お部屋日記 (不定期刊行予定) |
● 2000.11.07(火) b2mcs その8 「b2mcs」はあらゆる意味で実験的なソフトだったのですが、あまり結果は思わしくなかったです。 本日そういうわけで、アクセス・ランキング機能を抜き、さらに色々と改良した「b2mcs」の最新バージョンをアップしました。 アクセス・ランキングは、もっと「b2mcs」人口ができてからおこなうべきでした。時期尚早だったことを反省しています。 さて、今回の「b2mcs」には圧縮機能をつけました。 初めて「Unlha32.dll」の仕様を見て、触ったのですが結構面白いです。 圧縮解凍ソフトも、「Unlha32.dll」を使えば非常に簡単にできそうです。LZHだけならですが(^^; あと、本日ご要望がありましたので「ドット・トレーサー」も公開を始めました。 これは、ほぼ「お絵描き掲示板」限定のソフトなので、DL数は少ないでしょう。 「るてんのお部屋」に来ていて、さらに「お絵描き掲示板」を使っている人にしか縁がなさそうなソフトですので。でもまあ動きは面白いソフトです。 そう言えば、ここ数日JAVAで作るオセロの思考を強化し続けていたので「お絵描き掲示板」もご無沙汰でした。 オセロの思考は「n次元の問題」と仮定して解いています。オセロのルール自体を「n次元の問題」であると仮定して、その中で特に「2次元の問題をオセロと言う」と考えて解いています。 なので、気が向いたら三次元、四次元、n次元と拡張可能です(速度を稼ぐために端折っている部分をだいぶ追加しないといけないですが)。ただ、四次元以上だと、人間相手には勝負できなくなりますが。 そのうちn次元人が地球にやってきた場合は、オセロの思考を拡張して勝負してみようと思っています。絶対やってこないでしょうが(^^; |
● 2000.11.03(金) お絵描き掲示板 その3 すみません。ハマっちゃってます。 ダメです、抜け出せないです。 というわけで、本日も「お絵描き掲示板」に行ってきました。 マウスのみで細かい絵を描いていると、いつのまにか3時間・・・。このままでは生活が成立しなくなります。 もともと物事に没頭しやすい性質なので危険極まりないです。 しかし、「お絵描き掲示板」で12枚も描いてくると、マウスで描く場合の何か法則性のようなものが掴めてきました。 まず第一に「マウスは斜め線を描くのには向いていない」ということです。マウスで線を引く場合、最初に思うのは「曲線を引くのが難しい」ということです。 しかし、これは正確な表現ではありません。正確には「斜め線を引くのが難しい」なのです。その証拠に「縦線を引く」のは非常に簡単です。数10ドットのきれいな縦線が引けます。 これは、マウスの持ち方が原因です。マウスは、手で包み込むように持ちます。そして人差し指と中指の操作でマウスを移動させます。他の指はその補助にしか使いません。 このため、必然的に「マウスの上下運動」は楽になります。上下方向の操作は、マウス操作にとって「得意技」とも言える操作なのです。 さらに「マウスクリック」。これも上下運動です。人差し指を使った上下運動に連動しています。 このマウスの特性に気づかずに、鉛筆のつもりで線を引こうとすると失敗します。鉛筆は「手首を支点とした曲線が引きやすい」画材です。マウスとは、まったく特性が違います。 なので、まずはこの画材の特性に合わせて脳みそを切り換えないといけません。 第二は「アンドゥを多用してはならない」ということです。上述の通り、マウスではきれいな曲線が引けません。引けなくて当たり前なのです。そういう画材なのですから。 そういう画材できれいな線が引けるまで「アンドゥ」を繰り返しては切りがありません。ではどうするか。「消しゴム」を多用します。 線を引いたときに、その中で成功したマウスの線の一部を生かして次の線を引くのです。 マウスできれいな線を引けないのならば、その分きれいな線を得るための努力をしなければなりません。まあ、マウスできれいな線が引ければこんなことは必要ないのですが。 第三は「マウスは既にある線をなぞるのには使える」ことです。既に主線を引いた後なら、その線にきっちり沿うように色塗りをおこなうことができます。 これは、人間がマウスを操作する場合の「精度」に関係があります。 人間がマウスを使う場合、何もガイドがない場合の操作精度は誤差3ドットです(被研体:るてん)。これに対して、ガイドがある場合の誤差は1~2ドットのようです(被研体:るてん)。 なので、「色塗りにはマウスは充分使える」わけです。主線が1ドットあれば、それほど苦もなく色が塗れます。大変なのは主線を引くところだけです。 以下は余談になりますが、「Windowsのボタン」の立体表示に費やしているドット数は2ドットです。これは、上記の人間のマウス操作の精度に合致します。 上述の通り、ガイド(ボタンの線)がある場合の誤差精度は1~2ドットです。ボタンの枠が2ドットあれば、ボタンの押し間違いは1ドットに対して飛躍的に減ります。2ドットもあれば、まず押し間違いがないというわけです。 ディスプレイの話しに飛びます。現在のパソコンのディスプレイは72dpiと非常に解像度が低いです。 この解像度も、後数年で向上するものと思われます。そのときには、マウスよりももっと性能の良い入力デバイスが開発される必要があるでしょう。 マウスというのは、「点」を示す「ポインティング」デバイスです。 モニターの解像度が、印刷物並みの300dpiまで向上したときには、「ポインティング」デバイスでは問題があるでしょう。 それに代わる入力デバイスの登場が必要だと思います。今のうちにそのアイデアを実用化に移せれば、一儲けできそうな気もします。 以上余談。 |
● 2000.11.02(木) お絵描き掲示板 その2 お部屋日記で、しつこいほど「お絵描き掲示板」の話をしていたところ、本日メールで「次世代お絵描き掲示板」のことを教えていただきました。 物事なんでも騒いでみるものです。 というわけで、早速遊びに行ってきました。 この「次世代お絵描き掲示板」は、正式には「PaintBBS」と言います。「Javaなお子様的HP」さんの所にあります。 この「次世代お絵描き掲示板」が本家より優れているのは、まず何よりも「処理速度」です。軽快に動きます。 また、描画ツールとしては、「水彩」「ぼかし」「シャープ」などの機能がついており、「本家」がドット絵的楽しみなのに対して、「PaintBBS」は水彩画的な楽しみになっています。 ただ、「アンドゥー」の動きが鈍いので、これは改良を待つところでしょう。 あと、この前「お部屋日記」で触れた、お絵描き掲示板支援ツールの問い合わせもありました。要望があるようでしたら公開しようかなと考えています。 ちょっとわき道にそれます。 うーん、「JAVAオセロ」の強化もしないといけないんですが。 このところ、徐々に進化してきて、戦績が最初は「60対5」ぐらいだったのが、「50対10」となり、今では「40対20」ぐらいまで強くなっています。 前半戦は非常に強く、全滅させられかけます。ただ、後半が弱いです。再帰検索のアルゴリズムに難があるようで、角をあっけなく取られてしまいます。これを解決すれば人間と互角かそれ以上にはなりそうです。 最低でも人間(自分)と五分になるくらいまでは強くしようと思っています。コンピュータと共に、私もだいぶ鍛えられています。今なら、私はかなり強いかも。 |
● 2000.11.01(水) 低周波治療器 今日は「低周波治療器」(※1)を購入する。 最近肩こりがひどかったので、少しはこれで軽減するかなと思います。 肩こりになっている原因は3つあります。 1つ目の原因は「パソコン」。1日16時間もパソコンを使っているとさすがに肩がこります。 2つ目の原因は「お風呂」。部屋の湯船が小さ過ぎるということもあり、最近はたいていシャワーで済ましています。おかげで筋肉がこわばる一方です。 3つ目の原因は「生活」。1日3時間程度の睡眠と栄養バランスの偏り。これだけの原因が揃うと肩がこらない方が不思議です。 昨日購入して3回ほど「低周波治療器」を使ってみたのですが、1日では肩こりは治りませんでした。すぐに治ることを期待していたのですが。 毎回貼る所を変えたりと、人体実験を繰り返しています。思わぬところが効くかもしれませんし。 ※1 : 購入したのは「オムロン」の低周波治療器「エレパルス HV-F125」。 購入したお店の店員の話によると、「低周波治療器では松下の製品が知名度が高くブランド力もある。しかし、内容的には各社差はそれほどない」と。 そのため、価格が1000円ほど安かった上記オムロン社製品を購入する。さらに500円安いオムロン社製品もあったが、そちらには1200Hz機能がついていなかった。店員の話によると「1200Hzの方が浸透力があるようです」と。 特殊機能がついていると、どうしても試してみたくなるので、こちらを購入する。500円で飲みのときの話題が1つ増えるならアリだと思いますので。 |