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2010/02/08 (月)


2009年の映画
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2009年の映画

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2010/02/08(月) 21:22:17
■ 2009年の映画

 2009年の映画のまとめです。演劇も若干入っています。109本なので、ここ数年徐々に減っていますね。まあ、徐々に馬力が落ちてくるのは、仕方がないかなと思います。

 以下、過去数年の履歴です。

・2005年 80本
・2006年 173本
・2007年 158本
・2008年 111本
・2009年 109本

 今年は、130本以上は見たいですね。



 以下、2009年に見た映画です。

 映画の★の評価は下記基準に従います。また、「D」はDVDで観賞したもの、「劇」は劇場で観賞したもの、「N」はネットで観賞したものを意味します。数字は見た日付です。

 基本的に★が一つの作品以外は、普通に楽しんで見ています。★が三以上は注目すべき作品だと思ったものです。★が五のものは、大いに語るべき作品だと思ったものです。

(★☆☆☆☆)面白くなかった
(★★☆☆☆)普通
(★★★☆☆)そこそこ面白かった
★★★★☆)面白かった
★★★★★)極めて面白かった

 映画の感想自体は、今まで散々書いてきたので割愛します。



 あと、毎年書いていますが、評価はあくまでも私個人の感想です。作品の絶対的な評価ではありません。

 私の好みで★を付けているだけなので、★が少ない作品が駄目な作品というわけではありません。

 この情報から分かることは、「私がどういった映画が好きなのか」ということだけです。

 私の感想を読むときに、どういった差分パッチを当てて読めばよいのか、その指針になる情報ということにしか過ぎません。



● 2009年01月(16本/計16本)

03(★★★☆☆) D ダイ・ハード4.0
04(★★★★☆) 劇 WALL・E
05(★☆☆☆☆) D バイオハザードIII
06(★★☆☆☆) D バットマン
09(★★★☆☆) D 大空港
14(★★★☆☆) D ジャッカルの日
15(★☆☆☆☆) D エアポート'75
17(★★★☆☆) 劇 007 慰めの報酬
18(★★★★☆) D プレステージ
19(★★☆☆☆) D 悪魔の赤ちゃん
21(★★☆☆☆) D キンスキー、我が最愛の敵
23(★★★★☆) D カーズ
24(★★★☆☆) 劇 チェ 28歳の革命
25(★★★☆☆) D 華麗なるギャッツビー
27(★★★☆☆) D スケアクロウ
31(★★★★☆) D 極道の妻たち
31(★★☆☆☆) D 日本以外全部沈没

● 2009年02月(11本/計27本)

01(★★★☆☆) 劇 チェ 39歳 別れの手紙
01(★★★☆☆) D 恐怖のメロディ
03(★★★☆☆) D 傷だらけの挽歌
04(★★★☆☆) D 魁!!男塾
06(★★★★☆) D トラ・トラ・トラ!
11(★★★★★) 劇 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
15(★★★☆☆) D 未来惑星ザルドス
16(★★★☆☆) D ひまわり
17(★★★★☆) D ヘアスプレー
19(★★★☆☆) D 暴力脱獄
26(★★★☆☆) D 君のためなら千回でも

● 2009年03月(9本/計36本)

01(★★★☆☆) 劇 チェンジリング
03(★★★☆☆) D ナイト・ウォッチ
07(★★★★☆) D ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)
10(★★★☆☆) D ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン
13(★★★☆☆) D ディスタービア
18(★★★★☆) D アウェイ・フロム・ハー 君を想う
19(★★★☆☆) 劇 ウォッチメン
23(★★★★☆) D 潜水服は蝶の夢を見る
31(★★★☆☆) D ランブルフィッシュ

● 2009年04月(4本/計40本)

12(★★★★☆) 劇 レッド・クリフ PartII
15(★★★☆☆) D その男ゾルバ
24(★★★☆☆) D 捜索者
29(★★★★★) 劇 グラン・トリノ

● 2009年05月(6本/計46本)

01(★★★★☆) 劇 スラムドッグ$ミリオネア
08(★★★☆☆) D 小さな恋のメロディ
13(★★★☆☆) D ロンゲスト・ヤード
17(★★★☆☆) D バッドサンタ
19(★★★☆☆) D 柔道龍虎房
30(★★★☆☆) 劇 夢の中に君がいる

● 2009年06月(7本/計53本)

05(★★★☆☆) 劇 消されたヘッドライン
03(★★★☆☆) D 審判
10(★★★☆☆) D キング・オブ・キングス
17(★★★☆☆) D 気狂いピエロ
21(★★★★☆) 劇 レスラー
28(★★★☆☆) D 素晴らしきヒコーキ野郎
29(★★☆☆☆) 劇 ターミネーター4

● 2009年07月(16本/計69本)

01(★★★☆☆) D シンシナティ・キッド
04(★★★★☆) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
06(★★★☆☆) D 軽蔑
07(★★★★☆) D シューテム・アップ
09(★★★☆☆) D マンハッタン無宿
11(再観賞省略) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
13(★☆☆☆☆) D 野生のエルザ
14(★★★☆☆) D アルフィー
15(★★★★☆) D 武士道残酷物語
16(★★★★★) D インファナル・アフェア
17(★★★☆☆) N グリマーマン
19(★☆☆☆☆) D サンダーバード(THUNDERBIRDS ARE GO)
23(★★★★☆) D 穴(LE TROU)
26(★☆☆☆☆) N メトロポリス
27(★★☆☆☆) D 冷血
30(★★★☆☆) D ミトン、ママ、レター

● 2009年08月(6本/計75本)

02(★★★★☆) D ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
18(★★★☆☆) D ローズマリーの赤ちゃん
24(★★★★☆) D ワイルド・バンチ特別版〜ディレクターズ・カット
27(★★★☆☆) D 探偵物語
30(★★☆☆☆) D 戦争の犬たち
31(★★★☆☆) D 恋はデジャ・ブ

● 2009年09月(7本/計82本)

03(★★☆☆☆) D 我が家の楽園
07(★★★☆☆) D ハワーズ・エンド
09(★★☆☆☆) N ペイルライダー
13(★★☆☆☆) D 26世紀青年
14(★★★☆☆) D 僕らのミライへ逆回転
17(★★★☆☆) D ウォンテッド
28(★★★☆☆) D デイ・ウォッチ

● 2009年10月(12本/計94本)

01(★☆☆☆☆) D サイレント・ランニング
02(★★★☆☆) D エグザイル/絆
04(★★★☆☆) D 街の灯
12(★★★★☆) 劇 シルク・ドゥ・ソレイユ ZED
18(★★★☆☆) D 華麗なる週末
19(★★☆☆☆) D 3人のゴースト
20(★★☆☆☆) D おいしいコーヒーの真実
22(★☆☆☆☆) D いのちの食べかた
26(★★★☆☆) D ゴースト・ワールド
27(★★★★☆) D 駅馬車
28(★★☆☆☆) D 変態村
30(★★★☆☆) D ホステル

● 2009年11月(10本/計104本)

01(★★★★☆) 劇 マイケル・ジャクソン THIS IS IT
07(★★☆☆☆) D ザ・カンニング IQ=0
08(★★★☆☆) D 初体験/リッジモント・ハイ
15(★☆☆☆☆) D イレイザーヘッド
17(★★☆☆☆) D レイジング・ブル
19(再観賞省略) D 風の谷のナウシカ
22(★★★☆☆) 劇 イングロリアス・バスターズ
23(★☆☆☆☆) D ある日どこかで
24(★★★☆☆) D エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々
30(★★★☆☆) D 最前線物語

● 2009年12月(5本/計109本)

01(★★★☆☆) D グロリア
02(再観賞省略) D カリオストロの城
06(★★★☆☆) D ブロンコ・ビリー
07(★☆☆☆☆) D サンゲリア
22(★★★☆☆) D ロング・ライダーズ



 さて、映画についてまとめです。

 まず、2009年の★五つの映画リストです。

★★★★★) 劇 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
★★★★★) 劇 グラン・トリノ
★★★★★) D インファナル・アフェア

 次に、2009年の★四つの映画リストです。

★★★★☆) 劇 WALL・E
★★★★☆) D プレステージ
★★★★☆) D カーズ
★★★★☆) D 極道の妻たち
★★★★☆) D トラ・トラ・トラ!
★★★★☆) D ヘアスプレー
★★★★☆) D ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)
★★★★☆) D アウェイ・フロム・ハー 君を想う
★★★★☆) D 潜水服は蝶の夢を見る
★★★★☆) 劇 レッド・クリフ PartII
★★★★☆) 劇 スラムドッグ$ミリオネア
★★★★☆) 劇 レスラー
★★★★☆) 劇 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
★★★★☆) D シューテム・アップ
★★★★☆) D 武士道残酷物語
★★★★☆) D 穴(LE TROU)
★★★★☆) D ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
★★★★☆) D ワイルド・バンチ特別版〜ディレクターズ・カット
★★★★☆) 劇 シルク・ドゥ・ソレイユ ZED
★★★★☆) D 駅馬車
★★★★☆) 劇 マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 かなり私の趣味が入っていると思います。「あの映画が★三止まりなのはなぜ?」という映画がけっこうあると思います。そこらへんは、差をつけるためです。「★三以上の映画」は、基本的に面白い映画です。

 というわけで、以下、少し感想を書いていこうと思います。



● ベンジャミン・バトン 数奇な人生

 美しくも素晴らしいおとぎ話。それに尽きます。

 ここまで「おとぎ話」を描いた映画は、なかなかないです。ちょっと前なら「ビッグ・フィッシュ」(2003年)を思い出しますが、こちらの方が規模が遥かに大きいです。

 見事に、映画の世界に没入させてくれました。



● グラン・トリノ

 もう何というか、公開とともに傑作決定の映画です。

 平易で緩やかで優しくて身近で静かな話なのに、豊かで深くて大きくて普遍的な話です。

 何よりも、イーストウッドの演技と、映画の進行が素晴らしい。今後の教科書になるような作品だと思いました。

 また、映画自体も素晴らしいのですが、イーストウッドという映画人の人生が集約されている点も素晴らしいと思いました。



● インファナル・アフェア

 これも傑作。果てしない緊張と、言いようのない焦燥感と絶望感を味わわせてくれる作品。

 そして、主人公二人の演技が素晴らしかったです。



● WALL・E

 もう、WALL・Eの動きが可愛くて可愛くて。そしてイブの破壊屋ツンデレっぷりもよかったです。



● プレステージ

 映画を見た後に原作も読みました。原作は、この映画の構造の外側に、さらにもう一重仕掛けが施されていて驚きました。

 あと、原作を読んで、「よくここまで換骨奪胎して映画の脚本にしたな」と唸りました。話の筋と部品と魂は同じなのに、全然違う構成になっており、細部にわたって映画用に設定が修正されています。そして、それが成功している。

「脚本の力」というものを考えさせられた作品でした。



● カーズ

 やはり、ピクサーの映画はよいですね。DVD特典で、没になったエピソードにブラックなものが多かったのに驚きました。没にして正解だったと思います。



● 極道の妻たち

 岩下志麻姐さんが格好よすぎます。そして漢です。素晴らしい。惚れます。



● トラ・トラ・トラ!

 戦争映画を語る上で、外せない作品だと思いました。アメリカ映画なのに、真珠湾攻撃をかなり公平に描いていることに驚きました。



● ヘアスプレー

 これはよい映画です。ポップでキュートで楽しいミュージカル映画なのに、実は差別や社会問題などを強烈に主張しています。

 何かを訴える際に、これほどエンターテインメントできれば、勝ちだなと思いました。



● ラスト、コーション(LUST, CAUTION 色戒)

 セックスとい名の格闘技。恋愛という名の精神戦。ここまで緊張してハラハラする男女の絡みは始めてでした。トニー・レオンと、タン・ウェイの演技が素晴らしかったです。



● アウェイ・フロム・ハー 君を想う

 認知症の妻と、その旦那の話です。もう何と言うか、全身から力を抜き取られるようなガクブルっぷりを味わわせてくれます。ホラーでも何でもないですが、映画は重くて果てしなく怖いです。



● 潜水服は蝶の夢を見る

「ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)」になった、ELLEの元編集長の話。絶望的な話なのに、妙にユーモアに富んでいてよかったです。人生に対する希望を与えてくれるお話です。



● レッド・クリフ PartII

 映画館で大画面で見ることに意味のある娯楽大作。それに尽きます。ジョン・ウーの「俺三国志」が炸裂した映画でした。



● スラムドッグ$ミリオネア

 ご都合主義が何だと言うんだ、面白ければいいんだよ! そう思わせてくれるパワフルな作品。圧倒的なインド・パワーで楽しませてくれました。



● レスラー

 男泣きの映画。役者の人生と、主人公の人生がリンクしています。地べたを這いずる主人公を見ながら、荘厳な気持ちにさせてくれる映画でした。



● ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

「アニメは動いてこそ気持ちよい」と思わせてくれる作品。ともかく、一つ一つの動きが小気味よくて重くて痛そうで快感です。何やかや言われていますが、やはりエヴァは面白いです。



● シューテム・アップ

 90分級アクション映画としては、非常によく出来ている作品。面白かったです。



● 武士道残酷物語

 戦国時代から現代までの、ある日本人一族の被虐の系譜。ぞくぞく来ます。物凄いマゾさを感じさせてくれる映画です。



● 穴(LE TROU)

 脱獄物の傑作。あまりにリアルなのも当然。本当の脱獄囚が監修につき、俳優としても登場しています。緊迫感溢れる映画でした。



● ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

 映像的な快感を味わわせてくれるクライム・サスペンス。監督、才能あるなと思いました。



● ワイルド・バンチ

 サム・ペキンパーの傑作西部劇。アクション・シーンを変えた一作。何と言うか、骨太です。これは凄い。



● シルク・ドゥ・ソレイユ ZED

 人間の肉体の限界って凄いなと思いました。あと、縦方向の上下に、人力だけで動きながら演じるのは、呆気に取られました。想像の斜め上でした。



● 駅馬車

 物凄い密度の濃い西部劇の傑作。でも、時間は99分。素晴らしい。映画の金字塔の一つだと思います。



● マイケル・ジャクソン THIS IS IT

 マイケル・ファンなので見にいったのですが、素直に凄いと思いました。惜しい人を亡くしました。



 以上で、2009年の映画は終了です。

 別枠アニメ&ドラマについては、次回まとめます。けっこうな量がありましたので。
[映画] 「地下鉄のザジ」感想
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[映画] 「地下鉄のザジ」感想

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2010/02/08(月) 21:15:24
地下鉄のザジ
 映画「地下鉄のザジ」を劇場で、一月の上旬に見ました。

 1960年のフランス映画で、今回見たのは完全修復ニュープリント版。監督・脚本はルイ・マルで、主演はカトリーヌ・ドモンジョ、競演はフィリップ・ノワレです。

 フィリップ・ノワレは、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)の主人公です。

 ヌーヴェルヴァーグ運動の先駆けとなった映画だそうですが、現代の感性では、ちょっと面白いとは思えないなと思いました。

 1/9(土)〜1/22(金)で、横浜のミニシアター「シネマ ジャック&ベティ」でやっているので、映画館で見てきました。

□シネマ・ジャック&ベティ 横浜のミニシアター
http://www.jackandbetty.net/



● 子役ルイ・マルが演じる不思議少女

 この映画を見ようと思った切っ掛けは、ルイ・マルが演じる主人公が非常にかわいかったからです。予告編を見れば分りますが、かなりかわいいです。

□地下鉄のザジ(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=JxTUXPHrFc0

□地下鉄のザジ(公式 重い)
http://www.zaziefilms.com/zazie/

 それで見に行ったのですが、この主人公の女の子が、かなりブラックで驚きました。悪戯好きというのを通り越して、かなり悪人です。平気で物を盗むし。

 時代背景もあると思うのですが、かなり手癖が悪かったです。

 私の勝手な印象としては、このザジは、フランス+不思議少女ということで、後の「アメリ」(2001年)に繋がるのかなと思いました。



● フランスの町と習俗

 フランスの町は、それだけで絵になるなと思いました。ヨーロッパ映画の魅力は、こういったところにあると思います。

 また、映画中印象に残ったのは、主人公たちがムール貝を食べるシーンです。ムール貝は、あんなに大量にパクパクと食べるものなんですね。

 この映画を見た翌日に、ベルギー料理店に行ったら、ムール貝の白ワイン蒸しがメニューの先頭に載っていました。

 ちょうどよい機会だと思い注文すると、バケツに入ったムール貝が出てきました。

 なるほど、こういった料理なんですね。にんにくをよく利かせたアサリの酒蒸しのような料理でした。



● 「トムとジェリー」みたいな、スラップスティックなコメディ

 さて、映画はかなりシュールです。そして、実写なのに、アニメみたいな描写が多いです。

 その表現を見ていて思い出したのは「トムとジェリー」です。

 子供時代、夕方に延々と放送されていた「トムとジェリー」。その表現はテンポが速くて、映像的なマジックに満ちていました。

 この「地下鉄のザジ」は、「トム&ジェリー」を実写化したら、ちょうどこんな感じだろうと思うような表現でした。

 しかし、その表現が効果を上げているかと言うと、だいぶ疑問です。たぶん当時は斬新で面白かったのだと思いますが、現代ではかなりシュールで退屈です。

 ここらへんは、時代によって、観客の蓄積が違うので、仕方がないのだろうなと思いました。



● おじさんの容姿と仕事

 映画では、ザジのおじさんが出てきます。彼の職業が何なのかが、小さなミステリーになっています。

 そのおじさんの容姿なのですが、背が高くて、ちょっとがっしりめのおっさんという感じです。

 そんなに格好良くないと思うのですが、でも映画中では、ハンサム・キャラとして扱われており、女性に異様にもてます。これがかなり違和感がありました。

 当時のフランスでは、ああいった容姿がもてたのかと思いました。

 そのおじさんの職業は、映画の後半で明らかになります。けっこう斜め上の職業です。そして、その仕事をしている時の姿を見たいと思い、かなり期待します。

 こういった小さなミステリーが入っているのは、映画を牽引する上で有用だなと思いました。



● 粗筋

 以下、粗筋です。(だいぶ端折って、中盤の終わりぐらいまで書いています)

 主人公は十歳の女の子。彼女は母親とともにパリにやって来た。母親は、恋人とともに町に消え、少女は母の弟に預けられる。彼女は地下鉄に乗りたいと思っていたが、ストで運行していなかった。彼女は荒れる。

 主人公は、叔父の友人のタクシー運転手とともに、叔父の住むアパートに移動する。そこには寡黙で美人の叔父の妻や、神経症気味の家主、ふわふわした感じのタクシー運転手の恋人などがいた。

 主人公は周囲の目を盗んで、外に遊びに出る。しかし、地下鉄はやはり動いておらず、彼女は途方に暮れる。そんな彼女の前に、謎の男が現れた。

 彼女はその男と食事をして、彼が買った子供向けのジーンズを盗んで帰る。そのことで彼女は、謎の男に追われることになる。

 主人公は、叔父とパリ観光を始める。そして、様々なトラブルが起こる。時間が経ち、叔父は仕事に行かなければならない時間になる。主人公は、叔父の仕事を知らなかった。

 叔父は職場を目指し、はぐれた主人公は彼を追う。そして、様々な人々が、その場所を目指し始める……。



● ザジと言えば……

 個人的には、車田正美の「雷鳴のザジ」を思い出します。

 関係あるのかないのか分りませんが、「ザジ」繋がりということで、書いておきます。

2010/02/06 (土)


2009年の公私
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2009年の公私

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2010/02/06(土) 17:52:40
 2009年のまとめです。

 例年の通り、最初は仕事とか、私事とかのまとめで、後半からは、本の感想を書いていこうと思います。

 というわけで、2009年を振り返っていこうと思います。



■ 2009年のお仕事

 2009年はぼちぼちよかったです。

 以下、去年作ったもののうち、書けるものを列挙していきます。お金になったものも、一銭にもならなかったものもあります。



・2008年末〜2009年春 Android向けゲームを開発

・第1〜2 四半期 外部会社向けのCGI開発

・4〜5月 Android開発本を執筆

・5〜6月 コードジン 新連載の立ち上げ

・5月 「FTPマスク」開発

・6月 「全自動4コマ」ver2.00の開発

・6月 「ツリー・ディクショナリー」開発

・7月 「全自動迷路」開発

・8月 「もふもふ検索」開発

・10月 「新規作成EX」開発

・11月 「新刊・新作カレンダー」の改良

・12月上旬 「オートペディア」ver2.00の開発

・12月下旬 「Twitterクライアント」開発→放置

 その他、水面下で色々とやっています。こうやって書き出してみると、けっこう多く開発していますね。



■ 2009年の大人の社会科見学

 今年も色々と行きました。★は太郎さんと行った「社会科見学」。それ以外は、いろいろと訪れた場所です。

1月 [他] ズーラシア
2月 [他] 日本古武道演舞大会
2月 [★] 日本銀行
4月 [★] 自衛隊広報センター
5月 [他] 湯河原
5月 [★] 自衛隊見学ツアー
7月 [★] 造幣局
8月 [★] 築地&ガンダム
8月 [他] 江ノ島
8月 [他] 麻布十番祭り
9月 [★] 皇居
12月 [★] 東京証券取引所

 実はこの中で一番印象に残っているのは「江ノ島」です。よかったです。

 ちょうど「江戸時代から続いていそうな観光地」という感じで、「千と千尋の神隠し」の湯屋みたいな感じに島全体がなっている印象でした。

 暇と金があれば、あそこでダラダラと過ごしたいと思いました。ああいった雰囲気は大好きです。

 あと、社会科見学ではないですが、スーパー銭湯の「スパ・ガーディッシュ」には、何度も行きました。温泉にマンガ1万冊のスペースが併設されています。

「温泉+マンガ」のコンボは、まだまだ私を楽しませてくれそうです。



■ 2009年の私事

 なんだか、あっと言う間の一年でした。何も達成できていない感が強いです。

 そろそろいい年なので、戦い方をバージョンアップしていかないといけないなと思います。

 あと、何気に人に会っている時間が少なく、また、いつもせかせかしていたので、来年はもっと人に会って、ゆったりとした気分で過ごせるようになりたいと思います。



■ 2009年は「歴史の年」

 さて、去年は、私にとっては「歴史の年」でした。

 まずは、三大和歌集(万葉・古今・新古今)を読みました。そして、NHK高校講座の「世界史」全40回を見て、「日本史」も35回まで見ました。(その後全40回を達成。今は数学を見ています)

 また、音楽の歴史をたどるということで「ロックの歴史」を順にたどりながらYoutubeで楽曲を聴いて、調べ物をして勉強し、それが終わったあと「ジャズの歴史」でも同様のことを行ないました。

「ロックの歴史」は日記にまとめましたが、「ジャズの歴史」はまだまとめていません。でもメモは全て残しているので、そのうち書き起こしたいと思います。

 というわけで、去年一年を一言で表すなら「歴史の年」という感じでした。



■ 2009年の書き物

 毎年恒例の奴です。2009年に書いた文章のまとめです。

 Webのニュースなどの雑文や、メール、プログラムを除いた、2009年に書いたある程度以上のまとまった文章の総計を計算したところ2816KBでした。

 以下は、ここ数年の文章量の履歴です。

・2004年 2184KB  6.0KB/日(原稿用紙7.5枚)
・2005年 2953KB  8.1KB/日(原稿用紙10枚)
・2006年 1653KB  4.5KB/日(原稿用紙5.6枚)
・2007年 3781KB 10.4KB/日(原稿用紙12.9枚)
・2008年 2046KB  5.6KB/日(原稿用紙7.0枚)
・2009年 2816KB  7.7KB/日(原稿用紙9.6枚)

 ここ数年の中では、割と多い方の年でした。でも、あまり多く書いた印象はありません。

 一日の目標アウトプットは30KBなのですが難しいです。日によっては、30KB以上書いている日もあるのですが、毎日そんなに書いているわけではないですので。

 というわけで、いつもの目標「平均秒速1文字の壁、安定した30KB/日」を、今年も目指そうと思います。



■ 2010年の予定

 久しぶりに、マンガを多く描きたいです。

 そのために、いくつか予定しています。

・夏コミに出る。→申込済み。

・人生初のオフセット本を出す(実は一度もない)。

・コミック・スタジオを買う。→買ったので、練習中。

 人生、やりたいことが多すぎて、体が一つでは足りないです。
[DVD] 「ロング・ライダーズ」感想
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[DVD] 「ロング・ライダーズ」感想

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2010/02/06(土) 17:45:48
ロング・ライダーズ
 映画「ロング・ライダーズ」のDVDを十二月下旬に見ました。

 1980年の映画で、監督はウォルター・ヒル。脚本は、ビル・ブライデン他です。

 主人公のジェシー・ジェームズを演じているジェームズ・キーチと、その仲間で兄を演じているステイシー・キーチも、脚本にクレジットされています。そして、この二人が製作総指揮です。

 監督のウォルター・ヒルは、「48時間」(1982年)の監督・脚本でもあるようですね。

 そのうち、プラッド・ピット版のジェシー・ジェームズ「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2007年)も見て、二作の差を楽しもうと思います。



● 兄弟

 この映画ですが、後で調べて知ったのですが、キャストが凄いです。劇中に血縁の兄弟が多く出てくる映画なのですが、配役も実際の兄弟で演じています。

 以下、配役のリストです。

ジェシー・ジェームズ(ジェームズ・キーチ)
フランク・ジェームズ(ステイシー・キーチ)

コール・ヤンガー(デヴィッド・キャラダイン)
ジム・ヤンガー (キース・キャラダイン)
ボブ・ヤンガー (ロバート・キャラダイン)

エド・ミラー (デニス・クエイド)
クレル・ミラー(ランディ・クエイド)

ボブ・フォード   (ニコラス・ゲスト)
チャーリー・フォード(クリストファー・ゲスト)

「だから、どう」というわけではないですが、凄いなと思いました。



● 義賊としての名声

 映画の主人公は、銀行や鉄道を襲う強盗団の首領ジェシー・ジェームズです。彼らは少数精鋭で強盗を行います。

 この強盗団は、民衆には義賊のように迎え入れられています。彼らは地元ではヒーローで、捜査の手が伸びると村人たちは、村ぐるみで彼らを匿います。

 そういった状況になっている背景には、アメリカの南北戦争があります。南北戦争直後の混乱した時代が、「金持ちから金を奪う」彼らを、ヒーローに祭り上げています。

 こういった「ヒーロー像」は、実際の彼らとは違う虚構です。

 この映画では、その「虚構」の存在も描きますが、それはメイン・テーマではなく、あまり表には出てきません。そういった部分は表には出さず、実際の強盗団としての彼らを追っていきます。

 ジェシー・ジェームズという人物は、過去に何度か映画化されているので、この描き方は作品によってだいぶ異なるだろうなと思いました。



● 冷血のジェシー・ジェームズ、熱血のコール・ヤンガー

 映画の主人公はジェシー・ジェームズです。彼は頭が切れ、肝が据わっていて、いつも冷静で寡黙です。

 強盗団にはもう一人、目立つ人物がいます。それが、コール・ヤンガーです。彼は女好きで、すぐにかっとなり、喧嘩も厭いません。

 この二人が、強盗団の両軸になっていました。そして、映画中では「ジェームズ&ヤンガー強盗団」として、指名手配されていました。強盗団の中心は、彼らは二人に連なる兄弟たちでした。

 また、映画中では、寡黙なジェシー・ジェームズのシーンよりも、派手で豪胆なコール・ヤンガーのシーンの方が目立っていました。

 主人公はあくまでジェシー・ジェームズだけど、見せ場はコール・ヤンガーの方が多く、主軸のエピソードとして話が繋がっているのも彼の方でした。

 なので、映画の印象としては、「ジェシー・ジェームズの映画」というよりは、「ジェシー・ジェームズを中心として時間軸を流した、コール・ヤンガーの映画」という感じでした。

 ジェシー・ジェームズのシーンは、あまり盛り上がりがなかったですし。



● ピンカートン探偵社

 この、ジェームズ強盗団を追うのは、警察ではなく「ピンカートン探偵社」です。

□Wikipedia - ピンカートン探偵社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%...

「探偵社」と言うと、推理小説の探偵みたいなものを想像してしまいそうですが、このピンカートン探偵社は、そういったものとは規模も内容もまったく違います。

 たぶん、現代の感覚で言うと、探偵会社と、警備会社と、民間軍事会社の間ぐらいの認識が正しいのではないかと思います。

 Wikipediaを見ると、「最盛期にはアメリカ合衆国の常備兵より多くの探偵を雇用」とあるので、その規模と力が窺えると思います。

 そのピンカートン探偵社が、ジェシー・ジェームズたちを捕まえるために、戦いを挑んできます。そして、壮絶な攻防戦を繰り広げます。

 このピンカートン探偵社との戦いが、映画の醍醐味だなと思いました。



● けっこう杜撰な銀行強盗

 終盤、一つの銀行を襲うのですが、その襲い方を見て、相当杜撰な銀行強盗だなと思いました。下調べをほとんど何もしていない……。

 たぶん、この頃はまだセキュリティ意識が低く、銀行強盗も武力だけで行えていたんだろうなと思いました。

 そういった時代が徐々に終わっていくことで、こういった武装銀行強盗が過去のものになっていったんだろうなと思います。映画は、そういった描写になっていました。



● 終盤の銃撃シーン

 終盤の銃撃シーンは、サム・ペキンパーを彷彿としました。かなり見ごたえのある、壮絶な銃撃&逃走シーンでした。

 それにしても、「銃+馬」というのは、映画の緊張感を大いに盛り上げてくれますね。

 馬は、画面を高速で横切ることができます。また、スローモーションで映すと、筋肉の盛り上がりが直接見えて、強烈な躍動感を与えてくれます。そして、大きな馬蹄の音は、腹の底に響きます。

 そこに、銃撃の音と、血飛沫、そして一瞬のうちに生死を分かつ変化が重なると、手に汗を握らざるを得ません。

 こういったシーンは、大画面で見たいものだなと思いました。



● 切れる弟、その弟に従う兄

 ジェームズ兄弟は、弟がボスをやっていて、兄がその部下的な立場になっています。

 何代か続いた組織では、「無駄な闘争による力のロス」を避けるために「長子相続」などのルールが意味を持ってきます。

 しかし、そういったものがまだない「一代目の犯罪組織」では、「弟が実力でトップを張る」といった構造がけっこうあるのかもしれないなと思いました。生死のかかった犯罪組織では、能力主義になるでしょうから。

 ギャング映画とかでも、似たような配置がけっこうありそうだなと思いました。



● 粗筋

 以下、粗筋です。(ネタバレあり。最後まで書いています)

 南北戦争直後のアメリカ。主人公は、元南軍の兵士で、その時の仲間たちと強盗団を結成していた。彼らは、お金を貯め込んでいる銀行や、現金を輸送している列車などを襲っていた。金持ちから金を奪う彼らは、地元では義賊のように称えられていた。

 そんな彼らを捕まえるために、ピンカートン探偵社が動き出した。彼らは、主人公たちが住む場所に人を派遣する。

 そして、主人公の生家にガス弾を投げ込むが、手違いで家が爆発して、主人公の弟が死に、母親が怪我を負う。そのせいで、世間の同情は主人公たちに集まる。

 主人公たちは、村の協力を得ながらその報復を行う。そして、主人公たちと、ピンカートン探偵社の戦争が始まった。

 だが、その戦いは長くは続かなかった。ピンカートン探偵社の背後には警察がいる。主人公たちは、お尋ね者として徐々に追い詰められていく。そして、彼らは身を隠して、潜伏せざるをえなくなる。

 それから数年後、彼らは再び集結して、大金を得るための銀行強盗を計画する。しかし、その銀行強盗のために得た情報は罠だった。彼らは迎撃されて、多くの死者を出す。

 その逃走中、主人公は、傷を負った仲間たちを切り捨てて、兄とともに脱出する。そして、身分を偽り潜伏する。

 しかし、追跡は続いた。主人公は、探偵社の雇った暗殺者に殺されてしまう。主人公の兄は出頭して、自首と引き換えに弟を埋葬する許可を得たいと口にする。

2010/02/05 (金)


[PCソフト] もふもふ スクリーンセーバー 1.00
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[PCソフト] もふもふ スクリーンセーバー 1.00

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2010/02/05(金) 17:28:55
 新作ソフトです。うちでは初のスクリーンセーバーになります。

 ネット連携のスクリーンセーバーです。まだあまりノウハウがないので、環境依存があるかもしれません。

 不具合を発見された方は、メールでお知らせください。



 中身は、以前ちょっとだけ書いた「もふもふ検索」のスクリーンセーバー版です。

 スクリーンセーバー版の動作がどんなものなのかは、ブラウザからも確認できます。ブラウザからの動作確認ページにアクセスすれば、勝手にスライドショーが始まります。



「もふもふ検索」は、ネットから「もふもふ」した可愛い動物の画像を集めてきて、どんどん表示してくれるWebアプリです。連想検索的に「もふもふ語」を自動で収集して、次の検索候補として表示してくれます。

「もふもふ スクリーンセーバー」は、その仕様を応用して、「もふもふ」した可愛い動物の画像を、スライドショー表示するスクリーンセーバーです。

「もふもふ検索」は、けっこうはまるし、何気に便利なので、自分ではちょくちょく使っています。

 というわけで、「もふもふ検索」と「もふもふ スクリーンセーバー」を楽しんでいただければと思います。
[DVD] 「サンゲリア」感想
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[DVD] 「サンゲリア」感想

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2010/02/05(金) 16:29:27
サンゲリア パーフェクト・コレクション
 映画「サンゲリア」のDVDを十二月上旬に見ました。

 1979年の映画で、監督はルチオ・フルチ、脚本はエリザ・ブリガンティです。

 また、この映画に出ている女優ティサ・ファローは、ミア・ファローの妹だそうです。



● B級

 映画を見始めて最初に思ったのは、「ああ、この映画はB級だ」でした。

 どこがそう思ったかというと、映画の「絵」です。何となく、カメラの距離感とかが微妙に違うといった感じが冒頭からします。

 その感覚は絵だけでなく、話の進行でも感じました。これがシナリオのためなのか、編集のためなのかは分りませんが、何かもっさりしています。

 ここらへんの「何か違う感」をきちんと言葉にするには、自分で動画を繋いで、ああでもない、こうでもないと言いながら、自分が好きな映画の編集と比較しなければいけないんだろうなと思いました。

 映像について見る目を養うには、そろそろ、そういった実験をしないといけないのかなと思い始めています。



● 始まりの唐突さ

 さて、この映画の原題をallcinemaで調べると、何だか色々と書いてあります。

□映画 サンゲリア - allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9216

SANGUELLIA
ZOMBIE [米]
ZOMBIES 2 [伊]
THE ISLAND OF THE LIVING DEAD [製作時]
GLI ULTIMI ZOMBI
ZOMBI 2

 そしてDVDには、確か「ZOMBIES 2」と書いてあったと思います。映画が「前回の続き風で」何か唐突に始まったのと、この表記から、続編物で「前作の続き」なんだろうと勝手に想像していました。

 ……Wikipediaを見たら、どうも続編ではないようですね。以下、引用。

□サンゲリア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82...

 本作の原題は『ZOMBI2』。前年にロメロの『Zombie/Dawn of the dead』(邦題『ゾンビ』 1978年)がイタリアをはじめヨーロッパで公開されたばかりだった。

 『ゾンビ』のヨーロッパにおける配給権を持っていたダリオ・アルジェントは、無断でのタイトル使用について大いに憤慨しフルチ監督に対して抗議する。

 しかし、フルチから「ゾンビはもともとブードゥ教特有の言語、権利を振りかざす根拠はどこにもない」と返され、後輩格の監督であったアルジェントはそれ以上何も言えなかった。

 イタリアホラーの巨匠2人の確執はここから始まったとされる。

 何だか私は、えらい勘違いをして映画を見ていたようだなというのが分りました。

 続編でも何でもないようです。

 また、「続編なんだろう」と勘違いした理由は、「始まりの唐突さ」だけではなく、実はもう一つあります。

 それは、人物描写がみんな薄っぺらいことです。どの人物をとっても、その人物の立体的な背景が見えてこないペラペラさが気になりました。

 まあ、B級ホラー映画に、キャラクターの掘り下げを求めても仕方がないのですが、えらく気になりました。



● 感情移入度の低さ

 上述の通り、キャラクターの掘り下げが低いのと、視点が二つある(記者である主人公と、ゾンビがいる島に住む医師)ために、どうにも感情移入度が低かったです。

 また、主人公である記者を船に乗せてくれたために巻き込まれる男女二人組みが、本当に背景が何も語られていなかったのも特筆すべき点だと思います。

 様々なところで、「このキャラは、なぜここにいるのか?」ということに答えてくれないので、「きっと前作で公開済みの情報なんだろう」と思いながら映画を見ていました。



● サービス・シーン

 サービス・シーンは豊富でした。女の人の裸はいっぱいありました。ストーリーに無関係な、過剰とも言える無意味な脱ぎっぷりは、お約束とはいえ、普通のB級映画よりも多いと感じました。



● 水中ゾンビ

 ちょっと面白かったシーンは、水中ゾンビのシーンです。

 女性が海で鮫に襲われると、なぜか海中にゾンビがいて、鮫対ゾンビとなり、その隙に女性は逃げようとします。

「海中(というか海底)にゾンビ」というのは、斜め上の発想でしたので、これはちょっと驚きました。

 しかしまあ、ストーリーの必然性は、特にないシーンでした。このシーンは、サービス・シーンの収集をつけるためのギミックだよなと感じました。



● グロ描写

 これはかなり力が入っていました。

 痛そうで、気持ち悪くて、グロいシーンが後半は特に多かったです。

 グロ・シーンがなければホラー映画ではない、という方には、ありなのではないかと思いました。

 目に木片が徐々に刺さるシーンは、痛そうでした。



● ラストの展開

 撮影は色々と問題があると思うのですが、ラストの展開は割りと好みでした。

 自分の行動が、その場所から出て一つ上のレイヤーから見ると、実は全体の事象の一つにしか過ぎなかったというのは、SF的だなと思いました。

 まあ、ベタと言えばベタなのですが、オチはきちんとつけたなと感じました。



● 粗筋

 以下、粗筋です(終盤に入ったぐらいのところまで書いています。ネタバレ的なことはほとんどなし)。

 海を漂う船を調査した警官が何者かに噛み殺された。その船の持ち主の娘は、父が帰ってこないことで、心を痛めていた。新聞記者の主人公は、事件を調べるために、彼女とともに南洋に旅立つことに決める。

 二人は、港に船を停泊していたカップルに声をかけ、乗船させてもらう。そして、ある島にたどり着く。

 その島では、奇妙な風土病が発生しており、医師と看護婦が奮闘していた。その病気とは、死人が生き返り、生きている人間を襲うという病気だった。襲われて噛まれた人間は、死後生き返り、再び人間を襲う。

 主人公たちは、医師と会い、医師の妻に言伝を頼まれる。しかし、その場所に行くと、妻は死んでいた。そこには生き返った死者たちがいて、彼らは南の島を逃げ回ることになる。

 そして、医師の許にたどり着くが、大量の死者たちがその場所に集まってきた……。



● まとめ

 あまり好みではなかったなあというか、私には面白くなかったなあというのが、素直な感想です。

 ゾンビ映画の系譜をいろいろと知っていたら、背後の確執とか、比較とかで面白かったのかもしれませんが、そういった予備知識がありませんでしたので。

 というわけで、外れだったなという感想になりました。
コミスタ描いてみた
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コミスタ描いてみた

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2010/02/05(金) 04:39:01
 コミスタを買ったはよいけど、本の電子化に忙しくて、なかなか触る暇がなかったりします。

 ちなみに、本は5万8000ページ、370アイテムほど取り込みました。まだまだ先は長いです。

 というわけで、前回コミスタを触った時は1ページの落書きだったので、今回はマンガを描いてみようと思いました。夜の2時間ほどを使って、ネットサーフィンをしながら作業をしてみました。

前回の落書き
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 コミスタには、ストーリーエディタという機能があり、台詞を並べて、ページに反映させることができます。

 私は、マンガを描く際は、各コマの台詞と、描く内容を書き込んだ文字ネームを最初に書きます。その文字ネームを、ストーリーエディタに適用できるかと思ったのですが、台詞のみなので、そのままは使えませんでした。

 でもまあ、文字ネームで書いた台詞を、そのまま一気にページに流し込めるので便利です。これはこれで、役に立ちます。

 というわけで、今回はラフのネーム段階まで描いてみました。

 次は、キャラの下書きを書くところまで行きたいなと思います。

今回のラフ
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「夢ケーキの日」というイベント。 全国の小学生以下の子供に、自分の夢を絵に描いて送ってもらい、送られてきた絵を基にケーキを作って、子供たちに無料でプレゼントするとのこと。

※ 他の記事を読む場合は、「過去ログ全リンク」もしくは、ページ下の「過去ログ (ページ番号)」より、ご覧下さい。

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