「ちょこっと ほんやく」をドイツ語に対応させました。前々から計画はあったのですが、実験が必要だったので保留していました(こういった、保留している案件けっこうは多いので、もったいない気もします)。
今回やった、ちょっと変わったことは多段翻訳です。
「多段翻訳って何だ?」と思われるかもしれませんが、発想は多段串と同じです。英語をドイツ語に翻訳するサイトのURLを、そのまま英語を日本語に翻訳するサイトに投げ込んでいるだけです。
バカみたいに単純で、プログラム自体は正味4行もあればかける代物です。プログラムの醍醐味はこういう所にあって、アイデアさえ思いついて、適切な道具さえ用意すればいとも簡単に目的が達成されてしまいます。
そもそも、ドイツ語を何で読みたいと思ったかと言うと、ボードゲームの情報を読むためです。ボードゲームはドイツが先進国なために、ドイツ語のページが読めるということは非常に強みとなります。
逆に言うと、ドイツ語が読めない人は、ドイツ語が読める人の訳した情報を指をくわえて待っているしかありません。
じゃあ、指をくわえて待っているかというと、それは私の性に合いません。世の中の全ての不便なことが許せないので、何とか便利にしたいと常日頃思っていますので。というわけで、ドイツ語のサイトを丸ごと日本語化して読みたいなあと思っていました。
実現方法もだいたい頭の中にあったので、今回実験がてらやってみたら、あっさりうまくいきました。
とはいえ、あまり精度は良くないようです。どこがネックかと言うと、英語から日本語への変換です。ドイツ語から英語の変換はそれほど難しくないはずなので、そんなに文章は間違っていないと思います。でもその後の英語から日本語への翻訳でひっかかっています。
でもまあ、英語と日本語を併記する設定にしているので、文意がおかしければ英語を読めば済むので、そんなに困りはしません。
これで1つ、私の不便に思っていることを潰すことができました。
死ぬまでに、全ての不便を潰せるか勝負です。