● 2002.06.01(土)01 会社設立日誌 その12

何だか最近、この会社設立日誌が週報のようになっています。日報を書いても見せる相手がおらず、せっかく書いた日報がハード・ディスクで眠っているのでまあよいでしょう。

しかしまあ、1人しかいないと何事も進むのが遅いです。開発だけやっていればよいという訳にはいかないですので。頑張ってお金を稼いで、人を雇えるようにして負荷を分散しないといけないです。そうしないとその内手詰まりになるでしょう。



さて、帳簿の仕訳の問題です。

前回図をアップしてから、いろんな方にご感想・ご指摘をいただきました。ありがとうございます。その中で経理歴7年という方から、理解が不充分だとご指摘をいただきました。

その後メールでその方と、1人講習会状態で色々とやり取りをおこないました。ありがとうございました。その結果、前回よりもマクロな視点の図が完成しました。

私以外にも、同じ所でつまづく方は多いと思いますので、参考までに図をアップしておきます。私以外には分かり難いかもしれませんが。

マクロな図なのでやたらサイズが大きいです。また、もっとイラストとかを入れようと思ったのですが、時間がなかったので手抜きにしました。すみません。

図1
図2
図3
図4
図5

現状、私の頭の中ではこんな感じです。あまり発生しない例外の処理等は省いています。

だいぶ理解が進んだような気がします。



今週進んだことは、あまりないです。以下、一覧にします。

  • 銀行のカードができた。

  • ドメインが取れた。

  • 会社をVectorに登録した(現在、問題が発生したので問い合わせ中)。

  • サーバー契約書類送付(返信待ち)。

  • 新設法人説明会に行った。

  • 法人会に入った。

  • 銀行のインターネット経由アクセスで問題が発生したので保留(サポートの電話が繋がらず、メール経由で問い合わせをすると電話でしか対応できないと返信)。

銀行の件は、対応があまりよくなかったので困りました。電話でサポートするなら、回線を増やすようにして欲しいものです。また、ネットで使うものはネット経由の問い合わせ手段を用意しておいて欲しいものです。

ソフトの開発は少し散漫でした。フリーのソフトをいくつかバージョンアップして、ゲームの問題データを50問ほど作成し(テストプレイはまだ半分ぐらい)、商品と会社の無料販促ソフトを作成し、新作ソフトのための技術情報を収集していました。

目立った進展はないです。

新作ソフトは多分初のシェアウェアになるかと思います。とはいえ機能限定のフリー版も出しますが。コードネームは「蜂」です。

ちなみに、無料販促ソフトのコードネームは「ガルーダ」でした。

どちらも、JAVAに関係するソフトです。多分……。

ボードゲームの開発は、「港の利権」のバージョンアップをいろいろと考察していました(本日Ver 1.24のルールを書きました)。まだ細部の詰めが甘い気がしているので、脳内検証を重ねる予定です。

会社を立ち上げて、まだ明確にお金になるキラーコンテンツをリリースしていないのは、結構プレッシャーになりますね。

現金出納帳をつけていて、毎日右肩下がりにお金が減って行くというのはなかなか壮観です。

お金が減ると発想が小さくなるので、なるべく残金に意識を奪われないようにしています。しかし、時々素に戻り背筋が寒くなることもあります。

ある意味、前だけ見て、ビルの間に渡されたロープを綱渡りしているようなものですから。下を気にしはじめたら落下します。



新設法人説明会は、3時間という長い時間の会でした。

最初は、謎のビデオが上映されました。花屋さんを法人化した家族が、税理士の先生と打ち合わせをするという内容なのですが、かなり萎えるビデオでした。

社長である旦那さんは非常に弱気で、奥さんはいつも陽気。社員である姪っ子はいつもニコニコです。

不安な旦那さんをよそに、奥さんと姪っ子が笑顔でメルヘンの世界に突入していきます。

法人の説明会に来るような人達は、たいてい私より年上の方々ばかりなのですが、みんな萎えていました。

その後、税務署職員による税の講習などがあり3時間が経過。

部屋はクーラーが効き過ぎで、みんな寒そうでした。私はTシャツ1枚だったので、死ぬかと思いました。

最終的に、記念品やたくさんの冊子をもらい、会場を後にしました。

話自体は聞いておいた方がよいと思いますが、Tシャツ1枚で行くのは危険です。上着を持っていくことをおすすめします。



こんな感じで今週は過ぎ去っていきました。

いくつか仕事の話が空振りに終わったり、うまく噛み合わなかったりして、今後営業にも時間を割かないといけないかなあと思いました。

それより早く、会社のサイトをオープンして、ネットにお店を構えたいものです。

いや、それより早く、売り物を仕上げないといけないです。早く収入源を作らないと、そのうち餓死しますので。

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