NULLは、日本では一般的にヌル(nʊl)という読みが定着しています。英語の発音だとナル(nʌ́l)です。英語圏で話す時はナルがよいでしょう。
NULLは、データが何もないことを示すプログラムの記号です。プログラミング言語によっては、NULLがある場合もあれば、ない場合もあります。
プログラムを書いていると、明示的に「値やデータがない」ことを示したい時があります。たとえば「データを検索した結果、何も該当結果がない場合に、そのことを示したい」などです。そうした時にNULLを使い、明示的にそのことを表現したりします。
プログラミング言語によってはNULLと同じような用途で、NILなどの違う単語が割り当てられていることもあります。