2005年11月09日 01:15:25
映画「ビートルジュース」のビデオを10月上旬に見たので感想です。
ゆるいけど、面白かった。
ティム・バートンの代表作であるにも関わらず、今まできちんと見ていなかったので、この機会に見ることにしました。
粗筋は以下の通り。
田舎町に住む若い夫婦。彼らは死んで幽霊になった。
彼らが住んでいた家には新しい一家が引っ越してきた。事業家の父親、前衛芸術家の母親、彼らの娘の不思議少女。
そしてこの母親が、2人が大切にしていた家を前衛的に(悪趣味に)大改造。
「どうにかして追い出さないと!」幽霊2人は奮闘する。でも根が優しい彼らはうまく脅かせない。
そこに「バイオ・エクソシスト」と名乗るベテルギウスというトラブルメーカーがやってくる。彼を雇うには名前を3回呼べばよいという。
夫婦はベテルギウスに頼らずに、家族を追い出そうと頑張る。だが、不思議少女と仲良くなってしまっただけで、目論みは成功しない。
うまく行かずに悲観する夫婦。そして幽霊の存在を知った少女の両親は、幽霊2人を捕まえて見世物にしようとする。
あっさりと捕まる幽霊夫婦。そんな彼らを助けるために、不思議少女はベテルギウスを呼び出した!
……こんなお話です。
ティム・バートンらしい変な造形のものがわんさか出てくるアットホームなゴースト・ストーリー。不思議少女役のウィノナ・ライダーが小さくて可愛いです。
なぜ、題名が「ビートルジュース」なのかは、映画が始まって少し経つと分かります。なるほど、そう読むのかと。
古い映画なので、進行がゆるく、脚本もゆるゆるなのですが、話自体がウィットに飛んでいて面白かったです。
何よりも、幽霊夫婦の「いい人」っぷりがよかったです。今でもそこそこ楽しめる映画だと思いました。