をおこなう必要があります。会社設立の準備は思ったよりトントン拍子に進んでいます。いい感じです。