2005年10月05日 17:17:23
映画「シカゴ」のDVDを9月の中旬ぐらいに見ました。普通に面白かったです。アカデミー賞受賞の映画ですしね。
ミュージカル系の映画なので、音楽とダンスが魅力的なのですが、ストーリーもなかなかパンチが効いていてよかったです。登場人物たちがみんなしたたかです。最後の場面はそのしたたかさに思わず、ニヤニヤしながら見てしまいました。
ストーリーは以下の感じ。
二人の女殺人犯が刑務所で出会った。一人は売れっ子シンガー「ヴェルマ・ケリー」。もう一人はシンガーを目指していた「ロキシー・ハート」。彼女らは「女を必ず無罪にする」ということで有名な敏腕弁護士「ビリー」に弁護を依頼する。
ビリーの得意な闘い方は「マスコミの徹底活用」。被告を大々的に世間に売り込み、同情を勝ち得て陪審員の心を掴む。初めはヴェルマを一躍時代の寵児にしたビリーは、今度はロキシーをスターにする。
二人の女の戦い、踊らされる民衆。プロデュースするは弁護士ビリー。そして戦いの舞台はいよいよ法廷に。裁判のあと、ロキシーとヴェルマの反目は、意外な結末を迎えることになる。
ふてぶてしくも、したたかな、二人の女と一人の男の駆け引きが楽しい映画でした。
さて、超個人的な感想。
ロキシー役のレニー・ゼルウィガーの体が薄すぎてダンスを踊っても迫力がないです。腕も脚も細いし胸もないので、必死に踊っている感じはするけど、見てて美しいものではないです。顔もそんなに可愛くないし。
対してヴェルマ役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズはよかった。めりはりの利いた迫力のある肉体と押しの強い顔で、こういう映画には持って来いという感じの画面映えをしていました。
やはり、ダンスにはそれなりの肉体美が必要だなと思いました。