2004年10月21日 04:57:02
10月18、19日に開催されたコンテンツ・ベンチャーの見本市の「東京コンテンツマーケット2004」に出展してきました。今年は去年よりも出展希望者の倍率が高く、審査も厳しかったそうですが、うちの会社は幸運にも出展させてもらえました。選ぶに値する仕事をしていると判断されたのでしょうか。うちのようなミニマム・カンパニーにはありがたいことです。
会期中の来場者は初日4091人、2日目5841人で、合計約1万人だったそうです。会場が広いせいか、シンポジウムに人が集中しすぎていたせいかは不明ですが、会場はそれほど混み合っていませんでした。シンポジウムは面白そうだったのですが、展示ブースからはまったく見えないので、何をやっているのかさっぱり分かりませんでした。勿体無い。
さて、弊社のブースです。昨年はあれもこれもと展示して、準備も3日かかり、散漫になっていた感があったので、今回は非常にシンプルにしました。「i-appli向けシミュレーションRPG」とそのベースになっている「汎用シミュレーションRPGエンジン」、そして「i-appliとWebで同じアプリで遊べる環境の実現」この3点に絞りました。おかげで、準備も1日で済み、訪問者の興味も絞られ、アピールがしやすかったです。
昨年と今年の大きな違いは、来場者の質だった気がします。前回は割りと冷やかしの訪問者が多かったり、ピントの合わないことを言う人が多かったのですが、今回は具体的な話をする人や、相応の知識を持っている人が多かったです。前回の経験から、技術トークはできないだろうと思っていました。しかし予想外に「汎用シミュレーションRPGエンジン」に興味を持つ人が多く、さらに技術的な話が成立する訪問者も多かったです。これは準備段階で考えていなかったので意外でした。
また、1日目の懇親会では、横浜のクリエイターや会社の方とも交流を持て、2次会にも飲みに行くことができました。去年は特にそういうこともなかったので、これも大きく違った点だなと思いました。
ここからどれだけビジネスに繋がるかは分かりませんが、それなりの成果があったのではないかと思います。少なくとも前回の東京コンテンツマーケット2003よりは得る物が多かった気がします。