今週末までの予習として、「巨大な虫が凄い勢いで人間を虐殺する映像」を見ておく必要があったので、それなら見るのは「スターシップ・トゥルーパーズ」だろうということで、昨晩DVDを借りてきて観ました。
いやー、噂には聞いていましたが凄いです。撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ、ひたすら鬱になるぐらい撃ちまくって延々と人と虫が殺し合う。敵の虫は人間よりも大きく、これでもかというぐらいわらわら出てくる。奴らは、さくっと人間を真っ二つにしたり貫いたりします。凄い勢いで。
また、回を追うごとにどんどん特殊な虫が出てきて、火を吐いたり、空を飛んで首を刈ったり、脳みそをちゅるちゅると吸い取ったりして、やりたい放題です。
主人公がまたへたれで、同級生の恋人のために一緒に軍隊に入隊したら、彼女や友人は将校コースで自分は機動歩兵部隊に配属、つまり一兵卒。身分違いの恋になって挙句にふられる。
機動歩兵部隊は、ワープできる科学技術を持った時代なのに、なぜかマシンガンを抱えて、生身で巨大虫に特攻する役目。わーっと攻めて行って、あっと言う間に全滅します。「今回の死者30万人、チャララッチャチャ〜!」とかさらっと出てきます。
なるほど、狂気乱舞する人達がいるのが分かる、超B級ブラックムービーです。ある意味凄く不謹慎な映画ですが、非常に面白かったです。ロボコップに似た演出が多いなと思ったら同じ監督。納得です。(ロボコップは好きなので、
こんなのを過去に作ったりもした)
しかしまあ、この映画の1番の悪役は、凶悪な虫共じゃなくてヒロインですね。かわいい顔して天然で悪女です。酷い女だ。