今日は大学のサークルOBで飲み会がありました。熊本の大学のサークルで、東京で飲み会をやっているのに11人も来たというのは驚きでした。風風亭(焼肉)→パセラ(カラオケ)のコンボはいつもの通り。お腹いっぱい食べました。
その席で先輩から「最近クロクロのサイトで柳井の独白がない。Linux話はどうでもいいので、日常のことをもっと書け」とか言われてしまいました。うーん。そんな所を見られていたとは。
日常と言っても、マンガを読んだとか、映画を見に行ったとか、本を買ったとか、プールに泳ぎに行ったとか、それぐらいしかないのですが。本と言えば、今週は珍しく本をまとめて(といっても3日かけて)買いました。以下買った本と感想です。
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聖竜戦記1〜5(著:ロバート・ジョーダン)
前作の竜王伝説全5巻をようやく読み終えたので購入。まだまだ先は長いです(50巻ぐらいあるらしい)。
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戦術と指揮—命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション(著:松村 劭)
「ビジネスですぐに役に立つ、戦いに勝つための9原則とは何か?」と帯がついているのですが、作者はビジネスマン向けに書いている気はさらさらない本。後書きにも「軍事にまったく関心がない日本の一般的な風潮において、読者数を出版に値するだけえられるのか? 執筆が終わってもその謎は解けない」と書いてあり、本人は軍事本を書く気満々だったようです。読了。
最初の1/3ぐらいで戦術の原則を書き、残りは状況説明→質問(戦術の選択肢)→解答→解説という、Q&A形式で進む本でした。なかなか面白いのですが、終盤ちょっと状況説明が分かりづらく、判断に困りました。
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これからの戦争・兵器・軍隊(上・下)(著:江畑 謙介)
最近の米軍の方向性や思想、実際に導入されたり研究が進められている兵器や戦術の解説などが行なわれている本。現在上巻を読んでいます。テレビのニュースだけでは分かり難い所まで解説されていて面白いです。
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ローポリモデリング—3DゲームのためのCG制作入門(著:海賊屋)
ローポリ好きには有名な、
LowPolyClubのサイトの人の本。ローポリ関係は資料が少ないので、本屋から消える前に即決で購入。
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戦略論大系〈5〉マハン(著:山内 敏秀、編:戦略研究学会)
現在読み進めていますがかなり良書。近代海軍建設に大きな影響を与えたマハンの理論についての本。文章も、この手の本にはしてはかなり分かりやすいです。欄外の解説も非常に丁寧でよいです。このシリーズは他のも読みたくなりますね。ただ、やたら誤字が多いのだけが難点です。てにをはの間違いが数ページに1つはある気が。
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わが子に伝える「絶対語感」—頭の良い子に育てる日本語の話し方(著:外山 滋比古)
外山 滋比古の本は、今でも文章や手紙を書く際に引いているので本屋で手に取りました。そして、面白かったので購入。読了。母乳語、離乳語という概念で、子供の発達段階に合わせた「言葉」を通しての教育方法を紹介しています。きちんと説明すると難解になりやすい内容を、ばっさり切り捨てて表層のみを分かりやすい概念で説明する手法が対象読者に合っていると思いました。Amazonのカスタマーレビューの点数が低いのですが、レビューを書いている人達はこの本の対象読者ではない気がします。点数は3ぐらいが適切かなあと思います。
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不肖・宮嶋 イツデモドコデモダレトデモ(著:宮嶋 茂樹)
これはいいです(断言)。フリーの報道カメラマン宮嶋 茂樹氏の写真集なのですが、戦場から辺境、犯罪者の写真まで、1枚1枚がパワー溢れる怒涛の写真集です。素晴らしい。「宮嶋さんの写真集か」と本屋で何気なく手にとって、パラパラめくって、即購入決定。2200円は正直安いです。いい買い物をしました。
今週購入した本は、だいたいこんな感じでした。