週末は、妹の結婚式もあり帰省していました。金・土は門司に帰り、日・月は結婚式等で山口にいました。久しぶりに親戚の方々と会い、色々雑談をして楽しんできました。
●金:移動
●土:実家で仕事
●日:結婚式
日曜(仏滅だけど誰もお構いなし)にあった結婚式は、
サビエル記念聖堂で行なわれました。旧聖堂は火事で消失したので、近代的な建物になっています。個人的には昔訪れた旧聖堂の方が重厚な造りで好きでした。
結婚式は滞りなく進行しました。妹はウェディングドレスに合わせて10cm以上のヒールを履いており、転ぶのではないかと会場全員がハラハラして見守っていましたが無事でした。
さて、結婚式会場でのその他の話です。
結婚式会場では、なぜか伯母達に請われて携帯電話の操作を教えることになりました。みんな電話とメールは私より使いこなしているのですが、Webに関しては携帯電話で見られることすら知りませんでした。そこでクロクロの携帯向けサイトを実例として操作方法を説明しました。
(ブックマークにも入れたので、これでまたWebに下手なことが書けない理由が増えました。まあ、何人かの親戚の方々には以前から時々見られていますが)
携帯の操作方法を教えながら考えたことは、「女性にとって道具というものは何なのか」ということです。女性にとっては、「コミュニケーションのための道具かどうか」が重要であって、そうでない物は優先順位が低いようだなと感じました。服も化粧品も占いも、女性にとってはコミュニケーションの道具ということでくくることができますので。
また、もう一つ思ったことは、パソコン教室ならぬ、高齢者向けの携帯電話教室を開くのも商売になるなということです。ただし、出ている携帯電話の全機種を揃える必要があるのが大変そうです。当然、古い機種までさかのぼる必要もあります。私は機種を揃えるのが嫌なので、ちょっと面倒だなと思いました。
また伯母達とはその他の話、最近の映画の話や塩野七生などの本の話題などでも盛りあがりました。70歳を越える伯母とは、パソコンの話もしました。うちの父はパソコンを使えませんが、伯母はMacもWindowsも使える人です。私が学生時代の頃は、白黒ディスプレイのMacのノートパソコンをお下がりで頂いたりもしました。なので私よりパソコン歴が長いです。そういう伯母を見ていると、70代はまだまだ若いなと思いました。
結婚式会場の列席者で一つ気になったのは列席者の年齢です。妹の旦那側は若い人も多かったのですが、こちら側は平均年齢が高めで、私が一番若いのかという状況でした。
私が一番若かったら嫌だなと思っていましたが、幸い私よりも若い人がいました。従兄弟の娘さんです。身長が高いので小学校5〜6年生かと思っていたら、小学校2年生で身長140cmとのこと。当然クラスで最も背が高いそうです。私は他人の容姿を誉めることはほとんどないのですが、素直に美人と断定できる造形をしていたので感心しました。将来どういう風に成長するのか、経年変化による差分を見るのが今から楽しみです。
●月:観光
月曜は伯母達や両親と山口観光でした。親戚で観光などは滅多にあることではないです。
最初に国宝の
瑠璃光寺五重塔に行ったのですが、桧皮葺の渋い姿がよかったです。大きさを感じさせない、周囲と調和した外見だったので、実際の寸法を聞いて全員びっくりしました。見た目より遥かに大きかったです。また初見したとき、東山文化ぐらいの時代の雰囲気だなと思っていたのですが、実際の建立は1442年とのことでしたので、40年ほどずれがありました(銀閣寺造営工事開始が1482)。当時の京都と山口の文化交流がどの程度だったのか分からないので、誤差の範囲内なのかどうか、そもそも影響を受けていないのか推定不能だなと思いました。
そのあと雪舟庭でぼーっと庭園を見ながらくつろぎ、伯母の出身校の山口県立大学を見て、私はそこで新幹線に乗りこみ帰りました。
土曜日に台風が上陸して、全員無事に結婚式に来られるかと心配でしたが、どうにか全員出席できました。翌日の観光も特に事故もなく終わりました。何事もなくよかったです。