この2日間で、i-appliのシミュレーションRPG(以下iSRPG)のアプリケーション版を大幅改良しました。去年の冬の頃は、ただ単にiSRPGをWindows上の大画面でエミュレートできるというものでした。それじゃあ何なので、今後のことも考えて、以下の点を改良しました。
●アプリケーション、アプレットのデュアルブート
ローカルアプリケーションとしても、Webページ上のアプレットとしても利用できるようにしました。EXリバーシのソースの応用です。
●i505版のデータをそのまま利用可能に
以前のバージョンでは、i504準拠だったのですが、データの作成が面倒なのでi505準拠で統一しました。
●アプレット時も全操作を可能に
データの保存や、サーバー上からのアップデート情報の取得など、一通りの動作を全て実装しました。とはいえ、アプレットなのでファイルの保存はできません。そのため、メモリー上の仮想スクラッチパッドへのデータ保存になってしまいます。もちろん、ブラウザを閉じるとデータは消滅します。
●ローカルアプリ時に指定サーバーとの通信を可能に
ローカルにファイルがない場合に、指定サーバーに自動的にデータを取りに行く仕様を追加。ユーザーの設定でオン/オフ可能。Beeのソースを一部流用。通信対戦をエミュレートするための布石です。PCユーザーとi-appliユーザーが対戦することも理論上は可能。ゲームデータの配信なども、微妙にできたりします。
●各種設定を指定可能に
ローカルアプリ時はINIファイル、アプレット時は起動パラメータで、各種設定を指定可能に。表示領域のアスペクト比や表示倍率を変更したりなど、私しか喜ばないような設定ができるようになりました。
こんな感じで細々と改良しています。
閑話休題:
10月18〜19日の
東京コンテンツマーケット2004のときに、何も新しい物がないのはどうだかなあと思ったので、少しがんばってみました。でも、あのイベントはビジネス系なので、アレゲな話題が分かる人は来ないのが難点です。
当日は
山本さんも来るので、二人でアレゲな話をするしかなさそうです。山本さんはIPAの未踏プロジェクトに採択されているのでかなりアレゲな方です。