ぼちぼち2003年の冬コミの準備を始めています。とはいえ、今週はほとんど手付かずです。まだ仕事のスタックが色々とあるので。
そんな中、JAVA製のシミュレーションRPG「剣王大戦」のパーツがいくつか上がってきたのでアップしておきます。
とはいえ、i-appli用の素材が中心なのですが。
さて、毎回コミケのたびに新しい技術的チャレンジを行なっているのですが、今回は初の試みとして、i-appli版とPC版の同時開発を行なっています(前回はPC用のオリジナルi-appliエミュレータでした)。
PC版はコミケ用で、i-appli版は他の場所で使う予定の物です。そのために、パーツの作り方を工夫したり、作業手順を工夫したりしています。PC版のパーツが出来てきたら、どんな感じになるのか分かると思います。
そういった事情があるので、今週は主にi-appli用のパーツが上がってきました。小さい物から順に(優先度が高いので)素材が上がってくる予定です。
それでは以下、今回の「剣王大戦」のキャラクターのドット絵を中心に紹介します。
主要キャラはこんな感じです。以下、ゲームの設定ストーリーです。
冒険王アドヴェン、海賊王レイツ、豪商王チャン、世の中には自らの職業の業を極め、一国の王まで上り詰めた者たちがいる。そんな王たちは、少年少女の憧れの対象であり、そして人々の英雄であった。
この小さな村の少年少女たちの間でも、それは例外ではなかった。
冒険者たちが多数集う村クレイドル。この小さな小さな村に、剣士の息子カイル、盗賊の息子トレパス、神官の娘エミリ、魔術師の娘マリンの4人の子供たちがいた。
「いつか、俺たちもそれぞれの道を極め、自分の国を持つ王になろう! 俺は剣王を目指すぞ!」
カイルの提案に3人は賛同した。
「じゃあ、俺は盗賊王だな」トレパスが鼻をすすりながら応える。
「じゃあ私は神官王!」エミリが華やかな笑顔を浮かべる。
「えーと、それじゃあ、私は、えーと、魔王!」マリンが舌っ足らずの口調で続ける。
「いや、ちょっと待て、魔王はまずいぞ!」マリン以外の3人がすかさず突っ込む。3人の突っ込みを受け、マリンは泣き出してしまう。マリンが泣くのを無視してトレパスが話を進める。
「それじゃあ、誰かが王を目指す戦いを始めたとき、残りの3人は一致団結して、そいつに協力するってのはどうだ? 俺たちがそれぞれバラバラに王国を手に入れるより、4倍は簡単になるぜ」
「すげえ、トレパス! 4倍って言ったら、すごい数だぜ! 俺、そんなことは思いつかなかったよ!」カイルは目を輝かせて感心する。
エミリが泣き叫ぶマリンをなだめながら話に割って入る。
「それじゃあ、みんなで誓いをしないとね。みんな手を出して重ねて。さあいくわよ。神の前で宣誓する! 私達4人は、一致団結して、それぞれの王国を手に入れる!」
――――それから数年後。
剣士カイルはある王国に滞在していた。その国では、民は国王の課す重税に苦しみ抜いていた。
「この国の民は、新たな王を求めている」
カイルは、その国の状況に満足した。そして、それぞれ旅に出ている幼馴染たちを招集し、剣王になるべく戦いを挑むことにした。
こんな感じで、時間は少ない物の少しずつ開発を進めています。
今回は、コミケ前にきちんと進行状況を出していこうと思います。ほぼ、リアルタイムの作業進行ですが(T_T