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2005年04月30日 02:54:48
後輩の酒氏が泊まりに来ました。というわけで、漫画、映画、mixi関係の話題を7時間ほど話していたのですが、漫画関係で色々と酒氏相手に話したことをメモ。
エロ漫画系。
・15年前くらい、うたたねはやはりエッジだった。
・猫玄は骨盤の漫画家で、摩訶不思議は脂肪の漫画家。猫玄の決め絵は反りで、摩訶不思議の決め絵は前屈。
・mixiで18禁お姫様コミュを見に行くと、コミュ管理人が龍炎狼牙だったので納得。
・最近のエロ漫画はぬるい。入門者向けか、中級者向けの漫画がもてはやされている。エロ漫画に大切なのは、絵が上手いことではない。そういうのは数年で飽きる。2次元でしかできないことを追求することが大切。男性のエロ心を衝くエロとは落差。残酷にならないラインで、落差を描き、実写では表現できないことを追及したエロ漫画こそが期待される。
・表現と現実を認識できない、メルヘン系市民団体による表現規制運動は困りもの。表現をエロから切り離そうという短絡的考えは、文化史、芸術史を根本的に理解していない、教養不足の近視眼としか言いようがない。
・次のコミケでは、RAITAさん(絶対少女)の本が欲しい。過去も全部サルベージしたい。
一般漫画系。
・和月は週刊向けではなく、月刊向けの漫画家なのでは? 最適ページ数は60ページぐらい?
・あだち充は中、長編向き。短編は高橋留美子が神。
・あだち充の今度の連載は、KATUで現代的スピードをマスターし、さらにデータベース理論を駆使した姉妹丼的状況を提示しているので、どういう攻めを見せるか楽しみ。
・赤松はネギまっ!の第1回の時のモブシーンが最高だった。ラブひなと違って、誘いのキャッチボールでなく、提示のキャッチボールをしているのが、作者の企画会議の模様が毎回推理できて面白い。
あと、NHKネタでは以下のことを熱く語りました。
・田中久重はやばい。神。ガツンとやられた。理系の人間にとっては血液沸騰系。
映画ネタでは、黒澤明のアレゲな話をして、やっぱりやべえというネタを語りました。あとは、戦車映画最高という話。吉田戦車の文章はいいのですよ。