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2005年10月06日 22:52:46
 9月の中旬に、映画「メメント」のDVDを見ました。公開当時より、設定を聞いて「滅茶苦茶見たい映画」だったのにも関わらず、機会を逸して見られなかった映画です。面白かったです。



 設定は以下の通り。

 妻がレイプされ殺されたショックで、短期記憶に障害が生じた主人公レナード。彼は、その事件以前の記憶は普通に持っているが、新しい記憶は10分経つと全部忘れてしまう。

 そのために、ポラロイドで写真を撮り、メモを取り、本当に重要なことは体に刺青をして記録する。

 彼は妻の復讐のために、ジョン・Gという犯人を追い続ける。

 不確かな記憶、断片的な記録。それらを手掛かりにしながら、事件は逆回しに進んでいく。

 ……という非常にトリッキーな映画です。

 まず最初に、レナードが達成した復讐の場面が逆回しで提示される。それからどんどん、断片的なシーンが、逆の時系列で進んでいく。そのうち映画を見ている観客は、レナードが果たした復讐が、実は誰かの陰謀なのではないかと気づく。

 疑心暗鬼の始まりです。

 時間が戻れば戻るほど、登場人物たちのなかで疑わしい人物が次々に入れ替わる。疑いは膨らんでいき、最後のシーン(事件の発端)までたどり着いたとき、観客は「あっ!」と思わず声を上げる。

 そういった、映画好きが非常に喜ぶ、かなり濃い映画でした。



 いや〜素直に、面白かったです。

 でも、映画慣れしていない人は、「意味分からない」とか言いそうだなとも思いました。

 さて、DVDには監督のインタビューも収録されており、これがまた面白かったです。

 この映画のアイデアは、監督の弟から得たものだそうです。弟は小説家で、彼から新作小説のアイデアを聞いて、「ぜひ映画化させてくれ!」と、プロットの段階で許諾を得たとのこと。

 映画監督の兄に、小説家の弟。なかなか濃そうな兄弟です。

 「バッドマン・ビギンズ」も好評だったので、この監督は、ちょっと注目しないといけないなと思いました。
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