この連載は、『PythonでMarkdownからEPUBをつくろう』を一部抜粋して編集したものです。
本編には、全てのソースコードや、生成する原稿のサンプルが付属しています。ぜひ、こちらもご購入ください。
姉妹版の『PythonとPygameで作る レトロ風RPG 全コード』もあります。
≫ 目次に戻る mod/epub/basic_data.py
では、基本データを複製します。
gen-epub
内に用意した、epub
ディレクトリーの中身を出力先に複製します。
tool/
gen-epub/
main.py
mod/
epub/
basic_data.py
epub/
…… このディレクトリの中身をmimetype
item/
image/
xhtml/
cover.xhtml
toc.xhtml
META-INF/
container.xml
doc/
02_epub/
epub/
…… ここに複製 1import shutil
2from mod.util import file as uf
3
4# 基本データの複製
5def copy(data):
6 dir = data['dirs']
7
8 # 出力先があるならゴミ箱に送る
9 uf.exist2trash(dir['outputEpub'])
10
11 # 基本データのセットをコピーする
12 dir_src = uf.join(dir['app'], 'epub')
13 dir_dst = dir['outputEpub']
14 shutil.copytree(dir_src, dir_dst)
以前作成したディレクトリーがある場合は削除して、ディレクトリーを複製します。
ディレクトリーの丸ごとコピーは、Python標準ライブラリーshutil
の、copytree()
関数を使えばおこなえます。
dir_src
は複製元のディレクトリー(tool/gen-epub/epub
)、dir_dst
は複製先のディレクトリー(doc/02_epub
)です。
複製先のディレクトリーはdoc/02_epub/epub
ではないので注意が必要です。
この連載は、『PythonでMarkdownからEPUBをつくろう』を一部抜粋して編集したものです。
本編には、全てのソースコードや、生成する原稿のサンプルが付属しています。ぜひ、こちらもご購入ください。
姉妹版の『PythonとPygameで作る レトロ風RPG 全コード』もあります。