● 2002.04.26(金)03 会社設立日誌 その5

会社設立日誌 その5です。

本日、法務局に登記に行ってきました。

持って行った書類は以下の通りです。

  • 設立登記申請書(自作、ページ末に登録免許税納付用台紙つき)

  • 登記用紙と同一の用紙(前回法務局でもらった用紙にプリンターで印字)

  • 定款(自作、全社員の印あり)、各社員全員の印鑑証明書も必要

  • 出資金領収書控(自作)

  • 会社代表者(無限責任社員)の印鑑届書

  • 会社代表者個人(無限責任社員)の印鑑証明書、2通

私が持っている本(資本金1万円で会社をつくる法:オーエス出版社)と、細部が違っていました。どうもコンピュータ化に伴い、いくつかの書類が簡略化されているようでした。以下、書類関係で気付いたことなどをまとめていきます。



● 設立登記申請書

ページ末に登録免許税納付用台紙(ただの白紙)をつけ、登録免許税の印紙を貼ります。印紙自体に割り印はいりません。設立登記申請書のページ間には割り印は必要です。

この登録免許税がけっこう高いです。6万円です。収入もない現時点で6万円はけっこう痛いです。

● 登記用紙と同一の用紙

ただの「罫線が入った紙」になっていました。手書きは不可という辺り、時代の流れを感じます。昔だと、ワープロ不可とか書いていそうですし。

● 定款

定款の作成には、株式、有限の場合は公証役場を通す必要があるのですが、合資会社では必要ありません。公証役場とは、簡単に言うと、契約、遺言等の書類に法的根拠を持たせる所です。

というわけでフォーマットに従って自分で作成したものに、無限、有限責任社員の印を押して提出しました。印が必要な場所は以下の3箇所です。ページ間(割り印)、定款末ページの無限、有限責任社員の名前の所、定款末ページの右上(捨て印)です。

自作が必要な書類の、Word版テンプレートを置いているサイトがありましたので、そのページにリンクを張っておきます。参考にしてください(インターネットの花屋・アンローズ:合資会社設立に必要な書類)。

● 出資金領収書控

出資が3万円を越えると200円の収入印紙が必要になります。印紙は出資者に渡す出資金領収書のみに必要で控には必要ありません。

資料にした本やサイトなどで、出資金領収書控の書式に印紙を貼る場所が書いてあったので混乱したのですが、法務局に行って聞いてみたところ「必要なし」と解答をいただきました。よくよく考えてみれば控に印紙が必要なわけがありません。控なわけですし。

● 会社代表者(無限責任社員)の印鑑届書

いまいちよく把握していません。後日補正が入るかもしれません。以下、現時点でいろいろと気付いたところをまとめておきます。

資料にしていた本には、印鑑ビラを印鑑届書に貼ると書いてあったのですが、1枚の用紙に一体化されていました。この方が楽でよいです。

また、法務局の登記相談コーナーで「印鑑カードを作っておくと便利だから3番窓口で詳細を聞いてくれ」と言われました。3番窓口に行くと「会社設立後にしかカードは発行できません。コンピュータ化された以後そうなりました」と告げられました。担当者に聞く限り、特に問題なさそうだったのでそのまま出しました。補正のときに修正されるかもしれません。

法務局に行くまで、この印鑑届書で謎な点が1点ありました。届け人の印鑑証明書を張る欄があるのですが、どう見ても印鑑証明書が、貼る欄の何倍も大きいのです。

具体的に言うと、印鑑届書と印鑑証明書の紙が同じぐらいのサイズなのです。そのため、切るか折るかしないと、印鑑届書に印鑑証明書を貼ることは不可能なのです。

さっぱり貼り方が分からなかったので、法務局の登記相談コーナーに行って聞いたら、パチンとホッチキスで綴じられました。

ホッチキスで綴じるなら、「この部分に貼ってください」とか書かないで欲しいです。ちょっとげんなりしました。



これらの書類をクリップで留めて登記申請窓口に出して登記申請は終了。担当者が、設立登記申請書にバンバンといろんな種類のハンコを押します。最後に補正確認番号票という用紙をくれて登記申請は終了しました。

補正日とは、書類の不備や修正点を変更する日です。書類のチェックはその場ではおこなわないのです。数日後の補正日にまとめて修正が入ります。私の場合は5月10日が補正日でした。補正日に修正がない場合は、登記申請をした日で会社が誕生したことになります。

さて、5月10日は実は私用があります。その旨担当者に言って補正日を変えられないかと相談しました。「補正日というのは、この日で補正ができる準備が整っていますよということなのです。別にこの日に来なくてもよいですよ」とのことでした。少し安心しました。

多分補正がたくさんあるだろうと予想していますので、5月13日に印鑑を持って修正に出かけようと思います。実際に補正があるかどうかは、5月10日の朝に、法務局に電話をすればわかります。「たくさんあり過ぎです」とか言われそうな気がします。



けっこう参考にされている方が多いようなので、今回は今までより少し詳しく書いてみました(「参考にしている」というメールを、また頂いてしまいました)。

補正が終わり、会社が誕生したらさらに詳細を書こうと思います。

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