「crocro.jscam」JavaScriptでWebカメラの画像を取得するライブラリ

はじめに

「crocro.jscam」は、JavaScriptで、Webカメラの画像を取得するためのライブラリです。

 動作対象はHTML5以上、PCとなります。デバッグを行ったのは、Chrome16、IE9、Firefox9になります。

 本ライブラリは、以下のようなことを行なえます。

  • Webカメラの画像のキャプチャ。
  • キャプチャした画像の2値化(白黒化)。
  • 2値化を元にしたラベリング(領域分割)。
  • ドットパターンの検出、あるいはマーカーの検出(4隅の位置と向き)。
  • キャプチャを指定した場合の即時コールバック処理(各種解析データの取得)。
  • 検出時のコールバック処理(各種解析データの取得)。

 Webカメラで取得した画像をHTML5で利用したいといった用途や、マーカーをコントローラー代わりに使った簡単なゲームなどに使えます。

作者:柳井政和(クロノス・クラウン代表)


履歴

・2014年04月26日 1.1.1を公開
バグの修正。

・2012年01月25日 1.1.0を公開
機能の追加。バグの修正。

・2012年01月20日 ライブラリを公開
当初の予定機能を実装しました。

目次

使い方

サンプル

ソースコード付きのサンプルです。

ドキュメント

リファレンスと、「crocro.jscam」のコアになる「jscam.js」のソースコードです。

電子書籍

電子書籍と副読本的なYoutubeの動画です。

JavaScriptを学ぶなら

開発の経緯

 2011年の春ぐらいに、JavaでARToolkit代替のライブラリをフルスクラッチで作ったのですが、JavaではWebカメラを使用する制限が大きいので、JavaScriptに移植したいと思い、作りました。

 HTML5にはカメラの仕様があるのですが、ブラウザでは未実装なので、Flash経由で取得してみることにしました。

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